中国で(日本語を)教え始めたころ、「黒板の字を消すのに、濡れ雑巾を使う」ことに驚いた。
だが、これは拭うときに粉が舞い散らないので、素晴らしいと考えるようになった。
とはいえ、聴解のために持ち込むCDプレイヤーが壊れやすかったことを考えると、「それでもチョークの粉はかなり舞っている」ということになる。
であるから、そんな教室に個人の大切なパソコンを持ち込むことは最小限にしていた。
そんな私も日本に帰国して8年となる。
以前に比べれば、パソコンも安くなった。
いや、「安くて使えるパソコンも増えた」と記しておこう。
すでに日本語教育においても、パソコン等の使用は必要不可欠となっているわけであり、自分が将来日本語教師に戻った場合、(日本にいようが、外国にいようが)自宅で使うパソコンと授業や準備で使うパソコンは分けようと考えている。
また、外国語教育では教師もタブレットPCを使うことが増えているかと思う。
しかし、もしかしたら、これからはスマホの活用も増えるのかもしれない。
すでに多くの業界でもスマホの活用で仕事の効率を上げている状態にある。
私自身、仕事中はラップトップパソコン以外にスマホを2台、3台持ち歩くことがざらである。
そのうち1台は個人のものであるが、これも他のスマホとは違う目的で仕事に活用することがある。
個人的には仕事も個人のあれこれもラップトップやデスクトップのPCを使うほうが好きではある。
また、昭和生まれとしては、仕事中にスマホを用いていると、遊んでるような背徳感すらあるわけで・・・。
しかし、スマホにはPCよりもたくさんのアプリが存在している。
各機器接続にするためのWIFIの確保さえ可能であれば、授業での活用も可能かと思える。
もっとも、私の場合、遠近両用メガネもかけることになるであろうが・・・。
ちなみにこのブログ記事はスマホよりもパソコンを使うことが多い。
習慣でもあるのだが、パソコンの場合はマルチタスクが行いやすいという利点があるので。
うちの学校も、すでに黒板はありません。巨大なモニターだけです。私が使っている教室はWindows内蔵なので、USBメモリにパワーポイントを入れていくだけで授業ができます。タッチパネルで、モニターに文字を書くことも可能です。
全ての授業をパワーポイントで行わなければならないから、最初の1,2年は準備で大変ですが、その後はだいぶ楽になります。
私は使っていませんが、中国人教師の大半はスマホに回答を書かせて返事をさせているそうです。どういう風に授業を進めているのか、興味深いですね・・・。
いつもコメントをありがとうございます。
外国語教師の世界も、授業の手法が変わってきていることは聴いておりますが、私はWindowsマシンが内蔵された教卓で授業したことは数か月しかありません。
聴解と日本語の歌でしか使っておりませんけれど・・・。
視覚上と操作の利便上を考えると、パワーポイント使用を指示される理由がわかります。
ただ、授業でPDFやDocuWorksを使うとどうなるのかなぁ・・・と考えてみたりしている今日この頃です。
スマホに回答ですか。実に興味ありますね。
貴重な情報をありがとうございました。
https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12745383573.html
コロナで将来計画がことごとく変更になりましたが、ここにきて昔の「人に教える」という分野で少しでも貢献?できることは幸というべきか?
大変興味深く拝見させていただきました。
アンドロイドとiPhoneとの接続機器の問題について、あまり考えておりませんでしたが、確かにおっしゃる通りですね。
また、同じアプリでもアンドロイドとiPhoneで多少使い方が変わってくるところが厄介ですね。さらにそこにアプリで使用する言語の違いも加わると・・・。