鏡よ、鏡

先日のNCB会にて、リーダーより『けものみち』という専門用語を教わりました。
おでこにしわを寄せないよう、表情をなるべく動かさず話す、というのがそのココロ。
いつおでこにしわが寄っているか、わかりにくいものだから、そういう行動が考え出されるのね。
確かに、喋っているときの自分の表情なんて、未知のものであることが多いもの。
知らず知らず出来ているかもしれない、そして誰も面と向かっては指摘してくれない、おでこの表情ジワ、どうやって見つけて、退治する？
今はなくとも、余裕を持った対策をしたい。
なんたって、マツダセイコさんだって悩んだくらいの、厄介なシロモノです。

解決法というか、対策として、電話で話すとき、近くで鏡を見ながらにする。
っていうのが、なかなか良かったです。偶然発見したのだけど。
実践してる人は、実はすでに多いような気もします。
シワ対策というよりか、トータルな自分外見改善対策にいい感じ。
メイク仕上げ、お出かけ準備、そんなときの自分は、自分にとって一番いい表情を、鏡に向かって心ならずも演出していますが、部屋で友達と電話中、バカ話をして笑い転げている自分の顔っていったら、ありのままもいいところ。
初めて、ふと鏡に見たときは、予想もしなかった表情筋の動き、・・・ショックでしたねー。

「へえ、喋るときこんな口の動かし方してるんだ・・・。やたら動くなあ」
「うれしいとき・怒ってるとき・夢中になってるとき、こんな顔してるのか・・・」

つくづく見入る。
こんなの、目線は自由が利く、電話中しか確認出来ません。
相手の話を聞く時は、そんなもの集中して見ないけれど　（まあ表情だってそう大きく動かないし）、自分が喋る様子は鏡に見たところで誰に対しても失礼にならない、この上ない観察方法。

しかし、相手があって話しているときとはやはり、相手の目を見つめて訴えたり、言いたいことをより伝えようといくらかパフォーマンスも入ったりしないぶん、ちょっと表情も違うのでしょう。。
けど自分の場合、具体的に、そのおかげで、笑うとくしゃっと寄る目尻のどの方向にどれくらいアイラインを引くべきかとか、眉毛のしっぽの位置、チークの映える位置までが、それによって研究できました。
あと、こんな口つき、面白すぎるからやめようとか。

ともあれ、自室の鏡は、たとえ魔法の鏡じゃなくても自分の強い味方。
むしろ、「この世で一番美しいのは？」と問いかけるより、現実的で役に立つ答えが手に入ります☆