前回の記事にて、とある仕事の技術的な質問で、以前勤めていた会社の人間(元同僚)に連絡を取ったことを記した。
他所の会社から見たら、現在私が勤めている会社のほうが技術レベルに優れていると思うであろう。
しかし、普段はやらない仕事であれば、わからないこともある。
私は以前その仕事をやったことがあるのだが、昔とは違う内容も増えている。
そこで、(実はあまり自分から連絡をしたくはなかったのだが)責任者である現在の同僚を差し置いて、古巣の人間に電話をしたのであった。
以前の同僚とは電話だけでなく、その後2回顔を合わせている。
当然話も弾む。
だが、ある種の悪夢も蘇った。
その会社を辞める前の3年間の私は常に掛け持ち状態であった。
私が社会に出てから10年近くはそんなことは珍しくもなかった。
しかし、世の中は変わっていく。
いつしか掛け持ちではこなせない仕事が増えて行った。
時代の変化。
勤めていた会社も生き残りをかけて常に新しいことにも挑戦していくことになった。
幸か不幸か、私は少々他の社員と違っていた。
何が違ったかといえば、積極的思考の面で少々優れていたと記しておこう。
であるから、会社もあれこれ難しいことを要求してくる。
それを極端に記せば、ある種のいじめである・・・。
他の社員にはそこまで求めないのに、私への要求は高かった。
もちろん私という人間を買ってくださってのことでもあったと思う。
しかし、ちょうど技術の世界の変わり目でもあり、今まで通用していたことが通じなくなった。
ところが会社の上層部はそれをわかってはくれない・・・。
わかってくれないどころか、ますます私への要求が高くなっていく。
まあ、私も進みたい世界があったので、会社を辞めるつもりではいた。
ところが、辞めるつもりでいた年度末に私でないとできない仕事が舞い込んだ。
そこでそれを仕上げてから辞めることにした。
ただ、その特殊なことをやっているのに、相変わらず掛け持ち状態の私。
そしてその夏、とても理不尽なことが発生した。
さすがに私もキレた。
今私が勤めている会社の同僚の何人かにもその話をしたことがある。
また、現在私が行っている仕事の責任者も、以前の私の同僚からその話を聴いたらしい。
それを知る現在の同僚はみんな言う。
「辞めて正解だった」と。
それでも私は思う。
日本帰国後、私はもっともっと技術が上の世界で仕事をしたことがある。
その技術を星5つと表しておく。
その時のことを考えると、以前勤めていた会社で経験した忙しさなどたいしたことではない。
それでも、当時星2つの会社に属していた私が、星4つの仕事をすれば、それはきついわけで・・・。
で、現在は星3.5の会社に属している。
以前いた会社に比べれば、かなりの大きな企業であるし、技術も相当違う。
以前勤めていた会社を恨むつもりはない。
経営者は私を買っていてくださっていたので。
ただ、途中で私の使い方を間違えただけのこと。
私は途中で会社の走る道の間違いに気がついていた。
そして、私の使い方を間違えたこともわかっていた。
ただ、会社も生き残りをかけての挑戦中であった。
会社が存続している。
従業員もその家族も生活を続けている。
そして、昔勤めていたその会社は現在私が所属している会社と持ちつ持たれつの得意分野もある。
それは拍手をしながら認めたい。
だが、「悪いが俺はもっともっと上の世界にいるし、最上級レベルの仕事もしたことがある。なめんなよ」と呟いておく。
「悪いが俺はもっともっと上の世界にいるし、最上級レベルの仕事もしたことがある。なめんなよ」
犯罪予告のような記事ですね。だからどこに行っても仕事が長続きせず、中国にもいられず、試験は落ちてばかり、配偶者も得られず、健康保険すら加入できないのだと思います。
他のカテゴリーに行ってくれませんか?
>中国情報のカテゴリーなのに、毎回何を書いているのでしょうか?
>犯罪予告のような記事ですね。だからどこに行っても仕事が長続きせず、中国にもいられず、試験は落ちてばかり
「これについては『おっしゃるとおりだと思います』」
>配偶者も得られず、
「これについては『得られないわけではありません』」
>健康保険すら加入できない
「これについては『ちがいますね』」
カテゴリーとは違うことを記していることについて。
「中国情報」カテゴリーではありませんが、以前の私も他の方のブログを読んでそう思っていました。
それと同じことをしているわけですから、性質が悪いと思います。
貴重なコメントをありがとうございました。