はるのつぶやき

家族のこと、仕事のこと、いろいろです。
本業は税理士です。

「専門家」と名乗るマナー

2015年08月21日 18時53分24秒 | つぶやき

誰も読んでいないことをいいことに、このブログを不満のはけ口にするようなカキコミはしたくない。
そもそも後で読み直した時に、絶対楽しくない。

楽しくないけどさ。

あまりにひどい文章を見たせいで、書きたくなっちゃったんだもん。

あるキャリア開発を専門にするD社の、新社会人に向けたサイトで、「有給休暇を取る際のマナー」みたいなものが語られていた。

http://doda.jp/careercompass/compassnews/20150814-13385.html

これが、まじで、ひどい。

まず日本語が稚拙。
じっくり読むと頭が悪くなりそうだったので、途中からは横目でしか読まなかったけど。

そして、「セーフ」「アウト」判定をしている、有給取得の理由がいちいち脱力レベル。
かつその判定もことごとく噴飯もの。(つっても面白いわけでもない。笑えればギャグとして楽しめるのに。)

自転車や自動車のパンク=アウト
パンクしている自転車や自動車の修理は休日に回しましょう。

・・・ね?
脱力したでしょ?

ちなみに、パンク修理のために有給を使うのはもったいないけど、セーフ、アウトでいえば、セーフだろう。有給休暇は多目的に使っていいもんだし、労働者の権利なんだから、アウトな理由なんか、ないんだよ。

天気がいいからって生理休暇を取って馬に乗りに行くのは、アウトかもしれないけどさ。

「もしかしたらこの人、リアルにバカなんじゃないだろうか。大丈夫だろうか?」
心配になってつい、調べてしまった。
これを書いたのは、西出ひろ子(47歳)、自称「マナーコンサルタント・美道家」。(←「美道家」ってなんだよ。)
テーブルマナーやビジネスマナーだけでなく、ビューティマナーとかライフマナーとかいうジャンルまで作り出してはカバーしているその守備範囲は、「「ファール球も全部拾います!」って言われてるような胡散臭さである。
執筆や撮影での指導をしているらしい。ウェブサイトを見ると、「マナー=思いやりの表現」とか、まともなことも書いてある。
・・・んだけど、全体的に、イタイ。

思うところをいろいろ言って、ギョーカイの(社会一般のモノサシでは)非常識な人たちにウケて仕事をもらって、なんとなく売れっ子な気分になるのは勝手だし、むしろこのレベルの知識・表現力でそこまで売り込めるひろ子のマーケティング能力には脱帽である。

ただ、こんな完成度が低い記事を、DODAという(いっちゃった)それなりに名前のあるキャリア開発会社が使ってしまったことが問題である。ひろ子は悪くない。DODAが掲載することで、就職活動中の素直な大学生(if any)なんかが、これを見て鵜呑みにしてしまうかもしれないじゃないか。

「専門家」と一言でいっても、たとえばニュートンに寄稿する物理学者が、ちんちくりんな非常識のカタマリみたいな人で、パンツを3日に1度ぐらいしか代えてなかったとしても、それは論文の内容がチャンとしてればまったくもって文句はない(読者でもないけど)。どうせ読者も多かれ少なかれマニアックな人たちで、内容についての判断能力もあるだろう。

しかしながら、「マナー」という、社会常識のよりどころにもされうるものを公に語る諸専門家の皆様におかれましては、専門知識以前に、一般常識(と、最低限の文章力)を身に着けておくのがマナーなんじゃないでしょうか?と問いたいのでございますよ。


ゲストダイバーとしてのマナー

2015年08月16日 11時47分22秒 | ダイビングのこと

ガイドをつけて潜るなら、ガイドの指示を守りましょう。

守れないなら、セルフで潜ってください。

―と、声を大にして言いたい。
言ったところでだれも読んでないけど、いいんです。言うことに意義があるっていうか、言いたいんだから仕方ない。

これはどんなにベテランでも守るべき、最低限のマナーですよ。
探せばボートでもセルフで潜る方法はあるし、ないなら自分で船買いなさい。

探す努力がメンドクサイ、そんな金はだせんというなら、ガイドの指示を守るか、ダイビングをあきらめるしかないんですよ。

昨日久々に、セパレーションインシデントがあった。
ユルイ流れの中でのドリフトダイブ中のこと。
ゲスト4人中2人が、魚を見つけて追いかけていたらガイドから離れてしまい、2人で浮上。
(はぐれた二人のゲストのうち一人がフロートをもっていたのは不幸中の幸い。)

