Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

足跡。

2006-05-07 | vie... kurashi
GWは、恒例の実家帰り。
トランクルームと化している元・自室から、季節の服をチェンジする作業、
そして、うまいこと完了したことがついぞないけど、共有スペースの思い出の品たちの徹底した掃除(希望)。
出土品過多の遺跡みたいで、面白さが、尽きない。
今匙投げかけてこんなの書いてるけど、寄り道し始めると、ほんとにきりがないから、つい・・・。

まず階段の踊り場からして・・・。
ここは、妹 (←やはり一人暮らし) と私だけが通るスペースでありました。
今は無人の2階フロアへ続くその場所には、なんと。

どんなアートだ。
・・・狙ってないのにこんなことになっている。
ひとが日常に使わなくなってしまった空間というのは、シュールだ。

さて、いちばん手が止まってしまうのは、本。ついめくると、懐かしさにのめり込む。
小説漫画写真集専門書雑誌。
よく本棚は性格が表れるなんていうけど、まさにここは、私にとってお恥ずかしい自分の半生の足跡そのものです。
当時のハマリモノに、驚き・テレながらも、忘れていた気持ちを思い出したりして、逆に新鮮だったりする。
ああ、あの頃こんなの好きだったわ。。
その偏り加減だけは、今も変わらないままですが・・・。
岡部あおみさん著『ポンピドゥーセンター物語』には、今でも血が騒ぎました。
(・・・その他はバッサリ割愛!)

自室の壁。
ほんとにエマニュエル・ベアールにはまっていた頃は、こんなのも描く位、焦がれていた。
ちょっとあぶない。

他にも、切り抜きに嗜好が出てる。

キレイなはだかが好きなのは、昔っから

・・・なんだかんだで、引っくり返して遊んでいたら、今回も遺跡調査は途中のままでした。だめね。
なんだか、タイムカプセルみたいで、こちらの勢いを奪うの・・・。

なんて言ってないで、全部発掘&整理してあげないといけない。
もっと頻繁に帰らないと・・・
と思った今回のGWでした。

かなり癒された帰省でした。
折りしも庭の牡丹が家のあちこちに飾られて咲き迎えてくれ、植物のみずみずしさに、心打たれる。

また植物が勢い増す頃に、帰ってみよう。
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