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お気楽王の日記

お散歩、うまいもの、インテリア、本、サッカー・・・
いろいろお気楽レビュー♪

ジパング・29巻

2007年06月18日 | マンガ
ジパング・29巻」かわぐちかいじ著

ついにマリアナで夜戦が開始される。
電探射撃(レーダー付の艦砲)の無い日本軍が圧倒的不利とされながら
相手のわずかな弱点をつき、激戦を繰り広げる草加。

29巻は夜戦のシーンだけで、草加の冷静っぷり、敵を欺く戦いっぷりは
「沈黙の艦隊」の海江田艦長そのもの。顔も同じ。

次の巻では戦況の乱れを利用して、核を搭載した「大和」を奪取し、
マリアナで原爆を使用しようとする・・・!!
これを「みらい」が止めることができるのか・・・??
そろそろ本当に終わりそうですね。

あ、でも「モーニング」でまだ連載中なんですよね。
ってことは、マリアナで核は放たれず、でも「大和」と草加は
「みらい」にも日本軍にもアメリカ軍にも捕まらない、ってことですか?

おおっと、これは新たな展開に持っていかれちゃいますね。



ジパング・27巻、28巻

2007年04月10日 | マンガ
ジパング・27巻、28巻」かわぐちかいじ著

ついにアメリカ軍とのマリアナ海戦が勃発。
歴史上ではこのマリアナ海戦に日本軍が敗戦し、サイパン、グアムが陥落。
(サイパンは日本本土へのB29の爆撃射程距離)
資源の拠点であったフィリピンを失い、硫黄島陥落・・・。

漫画上でのマリアナ海戦では、
アメリカより先に完成させた核爆弾を司令部に秘密で「大和」に搭載。
旗艦「武蔵」(大和型2号艦)に乗っている草加は
劣勢にある日本軍の司令部を狙い撃ちされている戦艦ではなく、
後方にある軽巡洋艦に移乗すべきと司令官に進言。
もちろん自分は「武蔵」に残る。
日が落ちる前、マリアナ海戦最後の戦闘が始まる・・・・で次に続く。

海上自衛隊「みらい」は日米の戦闘ではなく
この戦闘に乗じて核爆弾を搭載した「大和」を奪取しようとしている草加を
阻止するため、監視を続けている。
草加は核を抑止力として所有したいのか?

今後の展開はアメリカとの戦闘に加え、草加対「みらい」との核をめぐる戦いになります。
かわぐちかいじさんは結果的に歴史を曲げた内容で終わらせないんじゃないかな。
だから、日本軍は核を所有できないんじゃないかな~、と思います。
「みらい」も核も本来あってはならないもの。
「みらい」が核爆発によってタイムスリップして現代に戻るとか。
これが一番のハッピーエンド、かなー。


バガボンド・25巻

2007年03月30日 | マンガ
バガボンド/25巻」 井上雄彦

京都・吉岡道場の当主・伝七郎との果し合いが始まる。
しかしこの勝負は伝七郎が勝てないことは最初の間から
武蔵も伝七郎も察している。
やめにしよう、という武蔵。それでも前へ進む伝七郎。

伝七郎を倒した武蔵に吉岡道場の新当主・植田は果し合いを申し込む。
しかしそれは吉岡道場門下生総勢70人で武蔵を斬る、という罠だった。
罠と知っても戦いに行こうとする武蔵。
待て、次巻ー!!

強い者から見ると、それを超えて天上の領域に達してしまった人には
敵わない、ということがすぐにわかってしまうんですね。
伝七郎も植田も強い者なんだけど、武蔵に敵わないことは最初からわかっているのです。
伝七郎はあくまで自分のプライドをかけ、植田は道場のプライドをかけ
全く違った形で武蔵に挑みます。

武蔵の幼馴染・又八は全くの凡人で、おそらく読者の大半が自分のようだと感じるはず。
強い者に嫉妬する。自分を偽り、大きく見せる。
でもそれもまた人間らしい姿である、と私は思います。



のだめカンタービレ・17巻

2007年02月21日 | マンガ
「のだめカンタービレ・17巻」二ノ宮知子

のだめの新しいコミックを読みました。
噂に聞いてた通り、千秋が家を出るそうな。
次巻から千秋はのだめと距離を置いていくのかしら・・・
パリ編になってから盛り上がりにかける、という意見も多いけど
のだめカンタービレがどっちの方向に行くのかは
次の巻で見えてくるんじゃないでしょうか?