話を聞いたら結構な確信犯。(←これがアタマにくるの!一緒に行く努力をしたけど結果的にSeparateしてしまうことはしょうがないし、最終的にはスキルを見抜けなかったガイドの責任だともいえる・・・といって自分の首を絞めてしまうワタシ。)
しかもロストした二人のうちウチ一人は、「オレだから大丈夫だってわかってるよ。」「だいじょぶだいじょぶ、怒られない。」とヘラっとしてる。フロートもっていなかった方のオッサンが、だ。

確認なく見えなくなってしまったらそれは「ロスト」であって、どんだけヘビーリピーターでも、スキルに不安がなくても、ガイドにとっては怖い(イヤな)ものなんですよ。少なくとも私の想像の及ぶ限りでは。
「あの人はロストしても大丈夫。」ってことはなくて、もし万が一、「あ~、あの人ロストしてもいいなぁ。」って思っているガイドがいるとすれば、「あの人は死んでも別にイイナァ。」という覚悟又は恨みがあるんだと思います。

実際のトコ。
あの大海原でボートは1台。
もしもう一人がフロートをもってなかったら、そのオッサンは八重山の海のモクズかモズクになっていてもおかしくないわけで。
それは、どんだけダイビングが上手かろうと、何百回この海で潜っていようと、ショップのオーナーと親密であろうと、関係ない。
(2泊3日ぐらいモズク生活すれば、少しは身に染みたろうに…って思ってしまうフキンシンなワタクシ。)

だから、どーーーーーーーしても別の方向に行きたくなってしまったら、最悪でも「私はこっちに行くからね。」「OK」という確認のやり取りをしてからにしてくださいっつーことですよ。

そしてさらに、ゲストの一部がいなくなった状態で、ベストのガイドができるわけもなく。
つまり、自分たちの欲のために他のゲストの楽しみを犠牲にすることが許されるのか、ということも自問していただきたい。

そんなことを思った、昨日でした。

ロストについて調べていたら、とてもいい記事があった。納得。
http://www.maring.jp/blog/2008/10/post-25.html


自動洗浄トイレ

2015年08月16日 10時44分59秒 | つぶやき

自分のタイミングで流したいんですけど。

―と、声を大にして言いたい。・・・今日は声を大にしっぱなしだ。
さっき大声出した件と比べると要求のレベルはガクンと下がるが、生活密着度的には俄然こっちの方が重大である。

あの自動洗浄トイレというやつ、私がまだ拭いている途中に流し始めるんである。
どれだけ急いでもペーパーを投入するのが間に合わず、流れ終わって再度タンクに水が貯まるのをまってから、改めて流すことになるんである。時間と水の無駄、地球にキビシイ機能だとおもえてならない。
他人のトイレの段取りを確認する機会はあまりないので・・・というか物心ついてから一度もないので、この非効率が、私の間が悪すぎるせいなのか、TOTOのソフト開発の人がたまたま瞬殺でオシリを拭ける人であるせいなのか、わからない。

つかぬことをお伺いしますが、大部分の日本国民の皆様は、あのタイミングで間に合うんでしょうか?

どっちにしても、自分のタイミングでCUEを出すようになっていれば(=手動であれば)、こんな無駄は生じないし、この無駄をのんでまでして導入するメリットがあるとも思えない。
強いて言えば、「流し忘れを防いで、次の人に不愉快な思いをさせない。」というメリットであろうか。
これも日本の全トイレが手動になっていれば、大の大人が流し忘れるようなことはないとおもうんである。
「機械にやらせている優越感」に浸る為だけの機能としか思えない。

ちなみに自動洗浄ほど普及していないが、自動開閉トイレにも毎度ゾッとさせられる。
音もなく「スー」っと迫ってきて、オシリを拭いている私をパクっと挟んでくるのはほんとにやめてほしい。


日本人の「4千年の歴史の国のヒト」化

2015年08月13日 23時38分14秒 | つぶやき

この夏3か月間、ゲストハウスに身を寄せている。
小さいながらも個室があり、ゆんたくスペースには5~6人がけのダイニングテーブルがある。
宿泊している人のほとんどが、こちらで仕事をしている長期滞在者。それぞれ違ったリズムで生活しながらも、互いの配慮でうまいバランスを保っている。夕ご飯も、夕方5時ぐらいからトリマイッパイモードに入る人、9時過ぎに帰ってきてご飯を食べる人、様々ながら何となく食卓をともにしたり、しなかったり。

