Syl.Com.

名も無きねこに

at 2004 01/17 13:24

2006-06-07 23:21:43 | わたし
長瀬川課長について

私の職場の取りまとめ役として、長瀬川課長(仮名)という人物が存在する。彼にはその意志はないのだろうけれど、毎日のように何かをやってくれる。
仕事を命ずるときに間違ったファイルを渡す。
ファイルをコピーではなく移動させてしまうので、本来のフォルダからオリジナルが消えてしまう。
部下からファイルが帰ってきたら、その置き場所のフォルダを決めるのに5分は必要とする。
ある作業を依頼するとき、それがどれくらいの日数を必要とするか全く考えない。
そのためスケジュールなど立てられるはずもなく、部下はすべて場当たり的に作業させられる。

等々このあたりはまだデコピンぐらいのものだ。

より厄介な例として、先週も課長と部下の間で以下のようなやり取りがあった。

例1:
部下A:「このファイルなのですが、これこれの点の修正が必要です。ただこれを修正すると他のファイルにも影響があるんです。どうしましょう?」
課長:「はい」
部下A:「あの・・・・」

例2:
部下B:「このファイルなのですが、これこれの点の修正がどうしても必要です。ただこれを修正すると他のファイルにも影響があるんです。修正しますか?」
課長:「なるべく修正しないように、修正してください。」
部下B:「あの・・・・」

先日の愚痴に登場願ったジャーマン人の言を借りるなら、課長の台詞は「禅のように深い」。常人には窺い知ることのできない見地から仕事を指揮しているのが、彼なのだ。

しかし、深すぎるあまり、仕事にならない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« at 2004 01/17 06:02 | トップ | at 2004 01/20 20:02 »

コメントを投稿

わたし」カテゴリの最新記事