Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

堤防

2004-12-31 | vie... kurashi
最近、転職活動が無事完了しつつあり、ほっと一安心。
勤めていた会社の諸々や、来月から新しく勤める会社への諸々もひと段落しました。
慣れ親しんだ場所を移動するとき、どうしたって気持ちの根っこが落ち着かなくなりますが、久しぶりのこのような変化は、とっても感慨深いものになりました。

慣れてはいない転職活動中の失敗にどーんと落ち込んだこと、
気になる残務のこと、
なぜだか後から後から色々降ってくる用事、・・・
試練のようにやってくるいろんなことには、戸惑いながらも立ち向かおうとしていますが、
そんな中ふと涙してしまう瞬間もよくあった、ここしばらくでした。

けれどもともと私は、つらいことに対しては、踏ん張りこそすれ、あまり弱気にはならないのです。
ふとほろりとしてしまうのは、思いがけない思いやりの言葉たちに。

失敗に頭がぐるぐるしてしまうような時、「それは、いい経験したね」と、実にさりげなく、なにげなく、気持ちを軽くしてくれた友達の一言、
お世話になった方々の、「おつかれさま。ほんとうにどうもありがとう。」という暖かいご挨拶。
親しい友達からの、ねぎらいと気遣いの言葉。
らしくなく、すっかり最近、涙もろくなってしまった。。

心の堤防をふと超えて涙が誘い出されてしまうのは、一朝一夕では作り上げられない、信頼関係から生まれ出る言葉の数々によってだと思いました。
こちらこそ、どうもありがとう。


( Photo by (c)Tomo.Yun  http://www.yunphoto.net )

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