不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

La visita di anno nuovo al santuario scintoista Ohkunitama

2020-01-03 23:15:00 | 日記
ここ何年かの年初の恒例行事、
フィレンツェ時代からの友人と初詣。
今年は干支のねずみにまつわる神社ということで
大国魂大神(大国主大神)をお祀りする
府中の大国魂神社へ。

JR府中本町駅からぐるっと回って
大鳥居まで歩いて5分くらい。



京王府中駅方面から大鳥居まで続くけやき並木は歩行者天国になっていて
参拝客が列をなしていたので、
我々も列に並んでゆっくり境内へ。
参道の両脇には多くの露店が並んで活気にあふれています。

氏神様として地域の方々に愛され信仰されているのだなぁと感じる奉納提灯の数。



1900年の歴史を誇る神社だけに、
境内にある木々も古木が多く、
静かなパワーを感じます。
境内も混雑はしているけれど、
みな穏やかでおおらかな雰囲気に包まれていて、
これも大國魂大神のなせる技かと思ったりしながら
ゆっくり進み、本殿前へ。


ついつい色々お願い事をしてしまい、
ちょっと反省。
このあと引いたおみくじには
願いごとは二つを同時に願うとうまくいかないとありました。
一つづつにします。

厄除けのお守りをいただき
おみくじを引いて、干支大絵馬を拝見。



ちょっと体が冷えたので甘酒をいただいたのだけれど、
酒粕が苦手だからいつもは米麹の甘酒ばかり飲んでいる私には
久々に酒粕の甘酒で、飲むのに一苦労。
煮詰めすぎでどろどろだったし。


おみくじの神の御声には
塵と思って放っておくと手に負えなくなるので、
小さなうちに手を打つこととあり、
まさに私の面倒くさがりな部分を指摘されたようで、
今年は特に肝に銘じて過ごさなくては。
また公平無私で努めることともあり、
これまで以上に、
だれかのために生きる道を歩もうと思いを新たにしてお参りを終えました。

お詣りを終えて、
大国魂神社の脇にある老舗レストランへ。
1階がカフェ&ケーキショップ
2階がイタリアン、
でも名前は思いっきりフレンチな
モナムール清風堂。
明治元年創業という老舗は
クラシカルモダンな内装で懐かしい雰囲気。
通された奥の部屋に入った瞬間、
私も友人も「南イタリアの寂れたバールの2階」に来たような既視感(笑)。


この感覚、わかる人にはわかってもらえるのではないかしら。

料理は全体的に薄味でやさしい。
おいしかったです。
ランチコースはフォカッチャ、スープ、サラダ、プリモ、紅茶もしくはコーヒーで
1800円から。
選ぶプリモによって100円〜200円プラス。


フォカッチャとスープ。
きっと一つだと思っていたフォカッチャは
プレーンとイカ墨の2種類でした。
できればバターではなくオリーブオイルが欲しかったかな。

盛りだくさんなサラダ。
まさかのシーフード。
エビ、タコ、サーモンは友人に食べてもらって。
ズッキーニのグリルがいい感じにおいしかったわ。

プリモ。
グラタンのように見えるけれど
きのこたっぷりのラザニア。
イタリア式で切り分けで出てくると思ったら、
ワンポーションずつ焼き上げるタイプで
ちょっとびっくり。

ケーキも食べたかったのだけれど、
けっこうお腹いっぱいで断念。
季節がら、ガレット・デ・ロワがショーケースに並んでいるところをみても
元はフレンチだったのかしらね。

帰りに少しだけ散歩して
けやき並木を歩いて、マンホールもチェックして。


ちょっと前までこの辺りは見渡す限り野原で、
大国魂神社への参道に
けやきが植えられていたのでしょうね。
今ではけやきが窮屈そう。
天然記念物なのに。

そんなけやき(市の木)がモチーフのマンホール 。

こちらは郷土の森の梅(市の花)がモチーフ。

往復の移動では
各所で列車の遅延があったりしたけれど、
無事に初詣完了。

タイムマネジメントと自己管理を
一年の指針に、2020年はやってまいります。


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