休日に着替える香り。 『COCO MADEMOISELLE』

今週末は、母不在のため、代役として実家に帰ってます。
読みたい本とかだけ持ち、ほとんど手ぶらで帰る。
香水も持っていきません。

でも、というのも、最近、COCO Mademoiselleが待ってるからなんです
頂き物だということで、ある時から、化粧品棚にトンと置いてありました。

これは誰も使わないし、あげる。と言われたのだけど、そこにあるのが良いような気がして。
実家に帰ったときのわたしの香りはこれです。


トップノート :ベルガモット, オレンジ,

ミドルノート :朝摘のローズ, ジャスミン。

軽やかでいながらラストには、どこかエキゾチックで官能的なニュアンスが。
カジュアルななかにひとクセある個性的な香り。


だそうです。
あとフィレンツェのアイリスが入っているそうで、軽やかさは、このためかしら？
どちらかというと重厚なCOCOを好む自分が、発売当時はそんなに惹かれなかったこの香りに安らぎを感じるとは、何かが変化したのかも。
あるいは、ふわっと初々しい香りと、自分の部屋とはまた違う実家でのほっとする気持ちが、どこかで重なり合っているみたい？

選ぶ時、最初の印象の強さが、香水を選ぶ時の基準になってしまっているけれど、
香りが入り混じってにぎやかに鼻を刺激する店頭での判断だけじゃなく、
日常生活の中で使ってみて初めて、じわじわと良さがわかってくる香りとの付き合いの始まり方もあるのね。