(09.10.24日記事転載)
今年はこのままだと何処へも行かない年になる。病人だから仕方ないか、と思いつつも、しかし、一度くらいは、と意を決して伊豆方面へ出かけた。釣り道具も持った。
堤防の釣りくらいはできるだろう、多分?
予約した旅館は湾に面しているから堤防も近い。朝9時前に堤防に着くと すでに20人くらいの釣り人がしきりに竿を振っている。かご釣り、落とし込み、投げ釣りとさまざま。
しばらく見学していたが、ペンペンシイラ、手のひら小の縞タイなどエサ取り程度のモノ。
竿を出す気にもなれず、カミさんと堤防から港内、周辺をぶらぶらと散策。昼食は海鮮定食。海を見渡す席に秋の日射しがあかるい。
旅館に荷物を置いたのち ひとりで釣りにでかける。堤防ではなく海に突き出た公園の一角で2,3人が釣っていた場所で カゴ釣りのウキを飛ばす。
釣れない。
場所を変えようと胸くらいの高さの堰堤から腰をかばう様子で慎重に降りていると「ダイジョウブですか?」と子犬を連れた散歩中の80歳くらいの老人から声がかかる。「はい、ナントカ」と応じる。人目には動作がぎこちなく見えるのだろう。
何投かトライするが釣れない、それにリールの巻き取りが不調になる。鮭釣りにも活躍したアブガルシア6000が壊れたようだ。別にシマノの6000を持っていたので取り替える。
このアブを直そうとか別の機種を買おうという発想がでてこない。
結局、この日はボーズ。
翌日、夜明けとともに旅館前の堤防へでかける。早朝の海はすがすがしい。すでに数人が竿を出していた。が、釣れてる気配はない。
朝飯前の2時間、竿振り動作を繰り返すが この日もボーズ。ほかの釣り師も型見ず。
手漕ぎボートで出たひともいたが釣果はいかばかりか?