誰も知らない男 なぜイエスは世界一有名になったか ブルース・バートン著 小林保彦訳 2005.2.21

誰も知らない男　なぜイエスは世界一有名になったか　ブルース・バートン著 小林保彦訳　2005.2.21
《読む目的》イエスの言葉は現代ビジネスの真理を体現しついる。を知る。
《お勧め度》★★☆☆☆
《発見》相手にわかる話から始める

《ポイント》
はじめに
◼︎人々をその気にさせ、偉大な組織を作りあげる人間は、人をひきつける魅力に溢れているものだ。それなのにイエス（か弱いと言われている）が最も偉大な組織を作りあげたというのはおかしいじゃないか

第1章　人の上に立つ者
◼︎侮辱に動じない
優れたリーダーの条件なのだが、歴史に残るリーダーたちは、いずれも私怨を捨て、些細なことにこだわらなかった。

第2章　体力派イエス
◼︎血を沸かせる活気
イエスは、その雰囲気につられて病人が元気になってしまうほど健康だった。そして女にもてた。大食い大酒飲みだった。

第3章　社交家イエス
「口に入るものによって汚されることはない。口から出るものによって汚されるのだ」

第4章　彼の方法
◼︎相手にわかる話から始める

第5章　彼の広告
◼︎説教ではなく奉仕による広告
◼︎たとえ話で語る
◼︎文章は圧縮する
◼︎言葉は単純にする
◼︎誠実に語る
◼︎繰り返し伝える

第6章　現代ビジネスの創始者
◼︎イエスのビジネス哲学
①より偉くなりたければ、より多く人に仕えなければならない。
②トップの座につきたければ、一番下で尽くさなければならない。
③大きな報酬は、要求されないもう1マイルを行く者に与えられる。

「お前たちのうちで偉くなりたいものは、かえってみんなの下僕となり、またお前たちのうちで頭になりたいものは、みんなの奴隷となりなさい」

「誰かが無理に1マイルの道を歩かせようとするなら、一緒に2マイル歩きなさい」

「受けるより与えるほうが幸いである」

◼︎肩書きや富より大きな成功がある
◼︎忘れものをしない
ナザレのイエスの母親は、その戸をたたいたが開けてもらえなかった。宿屋は満室だった。その店は人類の歴史の中で最も大きな出来事に宿を貸すことになったかもしれないのに、チャンスを逸したのである。

第7章　主、イエス
◼︎職務には誠実でなければならない