それはさておき、今までの音楽関連の漫画ってコンクールの優勝シーンとか
ライバルに打ち勝っていくとか天才とかそういうのが多かったんだけど
この漫画って偉いなーっと思うのは
地味にコツコツ練習するシーンが多いな、というところ。
それを読むにつけ「今週1回もキーボードの練習してないな。」と思い出す私。
暇なくせに・・・


20世紀少年・22巻

2007年01月13日 | マンガ
20世紀少年―本格科学冒険漫画・22巻」浦沢直樹

1970年代。小学生の頃、ケンジ達仲間で空想して作った「よげんの書」。
1999年、「よげんの書」通りに事件が起こっていくことにケンジ達は気がつく。
このまま予言通りだと、20世紀末に世界が滅びてしまう・・・!
全ては忍者ハットリ君のお面をかぶった「ともだち」が仕組んだことだった。
「ともだち」は「よげんの書」を知っている=小学生のケンジ達の友達である!
果たして「ともだち」は誰なのか?
・・・そして世紀末、人類は滅亡し、「ともだち」は世界大統領になった。

ここまで来ると「ともだち」がいったい誰なのか?ばかり考えてしまいますが、
ずばり私は今回の巻を読んで、「ドンキー」に絞ってみました。
ドンキーは仲間の中で一番最初に死んでしまったけど怪しい。
実は死んでいないのでは?

現在の「ともだち」も前の「ともだち」と同じく、ケンジに執着している。
ケンジは正義のヒーローなのに、万引きをしたところを見てしまったから
こうなったんだ、みたいなことを「ともだち」が言っていましたね。
ケンジに執着してそうな同級生、というと
ドンキー(友達だったけど、オッチョやヨシツネみたいにいつもつるむ仲間ではない)か
サダキヨ、どちらかしか残っていないのでは。
(・・・しかし今回出てきたサダキヨは本当のサダキヨか?)
ヤマネ君も怪しいと思ったけど・・・
あと、フクベエのクローン化、っていうのも考えましたが
それはさすがに話が飛びすぎかな、と思います。

噂では今度こそ本当に結末に向かっているとか。
ここまできたら、前の「ともだち」の時みたいに、納得できる人物が犯人であって欲しいな。

ところで2008年に実写で映画化するそうです!
キャストがまだわからないのですが、絶対見ます。

PLUTO・4巻

2006年12月27日 | マンガ
PLUTO・4巻」浦沢直樹

ついに出たー!PLUTO4巻
ご存知手塚治虫原作「鉄腕アトム・54話 地上最大のロボット」の
浦沢さんリメイクコミックです。
私はあえて原作を読んでいませんが(PLUTOが終わったら読みたい)
さすが浦沢直樹!!謎、また謎、で先が読めません。

世界有数の7人のロボットが次々に破壊される。
それと同時に殺害される科学者達。
犯人は人間にはありえない破壊力のはずだが、ロボットは人間を殺害できないはず。
いったい何者なのか・・・?
犯人=プルートゥは4巻でもまだ正体がわかりません。
しかし、4巻でアトムの生みの親、天馬博士が登場しました。

毎回ロボットと主人(人間)とのエピソードが涙を誘います。
ロボットと共存しようとする人間、
ロボットを全て破壊しようとする人間。
ロボットの人工知能には愛情が宿るのか?
愛情があるのであれば、逆に人間を殺害する憎悪もあるのではないか?

主人公はアトムではなく、ドイツの国際刑事ロボ・ゲジヒトです。
ストーリーはプルートゥが世界有数のロボット7人を倒したり、
ボラー調査団の科学者達を殺害したり、ということにプラスして
アメリカVSイラク・中東戦争を彷彿とさせる裏ストーリーや
反ロボット教団まで出てきて、何がどう絡み合うのやらわかりません。
(伏線だらけです。)
もう予測不可能です、早く5巻出てください

それにしても、原作は1964年だそうです手塚治虫はやっぱり天才ですね。

ジパング・26巻

2006年11月29日 | マンガ
ジパング・26巻」かわぐちかいじ著

草加が「大和」の若手乗組員を組織化することに成功したとの情報が
日本本土で情報活動をしている菊池三佐より「みらい」の門松二佐に伝わる。
おそらく草加は100名ほどの若手乗組員により「大和」を乗っ取り、
原爆をマリアナで「大和」に搭載、そして核攻撃をおこなうであろう。
マリアナでは米軍と日本軍連合艦隊がいよいよ総攻撃を始める。

門松曰く、最後の戦いとなるであろうマリアナ決戦。
草加が「大和」の奪取に成功するか?
「みらい」が捨て身で核攻撃を防ぐことができるか?

