はるのつぶやき

家族のこと、仕事のこと、いろいろです。
本業は税理士です。

ぶどうぱん

2005年11月18日 23時51分59秒 | つぶやき
『くじら味噌汁』が食べられないことをのぞけば、好き嫌いは、ない。

パンは、好物のひとつ。
クルミパンやカンパーニュ、名前は分からないけど、しっとりしていてしっかり身のつまったナッツ入りのパンなど、牛乳をタップリいれたコーヒーさえあったら、いくらでも食べられちゃう。

こんがりトーストしてマーガリンをぬったぶどうぱんも大好き。

でもこれを全く食べられなくなった時期があった。
正確には、『レーズン』を食べられなくなった。それもある日突然。

確か、小学校3年生位の頃だ。
一人でテレビを観ながら留守番をしていた。コバラが空いて戸棚をあさると、普通ならお茶の葉か、いいとこ海苔が入っているはずの茶色のタッパーウェアに、なんと大好きなレーズンがギュウギュウに詰まっていた。(私は、母が隠しているお菓子を捜し出す嗅覚にかなり自信があった。そしてそれを一度に食べてしまったり、それをこともあろうか妹のせいにしたりして、よくしかられた。)
『ラッキー☆』それを小脇に抱えてパクパクパクパク…。
キャンディー・キャンディーが終わりにちかづき、ギュウギュウに詰まっていたレーズンもいつのまにかタッパーウェアの底が見えるくらいに…。
その時突然、『ううっ』。胃袋がレーズンをモウレツに拒絶。『おえええぇ』
しかし、飲み物も飲まずに食べていたレーズンは、カタマリになってしまって(その時はそう思った)、戻すに戻せず。ホントウに最悪の気分。

その後どうしたのか、母にみつかったのか、気絶したのか、夕食を食べられたのか、記憶がない。

それからというもの、給食のぶどうぱんも食べられず、こっそりレーズン部分をちぎって友達に食べてもらっていた。(←それでもパン本体は自分で食べるあたり、我ながら意地きたない。)
もう二度とレーズンは食べない、と決めていた。あの日、一生分のレーズンを食べてしまったのだ、と。

次にまた食べられるようになったのは、中学校に入ってから。
もののはずみで口にしてしまったのがきっかけで、ワケアリ『レーズン嫌い』を克服していたことに気が付いた。

ちなみにほぼ同時期、同じ原因で、チーズも食べられなくなっていた。(←学習能力ゼロ)

当時、ちゃんとおいしいご飯を三食食べていたし(今は小学生でも朝食を食べない子がいるらしい)、お腹が空いて飢え死にしそうになったこともない。

なのに、ホントウにくいじのはった子供だった、とシミジミさせられる想い出だ。


記念すべきオウボク通過

2005年11月18日 23時40分30秒 | うま
はるは、かなり前から、オウボクをまたげます。
でも、必ず、絶対、100%、一度目は止まっていました。そして、オウボクに穴が開くほどジロジロみて、それから飛んでいました。

そのはるが今日、一度目からまたぎました。しかも落ち着いて、ゆっくりと。
成長を感じました。

『お兄ちゃんになったねえ。ゴホウビに、今日はフスマがゆを作ってあげよう。えらいぞ、はるゥ』…と思ったのもつかの間。
帰り道、アニキ分のMくんが先に行ってしまったことに気付くが早いか、びゃんびゃん跳ねながら、抑えようと必死な私をムシして、モノスゴイスピードで追い掛けていきました。

フスマがゆなんて、オアズケ。当然です。