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あっきーのひとりごと

私として、妻として、ママとして、嫁として、娘として、普通に過ごす
あっきーのひとりごと

『新版 拝領妻始末』  観劇記

2009-06-24 | 山田純大さん
  大好きな純大さん の舞台。
  
  なんば新歌舞伎座最終公演               
     『新版 拝領妻始末(はいりょうつましまつ) 』  
             


事前に何の相談もせずに役者の道に入り「おやじの世話にはなりたくない」と
自分の足で歩いてきた純大さん。
その純大さんが初めて父親と同じ舞台に立つ。
舞台を観るたびに、いつかは見たいと思っていた親子競演の舞台 
そして、主演舞台   

そんな念願だった二つの思いが一度に叶う贅沢な舞台

それを見ずにいられるわけはなく、かといって、東京←→大阪の距離を何度も
往復できるほど、家を空けるわけにもいかず、今回の土日の公演が唯一足を
運べる私の大切な2日間になります。

この話が決まった時から、 『6月は行かせてね~』 『大阪行くからね~』
と家族に呪文のように唱え、暗示をかけ(?)、真面目に主婦をしながら、
出かける前には地味に行動し、家族も自分も体調を整え、行きたくて行きたくて
仕方のなかった思いをグッと胸に溜め込んで、行って来ました。


2時間半のの旅。そして、新大阪~なんば。
ホテルに着いて、窓を開けるとそこには・・・

    
新歌舞伎座が見えました。部屋から劇場が見える。
ただこれだけで、テンションがあがります。
         別に舞台に出演するわけでもないのにねっ


速攻で遅いお昼ご飯を食べ、開演15分前、無事に新歌舞伎座到着。
初めて純大さん生で拝見した  "妻をめとらば" 以来ちょうど3年ぶりの大阪・新歌舞伎座です。
                  
   
   とても立派で風情のある建物。昭和33年から今日まで、51年間という歳月の重みを感じますね。


そして、正面玄関上には、純大さん


        キャ~  素敵ですっ   



開演5分前。あ~ドキドキするっ  あ~唾が飲み込めないっ

あ~始まるぅ  



『新版 拝領妻始末』  * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

     ちょっと長くなりますが・・・

【第一幕】
時は享保。会津藩士.笹原与五郎(純大さん)は、恋人.いち(小林綾子さん)を両親に
ひき合わせようとした矢先、藩主.松平正容の側室として彼女は召し上げられてしまう。
~それから2年~ 
猪苗代の城勤めを終え、城下へ帰ってきた与五郎。一方、いちは無事に男子を出産
していた。
しかし、殿の前で乱心して姿を消し、死を覚悟したいちと、偶然にも再会した与五郎。
苦しんだのはあなた一人ではないと語る。
殿の不興を買ったいちを奥御殿に置いておくわけには行かず、ちょうどそこに居合わ
せた与五郎の嫁にやろうという殿。恐れ多いと辞退する父.伊三郎(杉さん)。
しかし、与五郎はその申し出を受けるのだった。
~祝言~
一度は引き裂かれたが再び結ばれた二人。家付き娘で気位の高い与五郎の母.すが
(葉山葉子さん)は何かといちに辛く当たるのだった。
しかし、また再びめぐり合い結ばれることになったことを心から嬉しいと言う与五郎の
優しさに心癒され、二人は「会津一、日本一幸せになろう」と誓うのだった。



【第二幕】
~さらに二年後~
与五郎といちの間にとみという女の子が生まれ、幸せな生活を送っていた。
しかし、殿の嫡男が死去、いちが産んだ男子が世継ぎに決まった。
お世継ぎの生母が家臣の妻であるのは体裁が悪いと、再び御殿に上がるよう催促を
受ける。催促を受けなければ家はおとりつぶし。母親をはじめ親戚からも責められる。
そんな二人を父だけは味方するのだった。

