Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

葵祭、日本理解 【前編】

2009-05-16 | Kyoto sneakers since 2008
昨日は葵祭を見に行きました。
文化、思想史全般に明るい夫から、事前に興味深いレクチャーを受けました。
以下、ノートした分を数回に分けて転載します。


『日本という現象を理解するのには、
・神仏習合
・天皇制
を理解する必要がある。日本理解の95%は、ここに集約される。
あとの3~5%は憲法であり、残りはキリスト教が0.1%程、イスラム教は0.0001%くらい。など。

葵祭を見ると、「神仏習合」が始まる前の純粋な「神」だけが見える。
神仏習合の起源については、645年「大化の改新」以降を参照。』

関連記事「神仏習合」
wikipedia「神仏習合」


写真は、出発地点の京都御所での様子。これから、下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。


裏手から入ると人がいないで◎


今年の斎王代は、皇室血統の千さん。歴代の斎王代たちも浮足立ち、「今年は代やなくて本物の斎王やわ」と、歴任者の一人・ひまわりちゃん。
皇室関係者が詰めかけ、警備も物々しい


きたきた。快晴の御所が見物人でにぎわいます。


馬もおめかし。カットされたたてがみがおしゃれ


かつてこの行列を導いたという聖なる植物、葵を帽子に挿して


牛車が登場。「牛は疲れております。人が引いております」・・・台無しなアナウンス


たしかに、一頭の牛には荷が勝ちすぎる大きさ



次回に続きます。

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