変わったことは、やっぱり変なこと。

先週の月曜に入ったお宅のダンナさん。OVER 80。
奥さんに頼まれて、通話中の電話の子機を渡しに行った。
たまたまテレビがついていてうるさくて、リモコンを探していた。
はい、電話です。と渡した子機を、一生懸命押していた。
「子機」が何だかわかっていない。
あれ、この人こんなだっけ？ちょっと変。とうっすら思った。

今日同じお宅に入ったら、ダンナさんが「脳梗塞」だと言われた。
それまでも風呂のつけ方がわからなくなったり、
あかりをつけっぱなしにしていたりしていたらしいけれど
さすがにこれはおかしい、と奥さんが思ったのが先週の月曜。

そう、あれはやっぱり前兆だったんだ。
私のように、一週間のうちのたった２時間接するだけでも
変わっていると思えたことは、やっぱり変なことだったんだ。

幸い大事には至らなかったけれど、原因が不明なまま
体が不自由になりつつある奥さんとの二人暮らしには黄色信号。
「あなたはいつも元気だから、こっちまで元気になる。」と
いつも言ってくれる二人。
私こそ、掃除に行くだけでも、お邪魔するだけで
いろいろ感じさせられることが、たくさんある。

変わったことは、やっぱり見過ごしてはいけない。