アンドレ稽古場日記

AND ENDLESS稽古場日記

上原歩/セナ

2008-09-10 | DECADANCE
この流れが遅いのか速いのか、気がつけばデカダンが終わって25日。

刹那のように過ぎて行ったあの日々を、今でもふと思い出しては時々、台詞を口ずさんでみる。


「あ、私。覚えてる。」


だいたいの毎日は、消費して、ぼんやりと忘れて行く。それが世の常であり、人の常。な気がしていた---けれど。

今でもはっきりと覚えてる。


お客様に対して“一生忘れない作品にしたい”と思う気持ちは、自分に対して訴える思いでもあって。
一ヶ月弱経った今感じるのは『今でも私の中で生きている』ということ。



どんな状況であったとしてもぶれる事のない心持ち。
みんな、笑顔を絶やさない。
私が不安に思う時も、皆は笑って「大丈夫」って言ってくれて。



大切な事は、心で感じること。

どんな状況であっても、楽しむこと。



役者として、人として、ここにいる人達の大きさを、優しさと強さの本当の意味を、たくさんの事を色んなカタチで教えてくれました。



あのね、



皆さん、本当にかっこよかったんです!

本当に、かっこよかった。



だから思う。
かっこいい人達には、かっこいい人が賛同する。
それはファンの方々にも言えること。


公演終了後のある日、アンドレのファンの方が私にサインをくださいと言ってくれて書き終わった後「セナは上原さんにピッタリの役でした」と言ってくれました。
そしてアンドレメンバーに配っていたグミを、私にもくれました。
それが凄く、嬉しかった。



一夏のあの瞬間に、今の全てを賭けたDECADANCEという作品。

その作品に関わったスタッフ、役者、ダンサー、温かく見守って下さったお客様。その全ての出会いは私にたくさんの事を教え、与えてくれました。

この記憶はきっとずっと、私の中の大切な、必要な時にはいつでも取り出せる場所に、在り続けます。



人は人に生かされている。


私はデカダンで出会った皆さんに、アンドレに、お客様に生かされていました。


そして、これからも。



ありったけの想いを込めて。。。


本当に、ありがとうございました!!



最後に一言。。。



大好きです!!勝手に!!!(^0^)/♪


 またねっ♪♪♪

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