転移がんから復活、畑も止めず耕し,今年も旅や釣りがしたい・・

野遊び行跡ブログが'09年背中の激痛で入院、腰椎への前立腺転移癌!'25年には肺癌を超えて罹患率一位か原因は牛乳・肉食?

‘11年最後の診療は最小値キープ

2011-12-27 | 病状日記

今年最後の診療へ行った。

一番気になるPSA値は測定可能最小値の「<0.008」と変化せず、その他ALPやALT等20数項目も異常なしだった。わずかに糖判定量が「3+」と突出していたが、おそらくこの頃、日本酒の摂取量が多めだったのだろう、先生はなにも言わなかった。(先生は以前、うちのカミさんの「お酒はイケマセンよね?」との念押しに「全然関係ありませんよ」と真っ向から否定したことがある・・多分、相当の呑んべい!)

 

「経過は良好ですね、いいですよ」と先生。

そこで自分は、「一年間最小値が続いたので、来年の5月を待たずに治療をいったん中止して、以降、2、3カ月毎の検査だけで経過観察し、もし、状態が変化したら再治療することはできないでしょうか」と提案した。

 

主治医は「28カ月の治療経過からして ここで投薬中止はできない、が、注射を中止して内服薬だけを続行して経過を見よう」と、折衷案のような答えがあった。

 

つまり、細かい話はなかったが、ゾメタ点滴注射とリュープリン注射を中断して、カソデックス/日一錠 は続行ということである。

 

ゾメタは、骨転移箇所の修復とがん細胞からの骨防除効果だから がん細胞が僅少になったいま 新たな転移の可能性は低いし、激痛を伴ったかっての転移箇所の第3腰椎も完全修復されているので、あとは「再燃」が何時頃あるか、といった予測し難い状況から今後を観察することになる。

 

(以下抜粋、備忘のため)

 リュープリンは、進行した前立腺がん治療に使用されるLH-RHアナログ剤と呼ばれるホルモン剤の一種です。LHとは「黄体形成ホルモン」のこと、RHとは「解き放すホルモン」のこと、アナログとは「類似品」のことです。

つまりLH-RHアナログ剤とは、黄体形成ホルモンを放出させるホルモンと同じような働きをする類似薬品のことです。脳の視床下部から放出されるLH-RHは下垂体前葉を刺激し、性腺刺激ホルモンである黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモン(FSH)を分泌させます。

 LH-RHアナログ剤を投与すると、本来LH-RHが取り込まれるはずの脳下垂体の鍵穴(レセプター)に取り込まれ、本物のLH-RHの取り込みを抑制させるので、結果的に卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌が低下するのです。

 

 前立腺がんの発症・進展はテストステロン(男性ホルモン)に依存しています。テストステロンはLH-RHにより刺激を受けて、精巣と副腎から分泌されます。

そこでリュープリンを投与してLH-RHの取り込みを抑制し、テストステロンの生産を抑えて前立腺がんの進行を抑えるのです。

治療効果は従来から行われていた精巣を摘出する去勢術と同等程度です。

前立腺がんの場合、前立腺の皮膜より外に浸潤した進行がん(T3T4)がLH-RHアナログ剤による治療対象となります・・・・・http://www.gsic.jp/medicine/mc_01/leuplin/                     

 

カソデックスは、前立腺がんがアンドロゲンを利用出来ないようにする働きを持ち、抗アンドロゲン剤と呼ばれています。つまりがん細胞のアンドロゲン受容体をブロックすることでアンドロゲンの働きを抑え、結果 がん細胞の増殖を阻害するのです。

 

カソデックスとリュープリンとの併用で77.5%の奏功率が出ます。

また、リュープリンは精巣を摘出する去勢手術と同等程度の効果があります・・・(以上、抜粋終り)

 

 

さて、先生は、「間歇療法」のことには一度も言及しない。

 

経過良好ならば、薬効をすこしでも延長させるためにも、ホルモン療法の限界でありいずれは起きる「薬に対抗するがんの耐性=薬が効かなくなること」への布石として投薬を中断しても良さそうな気もするのだが?

 

それとは逆に、もし、仮にリュープリンは続けてカソデックスを中止した場合の結果との相違、或いは、すでに「骨転移、ステージⅣ、GS7、D2、中分化」である自分のケースには間歇療法は遅きに失したことで、当てはまらないのか?等、不明なことがあるが、幾多の症例を扱っている先生の判断であり、その決定はお任せとした次第である。

 とにかく、今まで毎月2本の注射があり、採血月には計3本の注射には閉口していたので、注射が採血の一本だけになることにはホッとする思いである。

 

(最近の食事など)

基本的に大きな変化はなく、

朝食は玄米、胚芽米の混合米が主食(茶碗一杯)。野菜は数種類でキャベツ等多めの温・蒸野菜が主体。他にみそ汁、アジ干物等、納豆、海苔、漬物。

昼食は麺類が多い。

晩は和風鍋など。

 

食材は、豚・牛肉、牛乳、乳製品全般を用いない、テンプラなど揚げ物は食べない、

鶏肉、鶏卵を少なめ、魚介、豆乳ヨーグルト、ニンジンジュース(今は週2,3杯・冷たいので)、

他に、ビワタネ2粒、うこん錠剤、キクイモ一個、竹炭粉を耳かき一杯ほど、和菓子・時々食べる(止められない)、

主に焼酎のお湯割り2杯ほど晩酌。

 

飲用水は、水道から直に飲んだり使用したりせず、浄水器で濾過または沸かして使う。  

他に遠赤外線マットを布団の下(腰部辺り)に敷き暖房を兼ねる。

 



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1 コメント

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ホルモン療法後再燃に対抗薬 (anker77)
2012-03-03 17:30:55
メモ・
前立腺がんは比較的活発ではないがんですが、ホルモン療法の後がんが再燃して活発化するのもめずらしくありません。 そのときはホルモン療法も有効でなくなり、良い治療法はありませんでした。

その対抗策として新たにアビラテロンが注目されています。

ホルモン療法との併用でも治療後の再燃活性化の際でも期待が持てます。データ的にはPSA値が5割ほど低下 したケースもあります。

アビラテロンは男性ホルモンの一種を阻害することでPSA値の改善に役立つそうです。
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