自分の末期がんの原因には、当時、医師は、「不明、しかし、一般的には食の洋風化が主要因」との診立てだった。そして、(転移してるから)投薬による延命治療しかできない「D」ランクです、「しかし、ナニ食べてもいい、酒も今までとおりOK」(これがいまだに解せない)、との治療方針だった。
で、4年経って、・・・結局、今では、医師の意見は「半分だけ聞く」ことにしている。
従って、投薬も、注射(リュープリン、ゾメタ)は止めて、カソデックスの服用だけである。中止にさいして、医師は、「再燃するから続けていかないとダメだ」さらに「薬の効果が無くなれば 次は放射線で」と、まるで悪化の一途を予見するかのごとく主張した。
プロを相手に議論しても負けるので、「ガン保険に入っておらず、カネがないから今の治療費(¥40000/月)は続けられない」と言った。そうこうした結果、いわばナカを取って、現状の飲み薬だけ、に落ち着いた(経緯)。(担当医は、マジメで経験豊富、決して悪徳医でない。投薬が主体の現代治療だから、予め 医療行為には すべからく「条件付け」されているのは致し方ないことなのだろう・・多分)
素人の自分的に、薬は、当面の悪化状態から回復をはかるため、いわば毒をもって毒を制する「必要悪」とわりきり、根本治療は「食生活習慣の改善」と心得え、野菜を主体にした食事を継続して4年が過ぎた。
さて、医師もいろいろで、専ら手術やクスリをもって病気に立ち向かうタイプと、西洋医学分野に席を置きながらも医食同源を重視して、所詮「手術・放射線・抗がん剤」は延命療法であり、日常の食事などから、問題となる根本的な原因を探し出し、根治をはかろうとする医師がいたりもする。
「手術は成功した」、と喜んでいた患者が、数年後再び入院したり手術したり、最悪 逝ってしまうケースがあるのは、術後、食事などの生活習慣を変えなかったばかりに、元に戻ってしまうケース故だろう。
書籍「今あるガンが消えていく食事」著者:済陽 高穂(わたようたかほ)医師、は現代医学に限界を見て「食事」(療法)に可能性を見出した医師のようである(まだ読んでいないが)。
同様に、最近の医療現場で、従来型の入院・手術・抗がん剤のパターンに疑問を持ち「考え、実行する」医師が次々出てきている。「ナチュラルパレオダイエット」の崎谷博征医師の思想・医療も学びたいところである。(但し、個人的には、再び「持病」が再燃、再発してきたら、つまり必要に迫られたら、のことになるだろう)
日本の簡易保険会社には がん保険の営業を認めず、外資保険会社には 現在も将来も一層有望な分野(がん患者が激増するから)を任せる、というヘンな日本社会になっていく。二人に一人ががん患者の時代とはどうやら本当のようだ。それは自然現象などではなく、そういう意図が見えないだろうか。
第二次大戦後、戦争で余った化学物質を 農薬や化学肥料へ転用した。その結果、土壌中の細菌や微生物を殺したため、農業は、農薬と化学肥料を使用するのが当然の有様になり、土壌中の細菌が合成するビタミン含有が少ない野菜ばかり摂取することになった。むろん、見栄えとか外形ばかり気にする消費者にも一端の責任はあるけど・・
この戦後の動向にトドメを刺す完成型が「資本の論理」優先の「TPP」であろう。化学肥料や農薬使用の国内農業が輸入品に席巻されて壊滅しても、遺伝子組み換え食品が続々と市場に流通し、農薬使用の表示など どうでもよくなっていけば、がんや脳梗塞などの成人病、生活習慣病患者が増えることはあっても 減ることはないだろう。一方では放射能汚染からも逃げられないし・・
病人にとっては、いったいどこの医療体制、どの先生がいいのか?迷うところだが、「がんビジネス」と冷静に向き合うためには 一応の勉強と自己防衛が必要な昨今の様相である。
ともあれ、病気ばかりに関わっていたくないのだよ、と言えるほど回復した(つもり かも!)。
ロイヤル・レイモンド・ライフ博士の「ガンは光(振動数・周波数)で簡単に殺すことができた!」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=300231