恥知らずのパープルヘイズ 上遠野浩平

皆様ご存知のJOJO第5部より繋がるスピンアウト小説です。荒木先生がかいたものではないので亜種ではありますが、私には大変貴重一冊でした。

まさかのヒーローチームからの脱退。あるギャングチームのリーダーがボスを裏切った。正しいことしたと俺は思っている、命令はしない、ついてこいとも言わない、ボスを倒しに行く、決断はお前がしろ！
ここでまさかの脱落者。そうそれが今回の主人公のフーゴ。
いやー不覚にも涙が出てきた。パープルヘイズはその能力がゆえに作者が扱いづらいため脱落させたと思っていた。荒木先生の意思はわからないがこの小説で悩みがきえました。覚悟、勇気がジョジョのテーマです。

ちなみにジョジョの奇妙な冒険は、人間賛歌のまんがです。