二度と離れたくないと頑なに拒む二人だが、家老たちの謀略によって再び引き離され
てしまう。与五郎は、いちを自分の下へ戻して欲しいと切腹を覚悟で嘆願書を差し出す
のだった。
家は崩壊し、上意の使者を待つばかりの与五郎と父.伊三郎。
そこへ現れたのは、老女として江戸表へ出立することになったいちの駕籠。
出立するまえに駕籠の外からの対面を許された与五郎だったが、一目わが子に
会わせてあげたいと駕籠に走り寄るが中は空だった。
咎人の身で駕籠に手をかけた罪状で、改めて死罪を言い渡される。
最期にもう一度・・降りしきる雪の中、いちを追いかける与五郎だった。


                            そんな切ない一途な愛の物語。


 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *




もう涙なくしては見られないお芝居でした。


お話の舞台は、私の故郷.会津。
出てくる場面一つ一つが懐かしい故郷の風景だったので、舞台セットに故郷の景色を
重ね合わせて、私の頭の中はかなりリアルなものになっておりました。
実際の史実とは多少違っているものの、会津で生まれ育ちながら、今まで知らなかった
出来事に驚愕し、切なさもまたひとしおでした。


「うわ~ やだっ」と感じるほど気位の高い与五郎の母。(葉山さん)
婿養子でおとなしく、最後まで二人の強い見方であり続けた与五郎の父。(杉さん
純大さんの広くて穏やかで包み込まれるような与五郎さん。(純大さん)
心優しく一途で芯の強いいち。(小林綾子さん)
自分の待遇に不満を持ち、兄を裏切り、義姉を家老に差し出す与五郎の弟.文蔵。(橘大二郎さん)
上に従いつつも友達・妹思いのいちの兄.塩見佐内。(大川良太郎さん)
親戚の叔母様(二宮さよ子さん)傲慢な松平正容、悪だのう~と感じる家老…etc.

登場人物の個性豊かなキャラクターを芸達者な役者さんたちがしっかりと作り上げ、
芝居を見せてくれます。それは、藩主の理不尽な行動に翻弄されても、決して揺るぐ
ことのない二人の絆をより一層強く浮き出してくれているように思いました。
そして、それぞれの立場での、藩・家の存在の大きさ、情愛、やりきれない苦悩、固い
決意、おさまらない怒り・・。
リアルな表現と動きのあるストーリーは、観客の心をググッとわしづかみにし、物語の
中に引き込んで行きます。

いちと同じような状況に立たされたらどういう選択をしただろう?
時代は違えど同じ女です。恋人と別れ、藩命で側室にされてしまうつらさ。
お腹を痛めて産んだ子供を城中に残してこなければならない切なさ。
過去を忘れ、やっと掴んだ平穏な幸せを再び奪われてしまう苦しさ。
想いを貫くことで周りを巻き込んでしまう痛み。 

場面場面で、いちの気持ちを思う度に、胸が苦しくなり、二幕は心乱れたままでした


そして、クライマックス その1

息子をいちのもとへ向わせようとする父.伊三郎と与五郎の今生の別れのシーン。
杉さんと純大さん 二人の立ち廻りが見られ、それはもう鳥肌もの。

今までもの時代劇で、杉さんの、純大さんの立ち廻りは拝見してきましたが生で見る
その姿は、どう表現したらちゃんと伝えられるのか・・・言葉が見つからないくらい

        美しい   


そして、クライマックス その2.ラストシーン
           
猛吹雪の峠道。引き裂かれた妻を奪い返そうと追いかけていく与五郎。
大勢の藩士にたった一人で挑む命がけの凄まじいラストシーン。
   死を持って添い遂げようとする二人の壮絶な最期

