大型用タイヤ Michelin X Oneを見た

先日、旅の道中でMichelinのX Oneというタイヤを装着した大型車に遭遇しました
後輪がとても幅の広いシングルタイヤになっており、一目でそれと判る特徴の際立つタイヤです
ネットで調べてみると、製品の特徴としてパンクのリスク低減、燃費向上、積載能力の増加、車輌取り回し性能の向上などが挙げられていました

私がそのタイヤを見て思い出したのは、かつて山形県の旧朝日村で発生したいたましい事故
国道112号線を走行中の乗用車の助手席に、対向車線を走行していた大型車（おそらくダンプカー）から飛んだと思われる石が直撃し、助手席に座っていた小学生の男の子が亡くなりました
原因となった飛び石は、大型車の後輪ダブルタイヤの間に挟まっていたと推測され、走行中にタイヤの間から外れた石が乗用車を直撃したとみられています
そして、原因となった大型車輌の行方は判明しなかったと記憶しています

その後は、同様の事故が再発しない様、石の挟み込みを防止する装置の取り付けや道路へ出る前の確認など、対策が施されていると聞きました
しかし大型車のダブルタイヤをX One の様な幅広シングルタイヤにしてしまえば、石が挟まる隙間自体が無くなります
Michelinには、ダンプカーの様な特に大きなサイズの幅広シングルタイヤも開発していただきたい

ネットの片隅でこんな事を書いても非力ですが、願わずには居られない