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ゆり応援日記

シンガーソングライターゆりを応援する、島村・M・JOEと黒ネコ・allegroの日記。

「ARIGATOU」正義と憂い

2007-03-15 10:32:09 | アルバム First Sound
ゆりの「ARIGATOU」を街へ持ち出そう。できれば「First Sound」が8曲目の「ARIGATOU」に差し掛かる時、沿線駅構内か、地下鉄駅構内にいてほしい。そこが、僕の感じた「ARIGATOU」を聴くためのベストプレイスだ。そして、急ぎ足は緩めてベンチに腰掛ける。寒い朝でもいいし、夏の日の夕暮れ時や、人数疎らな昼下がりの地下鉄でも構わない。目は開いていよう。・・「ARIGATOU」が静かに始まった。ゆりの歌声とともに、ほぼ無表情な人々が、眼前を通り過ぎたり、向かい側のホームの上に見える。やがて2コーラス目が始まる頃、普段慌しい街の生活の中では、殆ど気にもかけない情景が一変する。苦悩に満ちた表情、希望に満ちた表情、緊張感で難い面持ち、無邪気で楽しげな子供たちの顔・・・。僕たちの世界は、たくさんの顔を持つ人々であふれている。みな、それぞれに事情をかかえ、それでも夢を持ち、健康を案じ、行く先を急いでいた。今の僕には、人生を振り返るだけの余裕はない。それだけに、この瞬間がすべての、ただ生きている意味だ。ゆりの歌う「ARIGATOU」の言葉の意味の捉え方も、みな様々だろう。それでいいと思う。ゆりは、自身の正義を、この「ARIGATOU」によって提示している。彼女の憂いは、世界共通の人類自我への提唱だ。「Keep on smile」の(君におはよう)、そして、この(ありがとう)という気持ちが、僕たちの日常を、少しずつでも変えて行ける想いなのかもしれない。ゆりは憂いを持つ正義の人だ。僕にも時々、彼女が(*ナウシカ)に見える。僕自身、メサイアコンプレックスではないけれど、そんな時、純真な正義を信じてみたくなるんだ。さあ、街に出て、「First Sound」を聴いてみないか。  (*(風の谷のナウシカ)より)
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「チキチキボン」自然を表象としたテクノロジー

2007-03-14 08:50:25 | アルバム First Sound
木々が芽吹く季節、春になれば芽生える思想があり、それは疾風のように訪れた。「チキチキボン」の体現は殊更、僕たちの表象に多くの刺激を与えてくれる。要するに、この新しいリズムは、クールでカッコイイ!ってことさ。ゆりの「チキチキボン」が始まると、いつも無表情のallegroが目をパチクリさせ、尻尾をピンと立てながら行ったり来たりしている。そういえば、先ほど、ゆりのオフィシャルサイトへ遊びに行った。彼女の13日付ダイアリーには、現在の飼い猫であるハニーという、白くてチャーミングなペルシャ猫<推測>が画像デビューしていた。ゆりハウスには、その他にも、<まっくん>という猫がいるらしい。よかった。彼女も猫好きであった!白のハニー、黒のallegro、そして、まっくん。この3匹の猫たちも、ゆりの作品群を通して巡り逢った、神秘的有意味な偶然要素?だろうか。さて、話を本題に戻そう。ゆりが「チキチキボン」に与えたテクノロジーは、自己のリズム感覚という明晰なる判明の上に成り立つものだ。僕は、彼女のメタリカルなテクノロジーの、第一発見者だと自負している。この「チキチキボン」は、一度じっくり聴いて、バッキング・コーラスを解析するも良し、ゆりの(身をリズムにゆだねて)内なる自然を大いに堪能するのも良いだろう。歌詞に課せられた役割以上の、知的で正確な推論の真は、僕たちの想像力範囲を超えているのかもしれない。僕としては、ゆりの英語が好きで、とても身近に感じている。(月まで飛ばそう)allgroを連れて、月面ツアーに出かけようかな。  *((~)内の言葉は何れも「チキチキボン」より)


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「~amazing dream~」未来からのコンセンサス

2007-03-13 14:24:58 | アルバム First Sound
少し気分を変えてみよう。実は、僕の相棒、allegroは、未来から来た黒ネコである・・と、僕は思っている。僕の仮定するイメージはこうだ。ゆりのアルバム「First Sound」を手にしたのは、僅か2週間前の2007年2月28日。それから日に何度も(回数は秘密、パソコンにはデータがあるけれど)彼女のアルバムを聴いてはいる。しかし、少し妙じゃないか?この僕が積極的に、ゆり応援ブログまで起て、スラスラとばかりに日記を書き込み始めたなんて!その答えは・・、allegroなんだ。僕がゆりの曲たちを聴き始めた夜に、allegroが僕に話しかけ始めたのだ。誰も信じないとは思うけれど、まあ、それは無理もない。それに、僕たちの使う黒ネコ言語は、夢の中での会話のようにタドタドしく切ない。しかも、意志の疎通が図れる話題が限定されている。それは、ゆりの事についてだけ話し合えるというものだ。何故だろう?この突然の変異現象は?そこで、僕はallegroに質してみた。彼は言った。「私の主人は、未来のゆり」だと。なるほど!道理でallegroは、ゆりの気高く美しき精神世界を知っている訳だ、と、僕は即座に理解した。ということは、僕の記事はallegroの受け売りか?などなど疑問を持たれる方も多いだろう。そこのところは、~amazing dream~という事で、見逃してはもらえないだろうか?それに、allegroの爪は、実際キーボード向きではない。ゆり、ごめんね。「~amazing doream~」の紹介記事とは大きく反れたけれど、この時代でのallegroの世話は、僕がちゃんとするから、ご心配なく。
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「WISH」時を越えた祈り

