奥多野ツーリング

皆さん、こんにちは。

というわけで、行って来ました奥多野。

今回のツーリングに参加するにあたり、私自身の目的は２つありました。
①前回食べられなかったうどんを食べること。
②埼玉の峠を克服すること。
です。
というのも、埼玉の峠は「極屈曲路」に近い峠が多く、あまり楽しめないイメージがあったのです。
結果的に今回のツーリングではそのイメージを大きく覆すような道を走ることが出来た私でしたが、桃源郷に辿り着くまでには大変な苦難が待ち受けていたのでした・・・。

関越、高坂ＰＡ。
せっかくの「こどもの日」は曇天ときどき小雨。（血涙）
クルマを愛する私たち「コドモ」のテンションはビミョーな感じでありました。

今回集まったのは私のＢ３を含め５台。
Shimaさん、杉さん、ＪＡＹ－Ｔさん、root-tさん・・・末席に私。
特に私の目を引いたのはroot-tさんのアルピナロードスター。
注：画像は全く別のクルマです。
Ｚ４をベースにして作られたこのクルマ。
外見的には見慣れた青い色に塗ってスポイラーがついてダイナミックホイールを履かせているくらいしか差異を見出せないのですが・・・なぜこんなにカッコイイんでしょう？（涎）
そんな希少メーカーの中の希少モデルと一緒に走れる機会に感謝です。

ＰＡ内にて集合時間までウダウダしたら出発です。
ＧＷの影響で早朝でも多い交通量の関越道をチンタラ走って本庄・児玉ＩＣで降ります。
静かな商店街を抜けると、ちょっとしたワインディングロードが・・・こりゃあ準備運動に丁度いいや。
しかし、私の前を行くroot-tさんとＪさんのクルマをウットリ見ながら走っていると・・・突然金属板を叩くような破裂音が２回、そしてスローダウン。
「！？」と思いつつ、クルマを脇に寄せます。
聞くと、お二人のクルマが共にパンクしてしまったとのこと。
せっかくこれからって時にツイてない・・・。
とにかく、対面にあった広いスペースにクルマを移動します。
原因はバンク気味のコーナーの中央に設置されたキャッツ・アイ。
横Ｇが掛かってタイヤが歪んでいる時ですので、扁平タイヤはひとたまりもありませんでした。
ＪさんのＢ３Ｓはタイヤ交換のみで済んだものの、root-tさんのクルマのホイールはリムがめくれ、タイヤのサイドにはまるでナイフで切ったようなキズが。（汗）
当然自走不可のため、至急ローダーを手配することとなりました。
タイヤ交換し終わったＪさんも先日の長野ツーリングに続き、とんぼ帰りとなってしまいました。
ああ・・・。（涙）

・・・・・・

お二人と別れた私たちは、Shimaさんの「今日は、うどんでも食ってマッタリしましょう」という言葉に頷きを返して走り始めます。
ですが、ここから走った道は細く曲がりくねった峠。
咄嗟に長野の林道じみた道でのイヤ～な思い出が過ぎったのですが、なんとか杉さんの後ろをソロソロと走り、コトなく通り過ぎることができました・・・フー。（汗）

ちょっと一息・・・撮影タイムでマッタリモード。

手前は杉さんのＢ３です。


センターホイールキャップがないので、スグに誰のクルマか分かります。（笑）


最近こういう構図が好きです。

Ｒ４６２をしばらく走った先には神流湖と赤い橋が。
あれ？どこかで見たことあるなあこの橋・・・と思っていたら、以前wataさんが行かれていた所でした。（笑）
Shimaさんが意図してルートに組み込んだのかどうかは分かりませんが・・・偶然だったのでしょうか。


秩父エリアの山々とＢ３。


さて、そろそろメシ食いに行きますか！

この頃になってようやく小雨も収まり、所々はドライとなった山間路を走ります・・・チンタラと。（涙）
その時先頭にいたのはアリスト。
ＧＷらしいＢＤならぬＥＤ走行に、さぞかし先頭を走るShimaさんはフラストレーション溜まっているんだろうなーと考えていると・・・

ネズミ捕り＆サイン会場（滝汗）
対向車のパッシングしてくれた軽トラのおっちゃん、ありがとう。
しっかし、あの時に道がガラガラだったらと思うと・・・（脂汁）

ネズミ捕りに精を出す桜田門埼玉支部の方々の攻撃を３０キロでかいくぐったら（笑）、あとはうどん屋を目指すのみ。
ゴン太の麺をこれでもかと胃にブチ込む様を想像してタコメーターを３時方向に貼り付けます。
生唾を飲み込みながら、見覚えのある駐車場に滑り込



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あえなく撃沈した我々は苦笑と空腹を顔に浮かべ、悔しさを心に刻みつつリスタートです。（涙）
徐（おもむろ）にツーリング・マップルを取り出したShimaさんの提案で小鹿野にあるトンカツ屋さんを目指すことに。
土地勘のある杉さんにルートを選択してもらいます。
Ｒ４６２に戻り、Ｒ２９９に入って志賀坂峠にアジャスト。

ここが本日のハイライトになりました。
路面は程よく整備された道路で、Ｂ３にピッタリの中速ステージ。
２速はアッという間に吹け切り、３速全開。
見通しも良く「スカッと来る」展開に、各自（主に先頭を行く杉さん）様々な思いを胸に踏みまくり。
アドレナリン出っ放しと相成りました。
これでエンジン内のカーボンも吹き飛んだことでしょう・・・埼玉最高！（爆）

昼飯のトンカツ屋「安田屋」に着いたのは正午過ぎ。
地元では有名らしく、またツーリング・マップルに記載されているせいか、お客はライダーが多かったように思います。
ちなみにメニューはカツ丼の「普通」・「子供用」のみ・・・潔くて好きです。（笑）
２０分程待つと、サクッと揚がった柔らかい特大トンカツ２枚が盛られた丼が目の前に並びます。
タレがまた絶品で、甘からず辛からずの程よい味付け。
いや、幸せをかみ締めた瞬間でありました・・・。
（k7さんに特にオススメのカツ丼はshimaさんのblogでどうぞ）

さて名残惜しいですが、お腹いっぱいになったら解散です。
関越・花園で高速に乗ります。
しかしながら、混みだす前に帰らなければＧＷ渋滞に巻き込まれるであろうことは必至。
右足がアクセルを踏み切っていくのを止めることは出来ないのでありました。（笑）

・・・・・・

Shimaさん、先日に引き続きお世話になりました。
杉さん、素敵な道にご案内頂きありがとうございました。
Ｊさん、root-tさん、今回は非常に残念でしたが近いうちにまたご一緒しましょうね。
次回は、お二人の素敵なクルマを激写させて下さいね。（笑）

お疲れ様でした！