時たま観光の人もやってくる。
観光の人も長期滞在者に配慮するし、長期滞在者側も物珍しいのもあってかなり親切にしちゃう。(うっとおしいかもぐらい)

そんな、とっても、「ちょうどいい」感じのゲストハウスなんです。

そこにダイバーの団体(女4人、男2人の計6人)がドヤっと入ってきた。4泊するという。
みんな40~50歳代くらいのいい大人、100万円をくだらないレベルのカメラを持ってきている。
つまり貧乏じゃない。むしろ金持ち。
なのにゲストハウス?・・・なんですね。

一日目、傍若無人な大声でのおしゃべりに辟易したけど、声量は人それぞれだからね。しかたないよね。
昨日まで整然としていた玄関もサンダルが散乱しているけど、これはしつけだからね。親のせいだよね。

二日目、ダイビングから帰ってきたらひとしきりゆんたくスペースを占領しつつ、リレー形式でシャワーと洗濯機の独占。
ちょっとどうなのそれ。

三日目、あいつらの(←完全に敵意モードである)ゆんたくスペース占領時間をさけてシャワーを浴びて、ご飯をたべよう・・・と思ったら、ちょうど外食から戻ってきて再び占領、占領リターンズである。
全面的にご飯の準備をしているワタクシにおかまいもなく、ゆんたくスペースで酒盛り開始。
卒業式の呼びかけみたいな大声で、なぜか同じ会話を5回転ぐらいしている。新手のリサイクル、エコ活動だろうか?
なんとかスズキを撮ってうれしかった話→フォーカスの合わせ方の話→XXちゃんが酔っぱらってカマンベールをご飯みたいにガツガツ食べ始めてやばかったから止めた話→XXという魚がオトコマエな話→最近のワカイモンが人の握ったおにぎりを食べられないらしい話→なんとかスズキを撮ってうれしかった話・・・∞。
カマンベールの下りはちょっと面白かったけどw。

ちなみにできたご飯とともに行き場のなくなった私、仕方なしに台所で立ったまま食べましたよ。
それも知っていながら、全くしら~~~んぷりの6人組は、延々リサイクルし続ける。

・・・なんだろうこの空気。

・・・どっかで感じたことがあるだよな。

4千年の歴史の国の人たちの空気感だ!!

言い換えると、ラーメンマンと同郷の人たちの空気感!

「数に物言わせて、みんなでやれば恥ずかしくない。」

「力任せに押し切ったもん勝ち。」

あなたたち、日本人として恥ずかしくないんですか?

・・・見ているワタクシは、同じ日本人として非常に恥ずかしいんですが。

ちなみに中国(あ、言っちゃった。)って、どうして4千年の歴史の国って言われるんスかね?
Wikiによれば、中華人民共和国って1949年にできたばっかりらしいんスけど。

私の大好きな「蒼穹の昴」も同じ大陸の話。
単に物語だから美化されているのか。
それとも現代にいたるまでのどこかで、国民が理想及び美徳並びに尊厳を失くしてしまった故に変わり果ててしまったのか。

・・・いずれにせよ。

理想及び美徳並びに尊厳の欠如した大陸風日本人の増加が、メジャーな風向きでないことを切に願う今夜でございます。


PVが尋常じゃない件。

2015年08月13日 19時43分35秒 | つぶやき

だーーーーーーーれも見ていないことをいいことにやりたい放題やっております、このブログ。
ここ数日PVが異常値なんです。

投稿しない日は20IP/40PVぐらい、投稿した日は30IP/60PVぐらいが相場なんです。
つまり20IP/40PV(20人が2PVぐらいづつみてる・・・と理解しているがどうなんでしょう)ぐらいがカウントのバグで、投稿した日はGooブログのHPからうっかりクリックしちゃう人が10人ぐらいいるんだろうと思ってます。

ところが!!11日が52IP/205PV、12日は68IP/910PVって!!!
ワタシってばもしかしてすっごくいいこと書いちゃったのかしら???ヤバイ小説家デビューの話とかきたらどうしよう!!!・・・と思って見返したら、11日は海馬の話、12日なんて超個人的なイラツキをぶちまけた記事。

・・・むっちゃはずかしいぞ。

※このブログに掲載しております情報は、概ね個人の感想若しくは思い込み又は妄想であり、全面的に依拠する事実・根拠のないものと思っていただくといい塩梅かと存じますのでそこんとこよろしくです。


