茂木日誌

茂木の日誌

続2・副作用

2014-10-05 05:05:20 | 日誌
山形Q定期、本番が始まるも音感は違和感真っ最中のまま。
何が原因なのかは、思い当たらないまま。
原因が判らないとこのまま廃業するのかなぁ、なんて一瞬頭をよぎったり。

休憩中、控え室で調弦をするも、やはりチューナーの針と聴こえる音がズレている。
半日かけてラの高さが変わった事には慣れたのですが、五度の音程に歪みがあるのが面倒なところ。
こんなに変な状態、風邪ではなさそうだなぁ。
ノイローゼになる様な環境では、無いし。。。。

でもなんだろうな、これ、神経にグイッと何かをくらっているような・・・・

あぁっ、病院でもらった薬かな。(気付くのが大変遅い)

これはきっと、Facebookで話題になっていたあの咳止めの薬だ。
噂に悪名高き、その副作用。
聴覚に異常をきたし、音感がデタラメになるというもの。

実際に経験すると、聞きしに勝るそのデタラメ加減。
なるほど、こういう事か。
移動ドなら大丈夫だろうなどと侮ってはいけない、まったくもって恐ろしい症状。
音楽家には禁忌の薬。

シビアなコンディションでの本番になってしまいましたが、10年間一緒に続けてきたメンバーの演奏に助けられて終える事ができました。
感謝あるのみ。

本番後、咳止めの服用を止めたところ、急速に音感が回復してきました。
そろそろ正常に戻ってきたと思うので、本番の録音を聴き、ひとり反省中です。

おわり

コメント
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