認知症~気ままなひとり言

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

二度も・・・・

2008年12月08日 21時49分07秒 | Weblog
 今年の3月にショートステイ先で、転倒し骨折しました。

右大腿骨転子間骨折で(股間節)50日入院し、82歳になって初めて、手術をしました。

通常なら、局所麻酔ですが、痴呆がひどいので、全身麻酔での手術でした。

年齢的にも術後、なかなか麻酔から目覚めず、とても不安な時間を過ごしました。

その後、母も私も頑張って、リハビリをしてやっと歩けるまでに回復しました。

介助は必要ですが、歩けるようになったことがとてもうれしく、頑張った甲斐が、

ありました。



ところが・・・・・・

6日の土曜日ショートステイで、また転倒し今度は、左の股間節を骨折しました。

夜間の出来事だったので、近くの病院に整形外科医の当直医がいないため、

少し離れた救急医療センター(深夜2時)で診察をしてもらいました。


そこで入院手術をするには(場所が遠いので)、無理だったので、鎮痛剤の薬と座薬をもらって、

一旦ショートステイ先へ、もどりました。



週末だったので、どうすることもできなく、今日(月曜日)まで、薬を飲んで、

安静にして、今日3月に手術をしてもらった病院の整形外科へ行き、

明日9日の午前9時30分から、手術をします。

前と同じで今度は左大腿骨転子間骨折の手術をします。

このたびは顔も怪我をして、左の目の辺りにアザができていました。

老人は転倒すると、どうしても足を骨折します。

うまく手をつけない為、足からドテッといくのでしょう。


いつも寝る前にブツブツ言ってなかなか眠らないので、ショートステイ先の

ホールで椅子に座っていたらしいのですが、自分で立ち上がって、転倒したそうです。

そのときの状況は誰も見ていなかったそうです。

なぜ、夜の11時過ぎまで、ホールに座らせていたのか、

どうして、もっと早くベッドに就かせてくれなかったのか・・・・

目を離すと、立ち上がって転倒するのに、どうしてそのままにしていたのか・・・

痴呆がひどいので、立ってはダメと言っても、「はい」と返事はしても、

もう理解できないのに、なんで・・・・


二度も転倒してまた骨折するなんて・・・・

また大きな手術をするなんて・・・・

私は悔しくて、悔しくて・・・・


いつも思うことですが、

家族がいてくれたら、ショートステイを利用する必要がないのに・・・・

家にいたら骨折することないのに・・・・

特に夜間のショートは、人が2人体制なので、目が行き届かないことはわかっています。

でも、悔しいです。

ならば、ショートステイを利用しなければいいではないか・・・・

そう思いたいです。

できることなら、ショートステイは利用したくないです。

でもそれが出来ない

一人での介護のつらさです。

一人での介護の限界もあり、それができないため、とても辛いところです。



どうして、2度も骨折しなければならないのか・・・・

痴呆がひどいため、入院するととても大変です。

母の場合、レビー小体型の認知症なので、幻覚や妄想など、一人で叫んだり

するので、病院側には、迷惑な患者なようです。

内科病棟には、老人ばかりの病棟がありますが、外科病棟にはないので、

母の場合、他の患者さんの迷惑になるので、個室へ強要されます。

当然、他の患者さんに迷惑なことはわかっていますが、

消灯になっても、いつまでもブツブツ言って眠らないと、迷惑でしょう。

それは、わかりますが、

とても空しくなってきます。


3月に骨折の手術をしてから、体の状態が少し悪くなりました。

それまで、トイレの場所はわからなくなっても、トイレに行きたいと、

言っていましたが、

入院している時、トイレに行きたくても、ナースコールを押すとことが、

理解できないので、そのままオムツになってしまいました。

そして、食事も介助が必要になってしまいました。

年を取ってからの手術は、体力が落ちてしまいます。

正常な?人でも、痴呆になってしまう場合が、あるので老人の入院は

気をつけないとダメですね。


明日は、病院に泊まります。

わんちゃんは、しばらくペットホテルに預かってもらいます。

手術も、術後もうまくいきますように・・・・・


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コメント (6)
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