モノレール。

昨日用があってオパールと出かけた。
出先は、最寄の交通機関がモノレールの駅という場所。
それもぶら下がり式のモノレール。
普通の電車のように地を行くものしか知らないので、
本来の用事そっちのけでワクワク。

駅からが～っと高い場所にレールが連なっている。
あんなのに何両もの車体がぶら下がって、
しかもお客がいっぱい乗って。
落ちない？
飛行機だってあんな重いものが空を飛ぶことが
何度乗っても不思議でしょうがないけれど、
それと同じくらい、素朴に疑問に思って、
飛行機以上に乗るのがおっかなかった。

最初は思ったほど違和感はなかった。
空中を行っている感覚はあまりなかった。
ものすごく高い所を走るわけではなく、
頭上に恐怖を感じない程度の高さだから？
でも、そのうち妙なことに気づいた。
アップダウンがあるのだ。
もっと言うと後部車両から前部車両の位置が違うのがわかるほど。
これは地上を走る乗り物ではありえない！
と思ったとたんに、すごくこわくなった。

かなりのスピードが出ていたし、かなり揺れた。
なんとなく遊園地の絶叫マシン的なノリ？
レールから外れそうで気が気じゃない。
これ、落ちたら絶対恐い。
それに、傍から走っていくのを見るのも、かなり恐いと思う！

何よりも、これを日常の足としてしている人々がいるというのが
なんだか不思議だった。
自分の頭の上を（歩道の上を通っていく箇所がある）
自分の家のすぐ裏を（家の庭先を通っていく箇所もある）
ガガ～ッとぶら下がって疾走していくんだから。
いろいろな所に、人は住んでいるんだな～。