3か月間の投薬中止の結果は、これまで安定していたPSA値が、「<0.008」から「0.451」と50数倍も跳ね上がった。
「クスリ再開だね」、予想どおり、というように主治医は言う。
「なかなかしぶといですね~。はい、わかりました」と応じる。
食事をはじめ生活習慣はナニも変えてないので、従来のカソデックスを投薬することでPSA値は急降下するだろう、多分。また、投薬中断の結果、薬効をいったんリセットしたから、薬効は新規スタートとなり、かつ持続するはずである。つまり、耐性がんの出現をいくらかでも遅らせたのではないか?
一面、内心では、薬を止めてもPAS値は動くことはなく、つまり、事実上「治癒状態」の結果、に期待をしていた。が、現実はそんなに生易しいシロモノではないようだ。
かくて、療養生活は振出しへ戻った。あまり不摂生はできない と戒めるが、日常はナニも不自由はない。「あんたとは、一生のお付き合いが確定した」ことを 今更ながら思い知る。
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勉強中なので明確な方策はできていないが、身体のダイエット法を試行錯誤中である。直接の動機は胴まわりのゼーニクが顕著になってきたことだが、まがりなりにもQOLを落とさず普通の生活状態を維持していたいことや、近未来の医療制度が、TPP加盟により早晩アメリカ型に変質するだろう、すると低所得の慢性病患者の多くは医療費に耐えられず自己破産するケースもありえることだから、現状の国民皆保険の制度が崩壊するのは他人事ではない。
とにかく、一病息災でもなんでもいいから、医者にかかる事態は極力つくらないことが肝要だ。
はやりの「糖質制限ダイエット」や「ナチュラルパレオダイエット」等 かじっているが、自分にあった方法が見いだせるのか、現在は不明。
同じ食事療法をベースにした医療行為たるメディカルパレオから、さらに進めて崎谷博征医師のストリクトパレオダイエット(具体法は不明)は、がんなど不治の病にたいする療法もあるが、覚悟なり決意を固めないとできないゆえ、今はペンディングとしておく。
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連日の「熱中症情報―環境省発表」がケータイへ着信される、暑さ指数○○、むやみに戸外へでるな、と。
暑さ厳しき折柄 よいハナシもなし、じっと耐える。 突如、軒下にできた黄色スズメバチの家(直径30cmほど)、真下から撮影
現在のような定住・農耕社会生活は一万年まえから今日まで続いているが、それ以前の狩猟採集時代は二百数十万年もあった。その大昔には、がん、糖尿病等々すべての慢性病は無かった。
穀物を栽培、主食してからそれらの病気は多発するようになった。
遺伝子は、たった一万年では穀物主体の食生活への「激変」に対応しきれていない、と。
(崎谷医師)
腸粘膜に穴があくことが良くない原因、小麦、大豆、豆類、ジャガイモの摂取を避ける、肉(脂身以外)を積極的に食べる等、あらたな改変事項があるようだ。