ハネケンさん亡き後の『題名のない音楽会』の
行末が不安な今日この頃
唯一楽しみにしているのが『クィンテット』。
教育番組のパペット主体の10分間の番組だが、春休みから嵌っている。
毎朝すごく楽しみ。
「ハッチポッチステーション」と同じデザイナーのパペットが愛らしいし、
短いスキットが親しみやすく、テンポ良く、オチも効いて楽しい。
パペット＋ホントの人間（音楽担当の宮川彬良さん）のミニコンサートは、
ポピュラーな曲を、さまざまなアレンジで聞かせてくれる。
（パペットたちが室内楽団の設定）
『貴婦人の乗馬』なんて、ウマのいななきや競馬のファンファーレを
トランペットで入れたりして、思わず顔がほころんじゃう。
アレンジはしても、原曲のイメージを損なわず、増幅させてくれる方向。
だから、この番組で初めて聞いた曲を、原曲のまま改めて聞いても
新鮮な驚きはあっても、がっかりすることはないのではと思う。
どこかのCMのように、大好きな曲が絶妙な、
でもなんともいえないタイミングで使われて、
脳内イメージが消えなくて泣きたくなるなんてことは ないだろうな。
最近、ドラマ版『のだめカンタービレ』のDVDをゲットして見まくっている。
このドラマのBGMは、ほとんど原曲のままのクラッシック。
おおむねその場面場面のイメージにぴったりで、すごく効果的なのだが、
ミルヒーのイメージソング（？）『ロミオ＆ジュリエット』の
キャピレット家のテーマがあまりにどんぴしゃりで、
他でこの曲をきくと、あの竹中直人の強烈な面相が浮かんでしまう(^^；）
そういう人、多いのではと。ご愁傷様。
でも、ミルヒーと理事長（秋吉久美子）の再会場面の『タンホイザー』は
ツボだったなあ。（^o^）