真っ赤な鮮血を吐きだしながらも一人戦い最期まで自分の想いを全うする与五郎の強さ。
これしか選べなかった悲しい二人の宿命。

純大さんの熱演に、
  私が崩れ落ちたのはいうまでもありません 



心揺さぶられ、涙し、いまだにまだその余韻の中にいる私。
感動の舞台は、明日千秋楽を迎えます。
純大さん あと一日思い残すことなく頑張ってくださいませ


                       ・・・明日へつづく。




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ヤバイです。

2009-06-22 | 山田純大さん
行って来ましたぁ~ 

        大好きな純大さん の舞台。
  
  なんば新歌舞伎座最終公演               
     『拝領妻始末(はいりょうつましまつ) 』  
             初の親子競演 主演舞台   


昨夜11:00を過ぎて帰って来て、お風呂に入って就寝。
今日は月曜日。いつものように普通に過ごしましたが、ただただ 


    何をやっても身が入らないっ 


家の中を掃除してても、どこからか純大さんの役・与五郎の台詞が聞こえる気がしたり、

ふと、気づくと 片手に 先日リリースされた純大さんの歌 
          いつの日にかきっと  を繰り返し聞いてボーっとしてて
大阪に気持ちを置いてきてしまったかのようです。


     かなり・・・            



まだ舞台のレポートも書きかけでまだまとまってないっ


ということで、明日からきちんとご報告できるように頑張りたいと思います。
もう書きたいことがいっぱいです


でも…もっと深みにハマッテルかも 




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いざ・・出陣!

2009-06-20 | 山田純大さん
私の大好きな山田純大さん の舞台が、6月1日から大阪・なんば新歌舞伎座 で
上演されているのは、先日書きましたが・・・
               舞台はこちら  『新版 拝領妻始末』 
          

私もとうとう行ってきますっ



純大さんの主演舞台 & お父様の杉良太郎さんとの初競演  

               どれだけ見たかったことかっ


留守にするので、一通りできる限りの家事はして、寝たのは夜中の2時。
睡眠不足も何のその。
これで朝ご飯の支度をして、みんなと食べて、午後には、純大さんに会えるっ

こんな朝から心臓バホバホでハイテンションになってます



では、行ってきま~す





            
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 『新版 拝領妻始末』  ~夢の幕開け  

2009-06-04 | 山田純大さん
本当は、もっと早く書かなきゃいけなかったんだけど・・



私の大好きな山田純大さん の舞台が、6月1日に大阪・なんば新歌舞伎座 で
幕を開けました。

なんば新歌舞伎座は、今作品で閉館して別な場所(上本町)に移転されるのだそうです。
その最終公演が  純大さんとお父様の杉良太郎さんとの初競演  
になる  『新版 拝領妻始末』 です。

 この演目は、お父様の杉さんが座長として、長年にわたり演じてきたもので、その役を
 息子である純大さんが受け継ぐ形になります。
 

本当なら、初日から大阪へ ビューン と行きたい所なのですが、そんなに簡単に
行けるはずもなく、娘の体育祭を一日中グランドで見学となりました。

なので、一番知りたい舞台の様子は、行かれた方のレポートや、スポーツ新聞などで、
日々の様子を拝見している今日この頃です。


舞台を背負って立つ純大さんの思いやプレッシャーは相当なものだろうと推測します。
何よりも、杉さんは完璧主義で本人はもとより周りの役者さんにもとても厳しいと評判の方。
息子だから・・・なんて容赦はモチロンないはずで、20日から初日前日までの10日間だけ
行われたという稽古もきっと

でも、その自分の芸に対して厳しい父親の後姿を見てきている純大さん。
そして、その父親の手を借りずに自分の力で歩いてきた純大さんを考えると、心配よりも
      きっと大丈夫       そんな気持ちが強くなります


そして、今回は たまらな~い づくしなようで・・・

舞台の上で、純大さんと杉さんの競演を見れるだけでも幸せだと思うのに、純大さんの歌 や、
杉さんの歌、二人のデュエットやトークショーまで拝見できるんだそうな


       早く大阪に行きた~い  ((  ))
  



私の大阪入りは、6/20。1泊2日でお友達と行く予定です。 

またしても、家族を置いてでかけようとしている なんてママなの  です。



それまでは頑張ってママらしくお仕事しますので、どうぞよろしく




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『グリーンフィンガーズ』  ~"チューリップ男"は最高だぜ♪ 