オレオレタイプのオトコ

2015年08月12日 05時47分40秒 | つぶやき

H氏52歳、一挙一動をLINEで報告してくれる。

「久々に朝寝坊してゆっくりしてます♪」
「XX空港なう。今日は天気よすぎ!」
「連絡バスでの搭乗です」
「いってきます」
「XX空港到着」
「XX(地元)に到着」

潜った日なんて、データと残圧まで報告が・・・。

・・・すみません。
そこ興味ないです、正直。
それにその情報、面白くないです別に。

別にいいんです、残圧お知らせしてくれても、ETD、ETAをあらかじめお知らせしてくれても、次の日のダイビング(注:私はいかない)の集合時間をおしえてくれても。
ただ、自分以外のこと、たとえばワタシのことには興味ないんでしょうか?
病院行った結果どうだったのかとか、今日はなにしてるんだろうか、とか。

・・・まぁ、ないんでしょう。

NDしかり、「オレ!オレ!」タイプの人間、最近引き強いなーーー。

あきれて丸一日既読スルーしてることも全く意に介さず。
「父は元気にしてました。おやすみ~」
だそうです。

ボウダイ→J隊→順当に出世して年相応のポジションにいる人、つまりはたから見たエリート上級J官の対人スキルってこの程度なんだろうか。
むしろそんな環境にしか身を置いていないから、その程度なんだろうか。

こんな人たちが動かしているJ隊、大丈夫か?


ストレス耐性と記憶力

2015年08月11日 00時21分42秒 | つぶやき

同じ環境(ストレッサー)にさらされても、ストレスを感じない人、受けたストレスを発散する人、ストレスにまみれて落ちてしまう人、様々だ。
人というのは、新しい環境に置かれると、少なからずストレスを感じるものらしい。
その環境に「慣れ」てしまえば、それは新しい環境ではなくなるわけで、したがってストレスの素ではなくなってくる。
「慣れ」とはつまり、経験を重ねることで、「いつも通りのことだ」「恐れることはない」と、脳が「記憶」することである。
(「記憶(を生成する)」という作業は、脳の中でも「海馬」が担当するらしい。アセトアルデヒトの攻撃に弱い、あの海馬である。)

自分でいうのもなんだが、私はめっぽうストレスに強い。
というか、ストレスに鈍感である。
通常人がストレスを感じるという新しい環境も、たいてい楽しくて仕方ない。(むしろ慣れてつまならなくなった場所にいることの方がストレスである。)

大人になって記憶力が衰えてきたなぁ、と残念に思うことがたびたびある。
それでもストレス耐性は相変わらず高いということは、潜在的記憶力、海馬の機能は健在ということか。

記憶の作業は海馬が行うが、それを貯めておく機能、貯めた記憶を必要に応じて引き出す機能はまた別の部位らしい。
つまり、「記憶力が衰えてきた」と思うのは、貯蔵機能、引き出し機能が衰えてきた現れなのだろうか。

貯蔵庫&Pickup機能も、同じぐらい性能を維持していてくれればいうことないが。
でもストレスに強いこの体質は、本当にありがたいもの。

常にアタマつかって、海馬が衰えないように鍛えておかなくちゃ!


 


側溝の穴って、要る?

2015年08月02日 14時32分27秒 | つぶやき

松葉杖生活、2週間。

オバケ、高所、休職制度の廃止以外には、この世にほとんど怖いもののない私ですが、新たに怖いものが出現しました。

それは、側溝の穴

道の両端にある側溝にかぶせてある、あのコンクリートのフタとフタの間にある、あの穴です。

 

完全に松葉杖に依存して必死に歩いていたある昼下がり、この穴に一方の松葉杖が「スポっ」とはまってしまったんです。
つまり、片方の杖だけが瞬時にして50センチぐらい短くなっちゃったわけです。

ギョエ~~~~~~~~~~~

激痛とともにひっくり返りましたよ、当然。
頑張れば踏みとどまれたんでしょうが、頑張ることで患部にムリな力がかかるのは避けなければならん!!!というとっさの判断で、ひっくり返ったんです。
もうその痛いこと、恥ずかしいこと!!!しかも全くフラットな場所で、片足だけで立ち上がるってかなり難しいんですよこれが。もっとまじめにコザックダンスの練習をしておくんだった・・・。(やったことないけど。)

