Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

スポットライト・ケア

2004-12-13 | esthe...kirei wo get
丁寧なお手入れって、大切ですけれど、毎日すべてに気合を入れてかかるって、大変じゃありませんか?
たとえば、かかとの角質を柔らかくするのに集中した後、今度は入念なデコルテマッサージ・・・
なんて、よほど時間があっても、よほどの目的意識と気力がなくちゃ、やってられないと思うのです。

私も、あまり気力が続かないタイプ。
なので、全体は全体で最低限行いつつも、部分・部分のケアを、集中して、ローテーションで行ったりするのが好きです
楽しめなくちゃ、続きませんからね。。

ちょうど今、なぜか気になっていて、特に愛情を感じるパーツは、顔の輪郭あたり部分。
輪郭の骨を中心に、頬、耳の下から、あご、首への一帯。
ことさらここらへんを意識して、ちょっと仰向いて、まんべんなく化粧水をぱたぱたとなじませたり、クリームで滑らかにマッサージしたり、そして仕上がりのやわらかい感触をすべすべとなでるのが、手で味わうよろこび。
ひいきにしています、ここ

その前はどこのパーツだったかな、鎖骨あたりだったかもしれない。
あとは、額、とか、肩、とか、くるぶし、とか、手の甲、とか、
とにかく、気になったパーツに、しばらくはまるのです。
期間、とかやり方、とか、細かいことは別に決めておらず、気がつくと、なんとなく、お手入れのとき、どこかを特別ごひいきにしているらしい。

そういえば、"キスされたいところに香水を"
なんていうアドバイスも、大人の世界からは聞きますが、
"キスされたいところのお手入れを"
なんて考えても、自分のボディに愛情を持ってお手入れ出来そうですね
「キスされる相手」が仮に今はいなくたって、誰か他人の存在と目を意識すると、それだけで、自分を客観的に判断できるようになれそうだし。
今日はちょっとカサカサ、でもまあいっか、帰って寝るだけだし、
ではなく、
憧れの誰々さんは、私のこのほっぺの感触、いいと思ってくれるかしら、
と想像上のその人の視点で自分を鏡に見、
もっとぷるぷるな方が、自分的には魅力的だと思うから、もちょっと今夜は念入りに化粧水つけてみようかな、
と思う、とかね・・・
実際、ほんとにキスのチャンスが来たときに、肌に、キスに値する準備が出来てなかったら、ぜったい口惜しい思いをするはず。
準備は、しておくに越したことはない。

まあこう書きながらも、私だって、毎日毎日、いくらなんでも恋人のキスのことばかりを考えてお手入れしているわけではないのですが、
自分をいとおしむ気持ちでお手入れするのって、ケア効果も上がってうれしいものですよね

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