2009-03-23 | 山田純大さん
 とっても楽しかった 『GREEN FINGERS』 の舞台。
      2009/2/23(月)~3/10(火)於.青山劇場
        只今は、こちら  2009/3/20(金)-2009/3/23(月)於.梅田芸術劇場


で、 大好きな純大さん (何度も書くなって

純大さんの役どころは、ロウ(映画では、スキンヘッドで大男)
何のために誰を殺したのかは明らかにされないけれど、殺人事件を起こして、この刑務所に
コリンやトニー、ジミーと一緒に移送されてきた男。
純大さんは、決して大男じゃないけど、日頃から鍛え上げられたその体はたくましい
(おっと 失礼
                                        
 キラリ  と耳元で光るピアスと、刺青がカッコよくて、
     アウトローでワルでイケナイ感じがたまらなくいい~ 


頑なに心を閉ざし、ひどく厭世的になっていて、自発的に何かをやろうとすることのないコリン。
そんなコリンが好きになれないというロウ。
でも、どこかでコリンが気になっているように見えて・・。

コリンと一緒にガーデニングに取り組み、花々を育てていく喜びを共有していくうちに、いつしか
心のわだかまりもとけ信頼できる仲間になっていきます。
  ~そんなことは具体的には描かれてないけど、あれだけ二人で何かにつけ
  ハイタッチ してるんだもん。ちゃんと心は通ってるわよね ~


コリンとプリムローズをほほえましく見守っている様子は、まるでお兄さんのようでした。


ロウは(純大さん曰く)“直球"の男。 
自分の気持ちにも、喧嘩にも情にも熱くて、真っ直ぐで、男っぽい男。


        …なのに、実はチューリップが大好きだったりするから、可愛い 



"ガーデニング”が新しく更生プログラムの一環に加わることになったものの、今一歩、
「ガーデニングなんて女がする仕事だ」と乗り切れていない囚人達。
みんなで本を読んだりしながら、あーでもないこーでもないと"ガーデニング"を勉強中。
「どんな花を咲かそうか?」・・のひとコマ。

    『俺は チューリップ男だからよ~』    

                                ウケたっ! 

そのカッコよくて、アウトローなその容姿をもってして、自ら 『チューリップ男 と、
誇らしげに堂々と言っちゃうあたりが、なんとも意外で…いや…でも、そこもやっぱり直球で、
別なシーンでも
『ピンクのチューリップでいっぱいにして、その後ろには白い風車が回って・・』
と、キラキラと輝く目でチューリップを語るロウは可愛かったです



そして、 「踊っている純大さんが見られるのよ~と巷で噂だった
ダンスシーン 

 最初に踊ったシーンは、"囚人に鍬や鎌等を持たせるのは危険じゃないか?" と
ガーデニングの予算がおりなくて、古道具の中から使えそうな道具を見つけ、手入れを
して使い始め、みんなでガーデニングをスタートさせていくシーン。
それぞれが、自分の道具を手にして(ステッキのように扱う感じで)腰を振ってステップを
踏む感じでした
ここのシーン。まだガーデニングにも気持ちが入っていないし、コリンと一緒に何かをする
ということも初めてだから、ステップを踏みながらも、ロウはちょっと怪訝そうな顔をしてるん
です。そんなロウを感じながらも、 
  『純大さんのこんなシーンはとっても貴重かも~
                 と、目はしっかりと純大さんを見つめておりました

ここでは、踊り以外にも、赤いグローブ(手袋)をはめて、道具を磨く姿や、鍬を手にして
花畑を耕していくロウが見られるのですが、
         赤いグローブ(手袋)がかなり似合う
"グローブ(手袋)なんて似合うとか似合わないとかあるのか" って話もあるかもしれない
けど、似合うんだから仕方がないわよねっ