2007-03-12 08:43:58 | アルバム First Sound
ゆりはこの「WISH」で、詞的リズムの演算的手法を取り入れた。ゆりには天性の音的リズム感覚が備わっている。どの曲でもそうだが、問題は、日本語の詞的リズムが、彼女自身に添うか否かにあったはずだ。そこでゆりは、「WISH」において、ワード単体としての融合よりも、パート単位としてのリズム観を中位の規模で選んだ、これが、僕とallegroの出した段階的回答だ。(言うまでもなく、個人予想のレヴェルではある。)世界や街の情景は、一度個人へ帰り、その願いは宇宙空間へと放たれた。祈りを司るものは、人の愛だ。あなたが、誰かを思い遣る気持ち、愛しい人を守りたい気持ち、自分自身の願いを、叶えたい気持ち・・。そんな時に人は、天に祈りを捧げる。ゆりは歌う。「私が・・・強くあれば願いは叶う どんな時も唯守りたい あなたの夢が羽ばたくように いつも傍で見守って行く」と。いつの時代、男女問わず、他の誰かを思い遣るこの愛は未来永劫であると、僕たちは信じている。
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「Siren」青春の痛みと鼓動

2007-03-11 17:18:54 | アルバム First Sound
尾崎豊は、自己の内面を痛ましくも繊細に吐露して歌った。青春を疾走し、立ち止まり、そして消えて逝った。ゆりの「Siren」にも、ある種の痛みが伴う。目の当たりにできない心の傷、人に触れられたくはない自分の弱さ・・。しかし、その現実の遣り切れなさ、どうにもならない青春の矛盾と希望をゆりは歌う。それは、まるで自分に課せられた一つの使命観の遂行、若さという焦燥感への慰めともとれる、毅然とした精神性である。この「Siren」という曲は、「First Sound」の中において、特別な地位と品格を備えた、スペシャルソングと言えるだろう。「Siren」の青春には終わりがない。しかし、終わりのない人生など在りはしない。僕たちは確実にいつか、この世界から消えてゆく。でも、終わり無き青春の痛みは「Siren」のように鳴り続ける。そんな、生きることの自己矛盾を抱えた僕たちは、常に少しの優しさを必要としている。僕たちは恒久的な理想ばかりを夢見がちだけれども、ゆりは普遍理想を現実として容認し、歌い始めたに違いない。この「Siren」には、彼女の魂の囁きが込められている。ゆりの歌声はそんな僕たちを、規則的な鼓動へと導くようでもある。神秘に満ちた青春の痛みには、ゆりの高潔な美しさが、とても良く似合っている。
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「白夜」からの生還

2007-03-11 14:50:07 | アルバム First Sound
ゆりは、White Dreamというレーベルから、2007年2月28日にデビューしたばかりの、新人SSWだ。僕は、インディーサイトのリンクから、彼女のオフィシャルサイトの存在を知り、ゆりのデビューアルバム「First Sound」を手にすることになる。その記念すべき1st.アルバム「First Sound」のオープニングに収められているは「白夜」。この楽曲は、僕の予想を外し、クールでキュートなものであった。ゆりはこの世界を、天性のリズム感覚で捉えようと試みている。ゆりが歌う「白夜」とは何だろうか?それは、ゆりが歌う言葉以外の真意を、今の僕たちには知る由もないが、彼女の直観が向かう場所への、船出を暗示させる朝なのではないかと、僕は想像する。「白夜は過ぎ去りし、世界は暮れなずむ」そして、新しい朝はやって来るのかもしれない。中間部のキュートな英詞ラップは、若き日のブリトニー・スピアーズを思い出させてくれた。ゆりは、未知数の魅力を秘めたアーティストである。
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「Keep on smile」という審美性

2007-03-11 12:01:38 | アルバム First Sound
ゆりは、あるインディーズサイトで歌っていた。「Keep on smile」・・、それが、ゆりとの出会いの曲だ。本心を書くと、当初、ゆりの歌声の根底には、哀しみが多くあるように感じた。ゆりが、笑顔の曲を歌うには、何か理由があると思った。でも、それは、人が生きてゆく上で、誰もが抱える哀しみではないだろうかと、今では理解している。ゆりは、敢えて僕たちに、笑顔の大切さを、その持つ意味を、問いかけてくれたのではないだろうか。「Keep on smile」は、ゆりの暖かい歌声と、内面のクールな視点を融合させ、尚且つ、リズミカルなPop性をも兼ねたとても素敵な曲だ。僕の中でこの歌は、レイト・サマー・フェスティバルに位置する。
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クール・ビューティー「ゆり」との出会い

2007-03-11 11:07:07 | アルバム First Sound
初めまして、島村・M・JOE と言います。よろしくこいつは相棒の黒ネコ、Allegroです。このブログでは、シンガーソングライターゆり、という新しい才能を応援する記事を綴って行くつもりなんだ。それでは、ゆりファンの投稿を待っています。尚、ここに記載する記事内容に関しては、あくまで個人的想像の範疇ということで、ご理解下さい。
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