Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

オーラは肩にあり。

2012-01-23 | femmes...bijin tachi
わたしはなで肩です。
肩幅も狭いです。
しかも背が小さく、さらに顔が昭和初期っぽいこともあり、「和服が似合いそうだね」とよくなぐさめていただきますが、哀しいかな、普段に和服を着る生活ではないので、洋服の似合う人がひたすら羨ましいです。

洋服が似合う人。
それは、肩が水平にスッキリ伸びたいかり肩の人、だと思っていて、そういうひとは「なで肩が良かった」と言ったりしますが、絶対に、洋服は肩で着るものだとわたしは思っています。
肩パッドというものの流行った時代が、それを証拠づける。

今の時代は、からだはあるがまま、の姿を活かして服を選ぶのが美しいので、無理して不自然な形の肩パッドを入れるとださーくなり問題外ですが、ジャケットなどは、肩のラインがぴしっと決まっているとかっこいいですよね。

すっきりとスタイル良く見えるか、というのも、肩のあり方ひとつ。
アンジェリーナ・ジョリーは、顔も頭も大きめで首も短め、しかもちょっと変わった顔だけれども、肩幅がとにかく広くて、そこに連なる腕や背中周りがすっきりしているので、いつでも立ち姿、立ち居振る舞いが洗練されていて美しい。
ふつう、胸が大きいと、洋服をスッキリ着こなすのは難しいのだけれど、彼女の肩は、そこさえ綺麗にフォローしていて、卑猥になったりさせず、えもいわれぬ女性らしいバランスを生みだしている。
胸が大きいからと猫背になるのは間違いです。しゃんと肩を水平に張らないと、太って見える。

鋭角にすらりと張った肩、やわらかに浮き出た鎖骨、そこからすんなり上下に伸びる首と腕。
うなじからすとんとまっすぐのラインを落ちてゆく、背中。
これらが、洋服を着た時のオーラを作りだし、さらに自信に応じて増やしていくのだと思います。
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