そして、同時にこれまた見事だった鍬さばき
実際に舞台上に土が盛られていて、本当に鍬を入れて土を掘り起こす芝居をしている純大さん
の鍬の入れ具合がかなり上手くて、土を大きく(土の盛られている所より遠くに)飛び散らすことなく、
でも、自然にきれいに土が跳ね上がっていく様子が見事で、そりゃあ絶妙の鍬さばきでした。

ちょっと脱線しました

 もうひとつの踊りのシーンは、クライマックス。参加できることになった念願のフラワーショウ。
亡くなったファーガスの遺志を継いで野草庭園を造ることを決意し、囚人全員が心をひとつにして
急ピッチで庭園を造るシーン。
囚人たちが各々植木や花を手に手に持って、踊りながら、たくさんの花を植えていき、殺風景な
舞台は色鮮やかな花でいっぱいなっていきます。
みんなが一生懸命に、実に爽やかにリズミカルに楽しそうに舞台を走り回るんです。
もちろん、ロウもノリノリで仲間たちとハイタッチをしながら花を植え、舞台狭しと実に軽快に動き
回ります。
 『こんな純大さん見たことないっ 

舞台上で、見事なボール捌きを披露しているように元サッカー少年だし、体を鍛えることが
大好きだし、アメリカンな生活が長かったのだから、ノリノリのダンスも素早い身のこなしで動き
回る純大さんも全然意外じゃないのだけれど、こんな姿を目に出来る機会がなかったから
とても新鮮で、カッコよくて素敵でしたっ



カーテンコールも音楽に合わせて腰をフリフリ、幕間にはける時も、ジャンプしながら手を振って、
最後の最後までロウを楽しませてもらいました。




今までとは違った役柄で、新しい純大さんに会えた素敵な舞台
純大さんからたくさんの元気を戴いて、心の充電ができました



そんな大好きだった舞台は、今日大阪で千秋楽です。

      お疲れ様でしたぁ~



今度は 大阪で6月に お父さんの杉様プロデュース
                       
 なんば新歌舞伎座最終公演                
    『拝領妻始末(はいりょうつましまつ) 』  
               初の親子競演 座長公演 です。

                  
今からとっても楽しみです。
純大さん頑張ってくださいね~



          あっきーはこれからも純大さんを応援して行きます 





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『グリーンフィンガーズ』 

2009-03-20 | 山田純大さん
今日から大阪公演の幕が開いた  
  『GREEN FINGERS』 の舞台。
     2009/3/20(金)-2009/3/23(月)於.梅田芸術劇場


大阪の皆さん・・楽しまれているでしょうか?

  

私は、先日の東京公演(於.青山劇場)を拝見してきました。
  (そこからずっとブログはご無沙汰になってしまったのですが
 
なかなかチケットが取れなかったこの舞台。
いけなかった方々のために、遅ればせに感想などを書いてみようかと思います。 
(2週間の時間差をお許しくださいね
   



 去年の秋の以来、久々の生純大さんの舞台

      

今をときめく嵐の相葉ちゃん、大御所.平幹二朗さん、懸賞生活.なすびさん、
何でも鑑定団の住田さん、その昔アバレンジャー(イエロー)いとうあいこさん…etc.
多彩な顔ぶれの共演者の方々。そこに純大さんも加わって、
どんな舞台を見せてもらえるのか?   とっても楽しみでした。


   * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
  


 
お話の舞台は、イギリス郊外のエッジヒル刑務所。
ここは、兵も鉄条網もない開放型刑務所。
そこに、新しく囚人たちが移送されてくる。
その中に、人生を諦め、誰にも心を開こうとしないコリン(相葉ちゃん)がいた。
そんな彼に、同室になった風変わりな老人ファーガス(平さん)は、クリスマス
の夜、一袋のスミレの種を贈る。
コリンが仕方なく種をまくと、驚いたことに、次の春スミレは美しい花を咲かせた。
それを知った所長は、更生プログラムの一環として、所内のガーデニングを提案。
コリンとロウ(純大さん)、トニー(なすびさん)、ジミー(住田さん)が加わって、
庭造りが開始される。
園芸なんて・・と馬鹿にし、乗り気じゃなかった囚人達も、ガーデニングによって
命を育てる喜びを知るようになり、そして、コリンは天性の才能を開花させる。
彼には、天才庭師(=グリーンフィンガーズ・植木をいじるのに適した指)の素質
があったのだ! 
そんな時、彼ら“囚人庭師チーム”に女王陛下も鑑賞する“ハンプトンコート・パレス・
フラワーショウ”出場の話が舞い込んでくる。


