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マンガ・チェーザレ 6巻

2009年10月26日 | マンガ
チェーザレ 6―破壊の創造者 (KCデラックス)
惣領 冬実
講談社

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模擬戦後のフランス団アンリとの決闘で肩を痛めたチェーザレ。
祝賀会には無理をしてでも出席する。
一方、フィオレンティーナ団のアンジェロ。
水浴びで偶然ロベルトの肩にやけどの跡を見つける。
祝賀会の途中、ロベルトに呼び出されるアンジェロ。
フィオレンティーナ団に潜み、チェーザレを暗殺しようとしていたのは
ロベルトだった。
ロベルトがアンジェロを殺そうとしたその時、
チェーザレとドラギニャツォ(フィオの№2)。
ドラギニャツォがロベルトをナイフで刺す。
チェーザレは密かにドラギニャツォにフィオの内情を探らせていた。
しかし、ドラギニャツォはチェーザレの誘導尋問で
ロベルトの共謀者であることがわかった。
その瞬間、死んだはずのロベルトがチェーザレに襲い掛かり、
チェーザレをかばったアンジェロを刺してしまう。
そこにスペイン団が現れ、ロベルト殺害、ドラギニャツォも
黒幕を語る前に死んでしまった。

黒幕はもちろん次期教皇戦のロドリーゴ・チェーザレのライバル
ローヴェレだったわけなんだけど
これからは大学を卒業して本当の戦争が始まるのねー。
チェーザレはこれから票集めに動き回るんでしょう。

チェーザレは司教であるし、これからヴァチカンで出世する道を
選んだはずなのに、戦いを好み、発言はまるでローマ皇帝。
おそらく、矛盾にみちたヴァチカンでの権力闘争よりも
皇帝としてローマを引っ張っていくほうがチェーザレにはあっていたのでしょう。
ニッコロ・マキャベリは君主論然り。
このマンガを読んでると「チェーザレかっこいい」「ミゲルかっこいい」
ってみなさん男前に見えますよ。
実際どうなんでしょうか。
マンガだとキャラクターに感情移入してしまう分、
「ローマ人の物語」より楽しく読んでしまう!!

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