転移がんから復活、畑も止めず耕し,今年も旅や釣りがしたい・・

野遊び行跡ブログが'09年背中の激痛で入院、腰椎への前立腺転移癌!'25年には肺癌を超えて罹患率一位か原因は牛乳・肉食?

サケの川釣り

2012-09-23 | 野遊び

('09.10.28日記事転載)

川で生まれたサケは 遠くベーリング海峡のはてまで大回遊して 5,6年後母川回帰する。
海で泳いでいるサケは無主物、つまりダレのものでもない。が、いったん川に入るとそこには漁業権があって 漁業権利者の所有物になるからサケを釣ると密漁になる。また、水産資源保護法で内水面での捕獲は禁止されている。
海上でも定置網から一定の距離には近づいてはいけないから海でも制限区域がある。
さらに、たとえばF県では 河口から500mは海上でもサケ釣りを禁止としている。

F県の太平洋側の川は、具体的に川の名前をあげて漁業権を設定していて漁協が管理し産業活動をしている。それらは比較的大きい川で10河川ほどある。
では、中小河川はどうか、数は少ないがサケの遡上はみられる。しかし そこに釣り人はいない。おそらく サケは資源であり捕獲できるものは漁協組合だけといった前提が地域にあるし、水産資源保護法の規制によってダレも釣ることはできない。

漁協の存在がない中小河川には ダレが設置したのか「サケ釣り禁止」のベニヤ板の立看板が掲示されているところもあった。

それでは河口や定置網から離れた海岸沿いで 北海道のように投げ釣りができるか、というと海岸のほとんどには 延々と波消しブロックが置かれていてキャスティングを阻んでいる。このブロックの距離は万里の長城ほどではないが 延々と続く。
波防効果のほどは分からないが 果てしない公共事業であることは一目瞭然・・、隙間を見つけるのは並大抵のことではない。だからだれもやらないしできない、のだろう。

規制が多いなか 地元漁協主催の「サケ資源の有効利用調査」を予約して一日漁協組合員となり、漁業権の設定された川でサケを釣ることができる。いわば 天然の鮭が釣れる管釣り場であり 漁協のよき収入源であろう。釣り人にはこれはこれで一興。

川の流れに眼を凝らすと鮭の図体が見えることがあるが、海から遡上したばかりの巨体は 日によってアタリが違うが、フライ,ルアー、サンマの切り身でも食いついてくる。
川底は浅いから潜って引き込むことには限度があり、大物でも釣り人自身が後退することで浅瀬に引き寄せることができる。

カナダまで行かなくてもサケ釣りが味わえる。持ち帰り匹数に限定あり。



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