                         ~なんていうお話。



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
  

いやぁ~とっても楽しかったです。好きです この舞台

ストーリー的にしっかりとすじのあるお話なのだけれど、演出の仕方なんかによっては
重たかったり、時間が長く感じるお芝居にもなりえたかも・・なんて思うけど、
それが、ちっともそんな感じにならなかったのは、回転ステージの真ん中に、
セットの一部として、ギター・チェロ・ヒューマンビートボックスのミュージシャンの方々が
いて、お芝居の進行に合わせて、生演奏でBGMや効果音が流れると言う仕掛けや、
時折入る相葉ちゃんを始めとする囚人の皆さんのリズミカルな動き(踊り)がとっても
効果的だったのではないかと思います。


正直な所、"嵐の相葉ちゃん" がどこまでやれるのか?心配だったの。 
  心配だったの・・なんて書くと、どこからか吹き矢でも飛んできそうだけど



私もうちの子供たちも、嵐は大好きだから、メンバーの出ているドラマの視聴率はかなり
高いと思うのね。
相葉ちゃんのも、ムコ殿に、ヤンキー母校に帰る、トリプル・キッチン も観てたし。
でも、相葉ちゃんが主役だったわけじゃないし、舞台にのって芝居するだけでも大変なのに
主演を務めるのはそれはそれは大変なことだと思うから。

それに、ずっと前に、ジャニーズのアイドルや他のアイドルの女の子の舞台を観にいった
ことがあるんだけど、お芝居の途中なのにコンサートのような状態になったりして、興ざめ
させられることがあって、そんな記憶が頭の片隅に残っていたりするのもあったから。

・・・そんな諸々で母心的に心配していたんだけど、お見事でした

あれだけ長丁場の舞台で、ほとんどでっぱなし。台詞の量もハンパじゃなかったはず。
コリンという殻に篭り、人に心を開かない、重い十字架を背負っている繊細な役どころ。
平さん演じるファーガスと出逢って、みんなと花を育てる中で開いていく心。
繊細な役を相葉ちゃんの等身大の若さと素直さと優しさと強さで演じていたように思います。

舞台の合間には歌番組の生放送に出ていたりして、「あっ今日は夜舞台ないんだっけ?」
なんて相葉ちゃんを見て純大さんを思ったりしてました。


その相葉ちゃんをでっかく包み込み、 さすがっ   の存在感は平幹二朗さん。 
平さんの舞台は、もう20年ぶり くらいで拝見しました。

残りわずかな命のファーガス。今はもう何事にもたじろぐ事もなく、自分自身の犯した罪と命に
静かに向き合えるだけの長い長い歳月がそこに流れていた。
クリスチャンになり、全てを受け入れてくれる神の元においては、自分の全てを受け入れ
許してもらえる・・・そう思える穏やかな心は、罪を重く背負い、そこにとどまって先に進むことが
出来ずにいるコリンを救ってあげたいと願うばかり。そんな老父.ファーガス。

哀愁いっぱいで、そこにいる空気をすべて包み込んでしまうような存在感の大きさはため息
ものでした。 
所長役の石田太朗さんも声に重量感があって、その場が締まるし、有名なガーデニスト役の田島
令子さんは、とてもチャーミングな女史で、登場するとその仕草や台詞から、会場のあちこち笑いが
こぼれてきて、この物語の癒し的な存在だったかと。


