はるのつぶやき

家族のこと、仕事のこと、いろいろです。
本業は税理士です。

タマのウラ

2005年11月21日 23時35分50秒 | うま
今日から、ハルの暮らしている施設では、ドイツのY氏とNトレのI平さんによる、馬場馬術のクリニック(指導&調教してくれる)が始まりました。

I平さんには、ずーっと昔に、一度指導を受けたことがあります。
まだ『とにかく馬に乗ってればゴキゲン』的時代で、馬術というものに初めて触れた新鮮な経験でした。
…なーんていっちゃったけど、ホントは一緒にいった向上心のカタマリの様な二人の熱心さにヒキズラレタ感じで、実のところI平の数時間に及ぶ熱い馬場トーク、十分の一もわかんなかった。
なんとなく『馬は前のめりより、起きてる感じの方が良いらしい』つーことがわかった程度。

そして翌日の馬場レッスンときたら、ヒタスラ正反動でグルグルグルグル、過酷そのもの!ひぇぇぇ。
モウロウとした意識の中、うっすら記憶にあるのが、キュロットのチャックが壊れていて、何度上げても下りちゃってすごく困ったこと。そして、『タマのウラあたりで座って』というI平さんの指導。

は???
私、ないよーーー(T_T)

I平さんの名誉の為に断っておくと、正しいシート(座り)のポジションを、解りやすく(?)教えてくれたのであり、決してセクハラインストラクターなわけでは、ない。

結局そのレッスンの収穫は…なにしろチャックが気になってそれどこじゃありませんでした。

で、今日の話題はクリニックですよ。
受けるとなるとウン万円もとられますが、見学だけなら、タダです、タダ。ココゾとばかりにツカツカ。『見学させてくださ~い』

馬はフジ山くん。
巨大で、キカンボウで、歩様がホワンホワンとしてて、とにかく動かなそうな、馬場馬です。
始まってすぐ、Y氏が乗り変わりました。
キカンボウでのフジ山くん、『動くもんか!!』とばかりシッポをブンブン振り回し、歯をくいしばって反抗しています。Y氏も鬼の形相でゼッコ、ムチフル稼働でドンドン前に出そうと必死です。
『さすがはY氏、あれだけ馬が反抗してても、跳ねられたりしないなぁ。きっと、シートなんだろうなぁ…座り深いしなぁ…』

ああーーーっ!!

『タマのウラ』で座ってるーーー!!

いえ、ちゃんとキュロットはいてるし、きっとパンツもはいてます。デモデモデモォ~。
190センチはあろうかという体の大きなY氏。日本人ライダー用の標準的な鞍では小さすぎ。
そのせいで、前のモノが完全に前僑に乗っかっちゃってるじゃありませぬか!

『タマのウラ』、ウソでも、モノの喩えでもなかった。

明日から、『タマのウラ』を意識して乗ってみよう。

PS
Yさん、ソコばかり見てごめんなさいm(__)m