ジャケットの男。

おととい足を捻挫したので （階段から落ちた） 、いろいろ予定を取りやめて、おうちで【24】にはまり中。まだ[シーズン1]という出遅れ状態だけど。
ちょっと前から少しずつ観ていたのだけど、要・安静を機会に、本格的に釘付けになりました
聞けば、病気とかでベッドに縛り付けられている時に、いいお供として選んでは、のめりこんでいく人が多いみたい。
あは、例に漏れず・・・

ジャックが素敵。あの動きっぷりが。
キーファー・サザーランド、ほんと評判通り、はまり役すぎですね！
個人的には、似た人を思い出して、なんだか懐かしくなったりしてます。

【24】は一日のお話だから、登場人物は基本的にずっと同じ服装で活動してるんですが、ジャックは、シンプルなシャツとジャケットを着てます。
見ていてふと、これがもし、「トレーナー」とか「カラフルTシャツ」とかだったら、全然イメージ変わるなあ・・・、と思いました。きっとこんなにかっこ良くは見えなかったに違いない。
瞳と同じ色の深い青や黒のシャツに、カーキや黒のジャケット。
特別モードな訳では全然ないけど、がっしりした肩や背中にぴったり沿ったシルエットが、特に後ろから見ると頼もしくて、かっこいい。（がっちり筋肉質な背中フェチ。）

シャツやジャケットのラインは、身体の線を綺麗に見せてくれるけど、ラインの選び方、着こなし方で、雰囲気もずいぶん変わる。
CTUのトニーが、細身の体型に着るジャケットは、彼のやや神経質そうな雰囲気をそのまま表現しているし、
甘い雰囲気の殺し屋は、きれいなシャツに羽織ったレザーのジャケットが柔らかそうで色っぽいし、
大統領（候補）のパーマー氏のスーツ姿は、堂々たる威厳を醸し出してる。
いい服を着ていてそればかりが目立ってしまう、なんていうのではなく、上等なものを着ていても、それがキャラクターに釣り合って雰囲気を印象的にしている。
似合ったものをしっくり身につけている上等さが、表れている。

服の着こなしは肩で決まるものだと思うけど、ジャケットは、それぞれの肩の魅力を引き出してくれる。
何故だかキャラクターがとっても表れてしまう、不思議なシロモノだなあ、とあらためて感じた次第です。
いろいろ知っている男性の姿を今こうして書きながら思い出してみても、やっぱり、その人とジャケットのシルエットって、似てる。すごくキャラクター出てる！と再認識。
すんなりなじんだ仕立ての良いジャケットの着方をモノにしている男性は、とってもかっこいいな。