(また純大さんバージョンで書きますが)この舞台では、相葉ちゃんを始めとする囚人の皆さんの
ダンスシーンが拝見できます。

クライマックスのフラワーショーでのガーデニングシーンでは、とてもリズミカルな動きで、舞台上に
花を咲かせていくのですが、 『おっ・・・EXILE  なんて思うほどでした


 "心の中に重く刻まれ、決して消すことの出来ない過去。
   それらを背負い、向き合いながらも一歩踏み出して、
                   新しい今を生きていく大切さ" 


                 を感じ、心にポッと灯が灯るような素敵な舞台でした。

エッジヒル刑務所の面々に幸ある未来がありますように



明日は"純大さんバージョン"を・・



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すごっ(^o^;)

2009-03-07 | 山田純大さん
    


きゃ~ 


みんな指定チケット持ってるはずなのに…この人
相葉ちゃんの勢いかしら!? すごっ


頑張ります! 
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念願の・・

2009-03-07 | 山田純大さん
今日は"1月のお料理教室" 以来のおでかけです。

行く先は、 『青山劇場』"グリーンフィンガーズ" 

大好きな山田純大さん の舞台を観にいってきます。

今回の共演者は、嵐の相葉ちゃんや平幹二朗さんetc。
なかなかチケットがゲットできなくて、半ば諦めかけていた舞台だから、とっても嬉しい


今までお出かけできなかった分も思いっきり楽しんできますっ ((  ))


                            俺は留守番だけどね   by.パパさん




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* 夢 * の舞台

2008-10-15 | 山田純大さん
純大さんが出演されていた舞台

 『 新宿・歌声喫茶の青春』が14日 無事に千秋楽 (())


 純大さん、出演者のみなさま お疲れ様でしたぁ  

今回はお芝居だけじゃなくて歌も披露されていたので、
      喉痛めてないかしら?  なんて心配もしましたが

無事に最後まで惚れ惚れする歌いっぷりだったようで、本当によかったです。



そして、その舞台の最中に飛び込んできた大ニュース

来年の6月 新歌舞伎座 で、純大さんのお父様・杉 良太郎さんのプロデュースで
 純大さんの座長公演  が決定しました。

来年の6月に一旦劇場を閉鎖・移転し、2010年夏にまた新たな場所で再スタート
をきるという新歌舞伎座。
その締めくくりが純大さんの舞台になります。

初の親子共演です。
そして、純大さんが演じられる役は、お父様の杉さんが座長勇退公演をされた時の
演目・拝領妻始末 
 (お話の舞台は会津若松。ただそれだけのことに、勝手に嬉しくなる私  )

新歌舞伎座や明治座で、純大さんの出演される舞台を観にいっては、ううん、
みんなで集まって話しては、
                  
 「純大さん座長公演・・いつかみたいねっ 」       
           …そう いつも話していたみんなの夢    
                    
             その夢がこんなに早く叶うなんて、ホントに嘘みたいです

そんな話があるのだと聞いた時には、嬉しくて嬉しくてウルウルしちゃいました。


芸能界に入る時もそのことをお父様には相談せず、報告だけしたという純大さん。
お父様の名に頼ることなく、しっかりと自分の足で、一つずつ経験を積み重ねて
きた純大さんの姿勢が大好きで、幅広くいろんな役を演じては、体が震えるくらい
の見事な存在感がたまらなく大好きで、ずっと見つめてきた。

