日々徒然

日々旅にして旅を住処と・・・
できるほどの金も時間もないけれど、お散歩も旅。
ほてほてのんびり歩きましょう。

冷静と情熱のあいだ

2004-12-13 17:22:46 | 

江國香織さんと辻仁成さんのコラボレーションで出来上がった小説、「冷静と情熱のあいだ」を、今年2004年晩夏のイタリア旅行に行った後に読みました。角川文庫。

読んだ人なら、あるいは映画を見た人なら知っている通り、この小説はイタリアが舞台になっている。その中でも特に"フィレンツェのドゥオモ"がキーワード。
フィレンツェのドゥオモに上るときに初めて知って、帰ってから早速購入して読みふけり。

この本を、江國さん → 辻さん の順で読んだ後にもともと雑誌連載だったときいたので、一章ずつ交互にも読んでみました。一章ずつ読むほうが、時の流れがよくわかります。

写真は、アルノ河と、ポンテ・ヴェッキオ。辻さんのほう-男性からの視点で書かれたほう、の主人公がこの河沿いのアパートに住み、この橋の袂にある工房で働いていたという設定です。この本の中では、アルノ河は美しい河として描かれてましたが、実際は匂ってきそう。

結局小説の紹介にも何にもなっていないうえ、イメージ壊したらごめんなさい。


最近は江國さんにどっぷりです。