アルノ川に砂浜登場!
パリのセーヌ川に登場して毎年好評の人口砂浜が
来年の夏からアルノ川にもお目見えするらしい。
この人口砂浜スペースは約5000平方メートル。
ミケランジェロ広場への九十九折の坂道が始まる
ポッジ広場(piazza Poggi)の前辺りの河原に
どうやら設置予定されているようで
砂浜、パラソル、デッキチェア、子供用遊具、
ベンチ、遊歩道などが整備されるそう。
夏の間仕事に追われてバカンスもままならない
フィレンツェ市民(40%は居残り組み)にとっての夏の安らぎ、
そしてフィレンツェの暑さにあえぎ苦しむ観光客にとっての
一時の涼を提供できる場所となりそうです。
ローマやミラノをはじめ
既にイタリア国内でも「河川清浄・再生化計画」が始まっていて
フィレンツェも同じように
そうした計画の下に生まれた
「アルノ川に人口砂浜」の設置計画。
2006年は最大の被害をもたらした
1966年のアルノ川洪水から40周年にもあたっていて
何かとアルノ川が注目される一年なのです。
洪水の歴史的惨劇を記憶にとどめるだけでなく、
新たな街と川の関係を築こうという
非常に前向きな姿勢の表れなのです!
自然の植物生態系を崩さないように緑化も進め、
人間にとっても動物にとっても
オアシスとなる場所を目指すのだそう。
フィレンツェにしては珍しく建設的な発想。
整備されていない今でさえ、
アルノ川の河原で日焼けにいそしむ市民が多いのですから
人口砂浜が出来上がったら
みんなこぞって出かけるんでしょうねぇ。
来年の夏はアルノ川で甲羅干し!!が流行ったりするんだね。
ビーチバレーもできるし
お散歩やジョギングもできるとなると
普段運動不足のフィレンツェ市民には
夢のようなスペースになりそうだけれど、
やっぱり入場料とか取るのかな??
セーヌ川の砂浜は日本でもニュースになっていましたけどね。
バカンスもままならないフィレンツェ市民は40%なんですか!?結構高い数字ですね。
1966年のアルノ川洪水でどれだけの文化遺産が失われたんでしょうねぇ~?
先日、その時の事が載ってる写真集をヴェッキオ宮殿の物販コーナーで買って来ました。
モノクロの写真ですが、見るも無惨なもので、サンタ・クローチェ広場に大きな流木が・・・
でも入場料は取らないでしょ~?
セーヌ川のはかなり好評みたいですよね。
アルノ川の砂浜も負けないくらいステキだといいな。
1966年のアルノ川洪水はかなりの被害ですよね。
川沿いにある国立図書館の所蔵書籍はみんな泥まみれになって
一生懸命洗ったんですよねぇ。
サンタ・クローチェは一番被害の大きかった教会ですよね。
>cipciapさん
川焼けもすてきねぇ。
アルノ川臭くないのかな…。
ヌートリアと一緒に甲羅干しですよ!