だから、ホントに心から嬉しく思います


そんな純大さんが、初めてお父様と共演する 座長公演 
初めての座長公演は、大変なことがいっぱいだろうと思います。
それも覚悟の上で臨まれる舞台。

絶対観に行きます 


どんな舞台になるのか?
    どんな新しい純大さんに会えるのか?
                楽しみにしています 
 



どうかたくさんの方に見ていただけますように・・・




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鶴ちゃんと錦城さん ~『 新宿・歌声喫茶の青春』

2008-10-08 | 山田純大さん
今、大好きな山田純大さん が出演されている舞台は

 新宿・歌舞伎町にある歌声喫茶「トロイカ」を舞台に繰り広げられていく
    『 新宿・歌声喫茶の青春』  


・・・なのは、既に書かせていただきましたが、
やっぱり大好きな山田純大さん のこと書いておかないと・・ねっ


ただ、思いっきりネタバレしてますので・・・



この舞台の中で純大さんが演じられる役は、
  粗雑な乱暴者のチンピラではなく、心優しき
             通称:極めて友好的なヤクザ 

戦災孤児で、ヤクザの親分に育てられた鶴ちゃん は、食堂にとりたて
にきて、怒鳴ってみても、どこか憎めなくて笑顔が可愛い。
自らも通う取り立て先の店。その大衆食堂が「歌声喫茶」に生まれ変わろ
うとする時には、お客さんを集めようと、あれこれアイディアを出したり、
自ら看板を持ってサンドイッチマンのように街中に立ったりもしちゃうのだ。
そして、同じ戦災孤児の境遇を持つ彼女を いつもしっかりと自分の腕の
中で守る・・そんな力強く頼もしい一面も持ち合わせます。
そして、その鶴ちゃんは、親分を殺された仇討ちに行き、逆に返り討ちに
あい、亡くなってしまいます。


  真っ赤なアロハがとっても似合う
      いや アロハだけじゃなくてどんなスタイルだって
      着こなしてしまうんだけど
  実際にお会いすると背が高くてスラッと細身
  なのに、舞台にあがるとそれ以上に、ものすごく大きくたくましく
  見えて、しかも存在感がある純大さん。
  すれてなくて、優しくて、守るべきものは自分がしっかり守る・・
  そんな強い想いが伝わってくる鶴ちゃんになっていたと思います。



そして、もう一役

歌声喫茶のコーラスリーダー・錦城さん

メガネをかけた真面目な好青年の彼は、話し方も静かで、穏やかで、
いつも主人公・澪さんを優しく見守っています。
この優しい錦城さんの歌声がもうたまらないわけで・・

最初に歌うのが、「浜辺の歌」
  あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ 忍ばるる ~

音楽の教科書に載っていて、そのメロディーがとっても好きで、大人に
なった今でもとても素敵だなっと思う曲。
ソロではないのだけど、純大さんがこれを歌ってくれるものだから、

 それだけで嬉しくて  瞳うるうる
 
     でも、歌うとね・・純大さんとデュエット気分ですぅ



そして、開店前のお店で1人、ギターを弾きながら歌う歌が
                         「さとうきび畑」

 ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
      ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ  



舞台上に純大さん一人。ギターの音色と純大さんの甘い声が会場
いっぱいに響く。

     きゃあ~ 溶けていくぅ~~  

メガネの奥に優しい瞳。見つめているだけでドキドキ
途中、錦城さんの練習をそっと覗いている澪さん(由紀さおりさん)が
歌いだし、二人で声を重ねるのだけれど、その澪さんを見つめる錦城
さんが、そりゃあ優しい瞳で見つめるんですの。
見ていてため息もんです
優しく全てを包み込むように歌う純大さんの歌声は、歌詞が心に染み
渡ってきます。

そして、故郷.沖縄へ帰る前にコーラスリーダーとして「夜明けの歌」

      夜明けのうたよ わたしの心の
            きのうの悲しみ 流しておくれ
 

その歌は、はるかな空へどこまでも届いていくかようなとてものびやか
な声でうっとりと聞き惚れてしまいました。


そして、最後・・ラストシーンでは、天に昇った鶴ちゃん が、それは
それは 超カッコイイ~ 姿で登場します。
真っ白のウシャンカ(ロシアの帽子)に、
            真っ白のコートに、真っ白のブーツ
まるで、どこかの王子様のような出で立ちは、メッチャ眩しい です。


純大さんが演じる鶴ちゃん・錦城さんの二役。
   甘く優しい歌声。衣装あれこれ。
もう幸せこの上ない見どころいっぱいの舞台になってます。



お時間がありましたら、ぜひぜひご覧下さい。 




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