なんで足元(杖元?)をちゃんと見ていなかったかと言いますと。・・・そそっかしいから、っていうのももちろんあるんですが。

「じーーーーーーっと下を見ながら松葉杖をついて歩く図」って、なんか悲壮感漂いません?
ワタシそういう、「病気ケガその他これらに類する不幸で同情を誘うカンジの行動」が、どうしても受け容れられないんです。それが他人でも、自分でも。
同情を誘われちゃうと逆に、「甘えてんじゃないわよ。そんなの私のせいじゃないし。」って、思っちゃう冷たい人間なんです。
だから、「大げさな装具を付けて松葉杖をついている」というただでさえ同情誘いがちないでたちだからこそ、「へっちゃらだもんね~♪ヒュ~(口笛)」っていう顔をしていたいのです。

そんなわけで、♪上をむ~いてヒュ~っと歩いていたら、ギョエ~~~~~~~~~~~~~~~となってしまったわけなんです。

そもそもこの穴、というか、各蓋のへっこみは何のためにあるのでしょうか?

①はめる係のおっちゃんがうっかり手を挟み、指がもげて失業してしまうから
②ふたを持ち上げられないと何かの拍子に側溝にはまり込んだ子猫を助けられず、年末放映される感動VTRのネタに困るから
③ポイ捨てされ煙草が行き場をなくして地上に散乱するから

という理由が考察されます。

③はそもそもポイ捨てしなきゃいい話です。
それに、側溝の下にあって目に見えなきゃいいっていうことじゃないでしょ、ってことですよ。
故に、ポイ捨てタバコの見苦しさは、穴の存在を正当化する理由にはなりません。はいブーっ。

年末に限らずめったにテレビを見ない私には、②のネタ作りの必要性は全くありません。故に却下。
・・っていうのもちょっと勝手すぎるので、もう少し掘り下げますか。
側溝に落ちた子猫はカワイソウですが(※カワウソではない。カワウソだったらぜひ捕獲してみたい。)、そもそも論として野良猫の存在について論じられるべきです。
近所の人たちが総出で助けた子猫が、翌週保健所で殺処分されていても全く不思議じゃないんですよ。
無責任な人間達に途中で放棄され、野良になってしまった猫たち。
また無責任にエサをやるさみしい老婆のせいでさらに増えてしまう、行き場のない猫たち。
そいつら(=老婆を含む無責任な人間達)にどう再教育すべきか、そういう大局的な見方がされるべきであって、一匹の子猫を助けたとか助けないとかは、大勢に影響ないし、もう正直どっちでもいいレベル。そういう醒めた目でそのVTRを見たら大して感動もしないはずですよきっと。
そういうわけで、却下でし。

ここで番外編としてもう一つ、「ふたを持ち上げられる」様にしておくことの必要性として、「小銭を落としたらどうするんだ!」という議論が想定されます。
5円、10円、50円・・・100円ぐらいまでなら、あきらめもつきましょう。
でもそれが、500円玉だったら・・・と考えると、ちょっとショックですね。
さらにそれが、3年ローンで買った120万円のダイヤの指輪だったら・・・と考えると、股間が寒くなります。
「ああ・・・なんでオレはあの時、道の端で財布を取り出したんだ・・・・」
「あの指輪、ユルイユルイとは思っていたのよ!なんであんなところで手を振ったのかしらワタシ・・・大体なんで自腹であんな指輪を買っちゃったのかしらワタシ・・・」
と、2日半~3か月ぐらいブルーになってしまうリスクがあります。
そう考えるとやっぱり、側溝ははめ殺し(エッチな意味じゃないですからね念のため。一回設置したら2度と開かないようなものを、はめ殺しっていうんです。)じゃなくて、緊急時に開けられるようになっている方がいい、そんな議論が起こりそうですよね?

今、「そうだなぁ。」と思ったソコのアナタ!!!

っバーカ!バーカバーカ!