原爆とともに「みらい」が沈没しそう・・・

バガボンド・24巻

2006年11月17日 | マンガ
バガボンド/24巻井上雄彦

宮本武蔵物語もついに24巻。
予告ではついに武蔵と小次郎が出会うとなっていましたが・・・

あきらめていた通り今回もお話はほぼ進みませんでした。
ただし
武蔵と小次郎の出会いは素晴らしかったです。
小次郎と出会うことによって武蔵の剣は次なる境地に達します。
ただし小次郎とはまだまだ戦いませんよ。

この漫画はマンガというジャンルを出てしまって
芸術作品となってしまったようです。

巻末の井上さんのあとがきも、いい一言だったな~。
まさに24巻の武蔵でもあり、私たちの胸にもずしっとくる言葉です。

「人は
 まっすぐにものを見る眼を持って生まれ
 後天的に獲得した斜めに見る眼をもてはやし
 いつかまた手放していく」

これだけ小説家のような表現ができる漫画家ってなかなかいないと思う。

それにしても・・・何巻まで続くの・・・


のだめカンタービレ

2006年11月09日 | マンガ
「のだめカンタービレ」二ノ宮知子

姉から借りて一気に1~16巻まで読破しました
前から漫画好きの友人達から薦められていたものの
フジテレビのドラマが始まるまで手をつけていませんでした・・・
ドラマがかなりおもしろかったので、はまってくれた姉が全巻まとめて大人買い。

まんがはというと、とってもおもしろい 
クラッシック好きじゃない人も絶対のだめに出てくる曲は聴きたくなるでしょう。
現にのだめCDも発売されているし。
やっぱり「千秋さま~」ですね、それ以外のキャラもマンガもドラマもいい 
クラッシックギャグマンガ、ってカテゴリーでいいんでしょうかね。
先日本屋でおじさんも買ってました。

1月からアニメがハチクロもやってたフジテレビのノイタミナ枠で開始されるそうなので
そっちも絶対見るむしろアニメの方が楽しみ。

練習を休んでいるピアノやらなきゃな・・・



ジパング・25巻

2006年10月18日 | マンガ
ジパング・25巻」かわぐちかいじ著

二つにわかれていた自衛隊イージス艦「みらい」乗組員が
門松二佐の元、ひとつになって
帝国海軍の手に渡ってしまった「みらい」を奪還する。
その間、草加少佐は原爆を密かに日本へ・・・
26巻では原爆があの「大和」に搭載されるの~?

現在日本に配備されているイージス艦で「みらい」のスペックに近いのは
海上自衛隊護衛艦「こんごう」型になるのではないでしょうか。
1,200億円以上するらしいです。
イージスとはギリシャ神話のアイギスの盾のことで最高の防御という意味です。

このイージス艦を実際撮った映画「亡国のイージス」。
「こんごう」型のイージス艦「みょうこう」を撮影で使用したそうです。
本がとても評判良いので読んでみたいです。




ジパング・23巻・24巻

2006年07月31日 | マンガ
ジパング/23巻・24巻」かわぐちかいじ

日本の海上自衛隊の最新イージス艦「みらい」が
第2次世界大戦中の日本に、船ごとタイムスリップしてしまう話です。
戦国自衛隊みたいですけど、陸自でもないし、時代も違います。

すっかい発売されていることに気づかず、23、24巻まとめて読みました 

「みらい」の乗組員は、同じ日本人として帝国海軍とともに「みらい」で
アメリカと戦い、日本を勝利に導くべきか?
あくまで歴史を変えない方針で戦わないことを貫くのか?
意見がわかれてしまいます。

最後は「みらい」が現代に戻れるのか?歴史はどうなるのか?でしょうけど
かなり大風呂敷ひろげちゃってます。
沈黙の艦隊の時も・・・どうまとめるんだ・・・って心配でしたよ

バガボンド・23巻

2006年07月26日 | マンガ
バガボンド/23巻」井上雄彦
吉川英治原作「宮本武蔵」をスラムダンクの井上雄彦が描いたというだけで
なんとなく買い始めてしまった。歴史物とかはマンガで教わろうっと。

一言:「戦いの前の静けさ。男の生き方。もっと早く物語すすんでくれー。」

すでに23巻、思ったとおり今回も進みが遅い 
もうちょっとで"武蔵"と"小次郎"が出会いそうなところまでキター!
武蔵が天下無双になるために、剣の達人を切りまくって旅しているので
なかなか小次郎までたどりつかなかったんだよね。
画がリアルだし、戦いの美しさ、男の生き方、にギャグも入れつつ
表現している。断然男性向き。

・・・それにしても本のレビューの最初がマンガになっちゃうとは。
現在読み進めている本が2冊あってまだ読み終えてないので、
本当はマンガばっかりよんでないんだーっといいたい。
バガボンドの23巻はすでに6月23日に発売していました。すっかり気がつかなかった。