読書のすすめ

日々の読書感想文

ルネサンスとは何であったのか 塩野七生著 2008.4.1

2019年12月09日 21時12分00秒 | Atsushi

ルネサンスとは何であったのか 塩野七生著 2008.4.1
《読む目的》ルネサンスを再現する
《お勧め度》★★★★☆
《発見》大航海者とそのスポンサーの関係は、融資者が企画し資金も用意した探検行を、適格者と見た誰かに命じて行わせたものではない。渡航者のほうが、スポンサーに企画を売りこんで実現した。

《ポイント》
読者に
◼︎フィレンツェ ウフィッツィ美術館
はじめて見る芸術作品の数々を前にして、私は、感動するよりも何よりも、存在しうるかぎりの神々に誓った。死んでも作品の解説はしない、と。
芸術作品とは、仲介者なしでそれと1対1で向き合い、作者が表現しようとしたことを虚心に受けとめるべきものだと感じたのである。

第1部 フィレンツェで考える
◼︎ルネサンスとは、一体全体何だったのか
「見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発が、後世の人々によってルネサンスとなづけられることになる。精神運動の本質でした。」







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