みっかぼうず。

ものぐさ&ぐ~たら三日坊主の、ドラマ・映画・本のオボエガキ&おりおりの記録。

転勤って当たり前?

2018-09-26 10:08:51 | 日常あれこれ
新聞を読んで、はっとした。

父はいわゆる転勤族だった。
だから私は、小学校で3回、中学校で2回転校した。
幸いにも、転校生だからといって嫌な思いをしたことはない。
表向きはおしゃべりで物怖じしないように見えるので、
転校してもすぐ友達もできた。

でも、大人になった今でも付き合いが続いている人はいない。
その場その場でなんとかなっても、
転校したその後、どう付き合っていいのかわからなかった。
転校先で自分の状態は変わっているのに、
前の学校では、自分がいなくても変わらない状態があるというのが、
すごく辛くて、やっぱり転校は嫌だと思った。
しかし、それを言うと、親の生き方を否定するような気がした。
両親の生活があって、子供である私が生かされていると思ったから。
お父さんが転勤になったら、引っ越して転校するのは当たり前。
でも、今になって思うと、やっぱり転校したくなかった。
引っ越ししていなかったら、友達との付き合い方も違ったかもしれないと。

だから、自分が親になった時に、一番子供に臨んだのが
幼馴染がいてほしいということ。
大人になっても、思い出を共有できる友達がいてほしい。
そうなるよう、住まいを定める時に、
場所やタイミングをものすごく考えた。
長男の中学入学のタイミングで今の家に転居した。
元の家と、歩いても30分くらいで行き来できる。

長男は小学校の友達とは離れてしまったが、
中学、高校と友達ができた。
次男は2つの小学校を経験したが、
サッカーチームを元の家の幼稚園からの方に所属したので、
ずっとてつながる友達がいる。
引っ越し先の小中学校の友達とも続いている。
息子たちが実家に帰ってくるのは、友達と会うためだ。
小2で転校した娘は、幼かったので元の場所をあまり覚えていない。
でも引っ越したここで、彼女がつらい時に支えてくれる
幼い時からの友達に恵まれた。
ああ、良かったなと素直に思っていた。

でも、今朝タイトルを読んで、こんな感覚があるのか、
こんな感覚を持っていいのかと衝撃だった。
そして、子供たちにとって、今まで良かったと思い込んでいたのが、
本当は良かったのかなと、ふと、揺らいでしまったのだ。

良かったと感じるのは、「転勤は当たり前」という私の感覚にもとづいての
私の経験を踏まえてのことだ。
その、当たり前と思っていた事が、そうじゃなかったかもしれない。
いや、私の子供時代はそうだったのかもしれないけれど、
子供たちの世代は、違っているのかもしれない。

私が今まで感じてきたことって、何だったのだろう。
私のしてきたことって、どうだったのだろう。
私の今までって、何だったのだろう。






そだつかな、育つといいな6(終)。

2018-09-23 17:41:59 | おりおりの。
6月15日に初めてアップしたふうせんかずら。
緑色ならぬ茶色の指の主が、それなりの愛情をこめた成果。

無事、ふうせんが茶色に熟した。
鉢全体としては、本当に数が少ないけれど、



がんばって実をつけてくれた。
思い切って採ってみた。



右側は、取る時にくしゃくしゃになってしまった。
そして、いよいよ中身!



一つの袋にひとつずつ、ちゃんと入っていた。
(後日採取した別の苗の実には、一つの袋になんと3つ入っていた)。
なんか、逆目玉みたいね。


無事、種を取ることができた。
これで、来年もまた、挑戦することができるわ。
らいねんは、もう少しのびのびと植えてやりたいな。
毎日成長していくものを追っていくのは、
本当に日々の癒しになっていた。
猛暑にめげず、そだってくれてありがとう。
楽しませてくれて、ありがとう。

ベランダに秋到来。

2018-09-18 09:27:51 | おりおりの。
あの猛暑時に比べ、外の気温はだいぶ涼しくなった。
でも、日差しはまだまだ暑い。
それでも確実に季節が進んでいると実感することが。

猛暑の間はずっと室外機の下で息をひそめていた、我が家のカメ。
暗くなってエサをやる時にも、全く身動きしていなかったのが、
涼しくなった途端、ベランダを徘徊するようになった。



日差しがきつくても、あちこち動き回る。
私がベランダに出ると、後を追いかけてくる。
立ち止まると足の上に乗っかってきたりする。
網戸に絡んで、部屋の中にモーションをかけたり。
網戸があくと、即寄ってきて部屋に入ろうとしてみたり。
エサの時間帯になると、いそいそと(のそのそと?)駆け寄ってくる。
そして久々見たのが、この姿。



