ひさしぶりにスペイン語

ひさしぶりに『スペイン語の入門』を開いた。
「24.直説法現在1人称単数が -go で終わる不規則動詞 (1) 」を読んだ。
規則変化する動詞すら忘れているものの、まだ一周目なのでそれは気にしない。
六月の試験は棄権するかどうか、まだ決めかねている。
検定料を既に収めているのだから、このまま忙しさにかまけて諦めてしまうのももったいない。
母の見舞いで老健に行ったときに少しずつ勉強を進めてみようかとも思う。
32課で直説法現在が終わる。
あともう少しだ。

ふと思い出した

「あと三年だけ生きよう」と五年前に思った。
すっかりそんなことを忘れて生きながらえていた。

夕焼け小焼けが聞こえた

13時ごろ母を見舞った。既に姉が向こうに居た。
母に穿かせていたスカートは、看護上問題になるらしく、
ズボン状のものが必要とのこと。
姉からお金を預かり、近くのドン・キホーテへ走る。
500円の特売品二本と、2000円の物を一本買い、ふたたび老健へ赴く。
今度は問題無いようで、施設から借りて仮に穿かせていた物は、
向こうで洗濯してくれるとのこと。
今日の用件はこれで済んだ。
夕食の時間まで母は一緒に居て欲しい様子だったが、
姉のバスの時刻に合わせてわたしも帰ることにした。

帰り道、わたしもバス停の場所を知りたかったので、途中まで姉と歩いた。
バス停前にある寂れた商店街の一角にスーパーがあった。
明日母に持っていく和菓子を一袋買い求め、そこで姉と別れた。

一日休んで

見舞いは兄たちに頼んで、今日は一日休んだ。
おかげで疲れもだいぶ取れた。

ロシア語の勉強までは手が回らない。
勉強に集中できないからだ。
いつになったら慣れるのだろう。

一日休みたい

昼過ぎに母の見舞いに行った。
今日は特におかしなことも言ってなかった。
昨日は環境の変化に対応しきれていなかったのかもしれない。
三時間ほど滞在したあと、夕食の時間まで居て欲しいといわれたが、
わたしも疲れきっていたので、さらに二三時間待つ余裕はなく、帰ってきてしまった。
今度はもう少し遅い時間帯に行くことにする。
明日は兄か姉が面会に行ってくれるといいのだが。
誰も行かないようなら、またわたしが行くしかないだろう。

いまも胸が痛む

今日介護タクシーを使って母を病院から老健へ移した。
入所先のスタッフは皆親切そうで安心した。
母をベッドに置き、一度身の回りの必要なものを買いに出た。
戻ってみて、母と話したところ、いったいなぜ、どこに居るのかを把握していなかった。
兄と二人で事情を説明しても、話の半分を理解しているか怪しいところだった。
これ以上記憶障害が悪化しないことを願う。

受け入れ先が決まった

母が現在入院している病院は救急病院のため、いつまでもいることはできない。
早く出てって欲しいと催促される。
今日姉が老健に相談に行って、その場で入所が決まった。
入所日は明日。
いそいで入所に必要なものを買いに行き、そのまま母の見舞いに。
明日の朝はわたしが介護タクシーに同乗して施設に向かう。
次兄も車でついて来てくれるそうだ。
次兄と姉にはいろいろと世話になる。

昨日は早く眠ろうとしたけれど、いろいろ考えてしまい眠れず、
やむなく眠剤を追加で飲んだ。本当はやってはいけないんだろうけど。
今日は眠れるといいが。

家に帰りたい

今日は朝から運転免許の更新に出かけた。
昨日帰宅が遅かったのがたたって、体がとても重かった。
駅までとぼとぼ歩き、電車に乗って４、５駅。
降車してまた免許センターまで歩く。
受付時間開始前だというのに、窓口の前には行列が。
わたしは優良運転者なので証紙代も安く済んだ。
視力検査もパス。新しいメガネは近くが見えないので不安だった。
講習を受け終わって免許証を受け取ったのが十時前後。
一度帰宅する。

15時の面会時間に合わせて今度はバスに乗る。
母は今日も元気そうだった。
それはいいのだが、どこも悪いところがないのだから家に帰らせてほしいと駄々をこねる。
わたし一人では介護できないのだというと、一旦は納得する。
しばらくして、また同じことを言う。
入院で少しぼけてしまったのだろうか。
わたしだって出来れば母を自宅に居させたい。
けれど介護を続けていく自信はない。
出来るのはせいぜい毎日面会に行くことぐらいだ。
自分の無力さにつくづく嫌気がさす。

病室で辞書を引く

今日は粗大ごみの収集に立ち会ったあと、コープの解約手続きをした。
利用者は主に母だったので、わたし独りの暮らしには不要になるからだ。
その後病院を訪問。母は別の病室に入れられていた。
どうやらこちらは無料らしい。ありがたい。

母の容態は回復しつつあるようで、夕食も介助無しで摂れた。
幾つか知りたい単語があるので調べてくれと頼まれていたので、
今日は英和・和英辞書を持参していた。
さっそくいくつかその場で調べ、便箋に書きなぐる。
ついでにハリー・ベラフォンテの歌の詞を調べてくれと仰せつかった。
こちらは宿題だ。

食後まもなく姉が合流。一時間ばかり話をした後、一緒に病院を離れた。
明日は朝早くから免許の更新に出かけたいので早めに帰りたかったが、
やむなく夕餉を共にする。帰宅したのは二十時半ごろ。
ロシア語の入門書をかばんに入れていたが、結局一度も開くことはなかった。
今週はごみ捨てが多いので体力を消耗しそうだ。

母をどうするか

今日は次兄と話し合った。
彼の意見では、ヘルパーさんや訪問看護の支援を受けたとしても、
わたし一人で母を看護するのは無理だろうという。
そうすると母をどこかの施設に入れなければならない。

夕刻母の見舞いに行った。
母はいつまで入院が続くのかと聞く。
わたしの病気のせいで、もう家には帰れないだろうと告げると、
わかったと言ってくれた。
申し訳なさで気持ちがいっぱいになり、つい涙を流してしまった。
涙が出るだけ感情が戻ったのだから、よかったと言われた。