転移がんから復活、畑も止めず耕し,今年も旅や釣りがしたい・・

野遊び行跡ブログが'09年背中の激痛で入院、腰椎への前立腺転移癌!'25年には肺癌を超えて罹患率一位か原因は牛乳・肉食?

ピークエクスペリエンス

2012-09-23 | 野遊び

(’09.10.29日記事の転載)

車で伊豆の海岸沿いを走っていると ちょっと釣りをしたいような場所がいくつもある。釣りをする以前はスキューバダイビングをしていた。素潜りをしてみたいポイントは磯釣りの場所と似ているかもしれない。

伊豆の磯だけでなく、熱海沖の初島がレジャーランドに造り替えられる以前、初島へもひんぱんに潜りに行った。サザエやトコブシが採れ それをたき火で焼き、強い磯の香りとともに海のサチをふんだんに食べた。(きょうびは禁止行為でしょう。)

素潜りは獲物が採れる喜びだけでなく、なによりも海との一体感、自己の開放感、或いはエネルギーが体内に取り込まれる充足感など「命」が直に感じられる 魅力あふれる活動であった。

ある時、どれだけ泳ぎ 潜ったろうか、獲物も十分とれ ただ泳ぐことが面白く 息継ぎも苦しくなく、いつまでも泳ぎ潜っていた。仲間が岸から、おーい、昼飯にしよう、と呼んでいるのが分かった。しかし、海にいることが楽しくて 泳いでいることが無性にうれしく まったく陸にあがる気はしなかった。

時間の観念がなくなっていた。仲間たちは呼ぶのをあきらめ、こちらを時折見ながらメシを食べ、やがて食べ終えて昼寝などしているころ、やっと陸にあがった。しかし、疲労感はなく むしろエネルギーが充電され 心身ともに限りない満足感に浸っていた・・・

ずーっと後になって、小谷実可子さんが、国際大会で1回と引退後にイルカと泳いでいるときに、同様の不思議な体験をしたことをナニかで書いていた。
それはピ-クエクスペリエンスというらしい。
●ピーク・エクスペリエンス
アメリカの精神医学者オスカ・ジェネガー氏によると 人が一定のラインを超えた時に起きることで、
・高熱により生死をさまよった時
・大自然や高地に行った時
・修行僧が厳しい修行を積んだ時
・薬を使った場合
・アスリートが厳しいトレーニングを積んだ時 などに共通して起こるとされている。 その現象として
・周囲が明るく見える。
・幸福感
・沸きあがるエネルギー
・一体感、      などがあげられる。


写真は二頭のバンドウイルカ(左上にヒレが見える、於・小笠原。・・・・イルカはいつもピ-クエクスペリエンス状態?)



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