コワザ 《シルエット編》

ひとによっては、いつまでもシルエットがみずみずしく美しいのは、なぜだろう。
私の年上の女友達はそんな人たちばかりなので、時々不思議な気持ちになります。
いろいろ要素はあるけれど、根幹をなすのは、そのすっとした首筋（あごから首、肩へのライン）ではないかと思いました。

『恍惚（原題："Nathalie..."）』を観にいったときも、首の後ろにニクがつき始めたファニー・アルダンを見て、「彼女と言えど・・・」と、年齢を感じたもの。。
逆に、スッとまっすぐな背中を持つエマニュエル・ベアールには、
可憐さ・はかなささえ感じてしまったのだから、シルエットの影響は大きい。
あなどれません。

折りしも、以前TVで、ピンクレディのケイちゃんが、
「姿勢を保つこつは、両肩を真下に下げる（ひっぱる）こと。」
と言っていて、確かに、やってみると、首までがぐっと伸びて気持ちがいい。
パソコンの前にいると、自然と、首と背中の間に内角が出来てしまってきて、これはよろしくない。
ニクがつく前兆ではないでしょうか？！
そんな自分に気づいたとき、このポーズは、効きます。
血行が良くなってラクにもなるし、見た目もキレイ。
ついでに胸筋も張るので、バストアップ効果もあります。

シルエットといえば、ヒップラインも、大事なポイント。

これも以前テレビでグラビアアイドルが言っていたこと。
彼女は、つんと上がったヒップラインがウリだったので、そのスタイル保持の秘訣を訊かれていました。
いわく、
「寝るときは、両手でヒップを持ち上げたポーズで、仰向けに眠ってます。」
えっ、そんなの辛くない？！
と思って、やってみましたが、うん、やはりツライですよ、それ。
でも、ヒップラインを潰さないようにという、気持ちと理論はよくわかります。。
美への心意気も。。

同じく、ヒップラインといえば、叶恭子さん。
ビューティブックに、「座るとき、ヒップの山をつぶさないように、腿で座る」
と書かれていたのを、「ほー！」と思い、気をつけるようになりました。

気をつけて見てみると、この座り方をきちんと実行して、ステキなヒップラインをものにしている人は、男性（若めの）に多いことに気づきます。
それも、筋肉が適度についた人。
思うにこれは、腹筋・背筋が必要とされるポーズなのでしょう。
筋肉なし組には、これは疲れちゃう格好。。
だから、姿勢がいい人のほうが少ないんでしょうね。

けれど結局、きちんとしたポーズの方が、かえって疲れにくく、疲労もたまりにくく、無駄な脂肪もつきにくいカラダを作ってくれるんですよね。。