パンソリの「オナラ(ONARA)」はどこか響くんだよねぇ

2011-03-02 20:02:19 | レビュー
以前NHKで放送された韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」で、
主題歌「ONARA(オナラ)」を知りました。
「オナラ、オ~ナラ~、アジュオナ~」とちょっと聴いただけでやけに耳に残る曲。
10代の女の子たちのハツラツとした歌声で始まり中盤には大人の女性のセツナめな歌声も入って
なんとも哀愁ある世界を醸しだしています。
あのコブシのきいた力強い(韓国の伝統歌唱)パンソリの「ONARA」を聴くと
どこか血(魂)が騒ぐものがあるのはアマルだけでしょうか。

Onara-Ost Dae Jang Geum [Rom+Eng Sub]


チャングム豆辞典 主題歌『オナラ』


以下はNHKの公式サイトから抜粋まとめカキコしています。

オナラ  作詞・作曲:イム・セヒョン

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オナラ オ~ナラ アジュオナ
カナラ カ~ナラ アジュガナァ
ナナニ タ~リョド モンノナニ
アニリ ア~ニリ アニノネ
ヘイヤ ディイヤ ヘイヤナラ~ニノ
オ~ジド モ~タナ タリョガナァ

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この歌詞はドラマ(時代劇)の雰囲気を出そうと、三国時代の文献などを参考に、
古語をベースにして創作された言葉だということです。
そのため、解釈のための現代語訳がつけられています。

<現代語訳> 日本語訳:張銀英 金賢珠
来てください 来てくださいと言えば、本当に来てくださるのでしょうか
行ってください 行ってくださいと言えば 本当に行ってしまわれるのでしょうか
果てしなく待てど ふれることもできず
(まるで羽があっても飛べない穴蜂のよう 愛しい気持ちを分かち合うこともできない)
いいえ いいえ だめなのですね
(愛しい人の愛は 私の気持ちだけではどうすることもできない)
ヘイヤ ディイヤ ヘイヤナラ~ニノ
愛しい人よ 来ることができぬのならば 私を連れて行ってください

放送当初、韓国でも「歌われている言葉が何語なのかすら判らない」と話題となり、
視聴者の間で歌詞の聞き取りや歌の解釈が試みられたそうです。
しかし、正解を導き出せた人はほとんどいなかったとのこと。
ちなみに“ヘイヤ ディイヤ ヘイヤナラ~ニノ”の部分は、囃子言葉のようなものです。
あえて意味を記せば「ああ、ああ、どうすればよいのだろう」となります。


そして以下の動画は「ONARA」の曲に合わせて気持ちよくワルツで踊られている
韓国レディ、マダムの皆さんたち。(民族衣装を身に着けた最前列の男性は
ダンスの先生でしょうか?とても気持ちよさそうに踊ってますねぇ。
これを見て感化されたアマルは(自分の部屋で独り)リズムに乗って踊り回るのでした

Dae Jang Geum - Line Dance


ああッ、そういえば韓国の女性にいっぱいモテた時代が懐かしいなぁ

Oh na ra korea dance

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