あの穴がなかったら、落ちないんだぴょ~~~~ん♪

大体あの蓋、人力でヒョイって持ち上がると思って?
すっごい重い上に、隙間に土やゴミがみっちり詰まってカッチカチになってるはず。
顔真っ赤にして持ち上げようとして、腰がギクってなるのがオチですよほぼ100%。

で、最期に残った、①の設置時の安全性。
どこの工事現場でも「安全第一 ご迷惑おかけしております。」って書いてあるでしょ。だから安全は第一なんです。
それに、おっちゃんが失業する=失業給付やら見舞金やらが支払われる=全国の皆さんの失業保険の料率が上がりかねない
∴やっぱりオッチャンの安全は大切なんです。
だからふたの凹みは、やっぱり失くせない。(ハル、失脚。。。)

じゃぁさ、せめてふさいどいてよ。

ってことでこちら。

ワンタッチで装着できる側溝のふた、その名も「コンクリート側溝蓋用 溝蓋キャップ アルミ製 素材色 S型(ワンタッチ取付) (amazon)」があるんです。
青や緑、パープルなど、メタリックなカラバリもそろってるんです。

これさえあれば、穴に松葉杖がはまる心配もないし、オッチャンが指を落とす危険もなくなる!!!万事解決!!!

なんですがこれ、一つ730円するんですよ。
一つということはつまり、たった一個で、730円です。二つ買ったらもう1460円ですヨ奥さん。
50個買えば32,430円!!!という一見お得なディールでも、@648円。
もし100mの側溝のフタに全部取り付けるとすると、フタの長さが標準的な60センチ(らしい)で166枚、両端はいらないとしても165コのコンクリート側溝蓋用 溝蓋キャップ アルミ製 素材色 S型(ワンタッチ取付) が必要だから、106,920円。
別の計算をすると、60センチ長のU字溝が1300円(rakuten)フタは一個2500円(amazon)ぐらいだから、工事費として大体17%増しになるわけですね。
・・・なに、この微妙な感じ。特に高くもないし、かといって安くもない。

U字溝とフタの値段のバランスがおかしくないか?

っていう疑問はさておき。
人口比としてきわめて限られた「松葉杖をついていてかつそそっかしい人々」のために予算17%増はムリ、というのが全国の自治体の判断なわけですねああそうですか。
。。。まぁそうですよね。

「松葉杖をついていてかつそそっかしいオトモダチがひっくり返らないように、みなさん17%多く税金を納めてもらいたいんだけど、いいかなぁ~?」

つられて「いいともぉ~!」って言っちゃうアホな人を除いて、100%反対されることでしょう。
私も断固、拒否します。

というわけで、日本全国フタキャップ推進運動はあきらめて、上をむ~いてヒュ~~♪っとしながら、しっかり足元を見て歩けるよう、宝塚式の訓練を積もうと心に決める本日です。(※男役の人が、足元みないで階段セットを降りてくるイメージ)


上手な生き方

2015年08月02日 06時43分34秒 | つぶやき

昨日の晩、50歳ぐらいのお年頃のオジサマに、お説教をいただいた。

「親の幸せを含めて考えれば、若いうち(20歳ぐらい)に結婚、出産をして、やりたいことはその子が(20歳ぐらいで)独立してからまたするべき。そうすれば人生2度楽しめたのに。」

という趣旨。

彼の唱える人生プランのFeasibilityをここで論じることに意味はないので、まぁ実現可能だとして、です。

そういわれても、やっぱり私は、自分の生き方に満足しているな、と思います。
30代前半で結婚できなかったのは予定外ですが。

あの時結婚に踏み切れないうちに気持ちがはなれてしまったこと、その手前で牧場がうまくはじめられなかったことも含めて、運命だったと思います。
むしろあの時万事うまくいって、にやと一緒になっていたら、今頃閉塞感にウツウツとしていたかもしれません。
人里離れた山奥で1年365日過ごすなんて、

お前にはムリにきまってんじゃん。

という、どこかの先見の明のある神さまの差配だったのでは、とすら思います。
さすがよくわかってらっしゃる。

今は、仕事も楽しくて、経済的な不安もなく、夢中になれることがあって、好きな人と好きなところに行って好きなことをできる。

確かに刹那的な楽しさかもしれないけど、それがあることで自分が輝いていられる。(つもり)
予定外の延長で、いまだに孫の顔を見せてあげられてないけど、私がウツウツとしててもマゴがいたら親は幸せなんだろうか。
やっぱり私が幸せに生きていることの方が大切じゃない?・・・っていうのはワタシのエゴかな。

大学を卒業するまでずっと、「将来のために」と思って頑張ってきた。
でもその「将来」のハズであったソニーでの勤務は、自分が夢見てきたものとは違ったのです。
それでわかったことは、「今も楽しまないと!!」。

お説教をしてくれたオジサマは素敵な方だし、彼の主義主張に正面から異議を唱えるつもりはサラッサラないけど。

でも私はとっても、満足しているので、ご心配なく~♪