長い一日だった

最近【24】を観続けているため、自分ごときの一日を「長い」なんてうかつに言ってはいけないなと思っていますが

とにかく色んな人と気持ちで関わった一日は、長く感じるものですね。

昨日3/31までで、今までの勤め先を辞め、来週からは、新しい職場です。
仲良くして下さっていた方々からの温かい送別の数々に感謝・感動しました。
（とくにお世話になったチーさまには、何度も歓送会をして頂いて・・・ありがとうございました！）
また、これはちょっとよこしまですが、あまり接点のなかった社内の美女たちと堂々とお話するきっかけになりましたし！（怪しい）
そんな方たち幾人かとも、これがきっかけで、今後お付き合いが始まりそうなお申し出を頂いたりという嬉しいハプニングもあり。

思い切った変化によって、ふいに動き出す人間関係がある、ことを思い出しました。

そして、桜の時期、ちょうどこの日は、この以前にお世話になっていた、N社の部署のお花見宴会。
片付けに手間取って遅くなったけれど、品川の会社を出て、たくさんの荷物をわっさわっさと抱えながら、いつもの四ッ谷の公園へ。
「そういえばまさに昨日、このへん歩いて凍えそうになったものだった。今日もあんまり気温変わらないぞ」
と思いながらも、目的は、懐かしい人たちに会えることなので、今日は寒さなんて平気平気。

懐かしい面々との再会、懐かしいノリの宴会。
騒ぎながら参加している内、ふいに時の流れがよくわからなくなって、一瞬くらっとしました。
桜の下でいつも思うけれど、現実が何かの幻みたいに感じられてしまう一瞬がある。
誰かから手渡された、こんな席にはあまりにしとやかな風味の、美味しい一杯のワインのせいかもしれないけど。

この仲間を去って向かったところを、今日また去ってきた。
だけど、この人たちとの友情からは、去ることはないまま。今も、私はこの人たちと過ごした日々のおかげで、ここに楽しく居られる。出会いを生かすってこういうことだ。
そして、この夜が明けて、新しい週が始まったら、また新しい出会いが待っているのだ。

そんな流れが、具体的には自分で作ったものなのに、なにかもっと違う大きな流れの中に自分が乗って運ばれているような壮大な気分にも、一瞬なりました。
春。
寒いけれど、気温の問題じゃない。
確実に、始まっている新しい季節を、体の深部が感じた一日でした。