「サンダルかめ」。

日差しがあれば、真冬でも気持ちよさそうにくつろぐ、カメの一番カメらしい姿。
洗濯物を干そうと網戸を開けて、サンダルの上にこの姿があると、
あきらめてとなりの部屋の網戸からベランダに出なければならない。
そうすると、きづいたカメがその隣の入り口に寄ってきたりする。
私は、また元の入り口にもどる。
そうするとカメもまた、戻ってくる。
濡れた洗濯物を抱えて、しばしカメと追いかけっことなる。

真夏には、こういうことなかったなあ。
こんな時、植物や動物は、やっぱり人間よりも優れた感覚があるなあと
しみじみ思う。

勝手に「秋」到来の使者認定。

2018-09-11 09:26:08 | おりおりの。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉が好きだ。
毎年、暑さ寒さに耐えるよすがになっている。

とはいえ、ここ何年かの異常気象。
従来の「春夏秋冬」の区別がぼやけてきて
いきなり「夏!」いきなり「冬!」の感があるが。

そんな中で、やっぱり植物はすごいと思えるのが
「彼岸花」。
文字通りお彼岸あたりに花開く。
時にその時期がずれるが、実際の暦にかかわらず
この花が見られる頃には残暑に代わりまさしく「秋」が来る。

今年も発見!昨日の画像。
やった、まだまだ昼間の日差しはきついけれど
秋が来るんだ!と喜んだら、
今朝は本当に秋が来てしまった。
さすが。

この次見る時には、きっと咲いているだろうな。
今年の夏は、本当に本当に暑かった。

さあ、秋だ!

そだつかな、育つといいな5。

2018-09-08 10:54:47 | おりおりの。
たった一つの小さな芽から育った、我が家のふうせんかずら。
こんなにもっさり(笑)茂っている。



あまりに混みこみし過ぎなようで、来年は一鉢に一苗かな?
などと、先走って考える。







そのためには、実がなって、種を作ってもらわねば。
こちらも、たった一つの小さなふうせんから始まり、
気づけばこんなふう。



三つの鉢のうち、一つは残念ながら、花は咲いて茂れども実はならずだけれど。




いい加減な育て方だけど、こうして育つと嬉しい。
毎日毎朝、しげしげ眺めている。
やっぱり可愛いなあ、ふうせん。



サクラの伐採。

2018-09-07 09:20:35 | 日常あれこれ
近所に八重桜の並木がある。
ソメイヨシノが終った頃に咲き始める丸い花を
うちではポンポン桜と呼んでいる。

久しぶりに並木を通ったら、こんな張り紙が。
すべての樹についていたわけではないが、
少なくとも数本に張られていた。
見たところ、ほかの樹と何も変わったところはない。
たぶん、花の時期も、きれいに咲いていたはず。
なのに、切られちゃうんだ。

この地区に住まって10数年。
引っ越してきたときにはすでに見事な桜並木になっていた。
それを、ばっさりか。
たぶんそれが樹のため、他の樹のため。
切った後も、そのままにはせず、
代わりの樹を植えてくれるだろうけれど。
それが同じように育つまでには、何年かかるだろうか。

その頃私は、私の身近な人たちは、
どうなっているだろうか。














5月~8月の覚書。

2018-09-04 18:20:38 | 覚書
4月頃、どういうわけかスマホに貯めておいた記録が吹っ飛んでしまった。
けっこうショックだったが、気を取り直し、5月の記録から。


★5~8月に読んだ本

・神様のカルテ3
・荊の城(ウォーターズ)
・いつかの花 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(中島久枝)
・残るは食欲(阿川佐和子)
・半身(ウォーターズ)
・エアーズ家の没落(ウォーターズ)
・湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ(中島久枝)
・金メダルのケーキ(中島久枝)
・老いと収納(群ようこ)
・死体をどうぞ(セイヤーズ)
・古手屋喜十 為事覚え(宇江佐真理)
・雪まろげ 古手屋喜十 為事覚え2(宇江佐真理)
・彼岸花(宇江佐真理)
・間違いの悲劇(クイーン)
・バラドックス13(東野圭吾)


★1~3月に見た映画

・オリエント急行殺人事件
・嘘を愛する女
・Kalafina 10thアニバーサリー

★4~8月に見た映画

*未来のミライ
・雨に唄えば
・グリース
*マンマ・ミーア!ヒア・ウィゴー