ここも全面的に正面ファサード修復中。
いつになったら終わるのやら…。
ヴェッキオ宮殿は由緒正しいフィレンツェの行政機関。
現在もフィレンツェ市役所としての機能を果たしています。
フィレンツェ市の居住許可を取るのには
ここに出向かなくてはいけません。
(滞在許可証は警察へ)
2001年の9・11テロ事件の後
イタリア国内でもあちこちで警備が厳しくなりました。
例に漏れず、
このフィレンツェ市役所も厳戒体制(?)の警備。
撮影日は一般観光客の出入りしない
木曜日の午後に設定されていて
入り口では冷たく「美術館は休み!」と言い放たれた。
予期していたことで、そんなことにはびびらない。
私 「撮影の約束があるので。」
警備員「そんなこと聞いていない。」
私 「撮影許可を持ってきています。」
とりあえず許可証を見てみる警備員。
警備員「フン。入っていいけど、
荷物は全部エックス線チェック。」
私 「高感度のフィルムがあるので
機材はエックス線に通しますが、
フィルムは通しません。」
警備員「だめだめ。全部通さないなら入るな。」
もうここで私はムカッときています。
まず、その横柄な態度が腹立たしい。
もう少し粘る。
私 「機材は通してもまったく問題ないし、
フィルムも一本づつ
ハンドチェックしてくれてかまわないから。」
警備員「そこの機械にフィルム・セーフって書いてあるだろう。
空港で使っているやつと同じ機械だ。
だからフィルムもそこでチェックする。」
私 「空港と同じ機械なら
空港と同じ対応してもらわないと困ります。」
警備員「空港通ってきたんだろ。」
私 「成田でもパリでもハンドチェックで通ってきているの。
だからここでも通すわけにはいかないの。」
警備員「何が問題なんだよ。」
開き直りの警備員。
警備員の目の前で担当者に電話をして訴える。
「一階で揉めて入れてもらえないので
約束の時間に遅れています。」
担当者が直接降りてきて話してくれることに。
引き続き担当者も私も同じことを繰り返して訴える。
「撮影用の高感度フィルムだから」
警備員の次の言葉に
私は開いた口が塞がらなくなった。
「毎日何千何万という観光客は
そのエックス線を通したフィルムで撮影して
問題なんかないんだから」
おばかさん…。
プロの使うフィルムと観光客のフィルムを
同等と思っている時点で
もうお話になりません。
お願いだから上司を呼んできてくれと頼む。
君では話にならないのだ…。
結局20分ほど大揉めして
警備員の上司(つまり警察官なんですけど)も登場。
最終的には
フィルムのチェックは一切なしで入場しましたけどね。
まぁ警備員としての仕事を全うした彼は偉いけれど、
もう少し社会常識も学んでおいてください。
この人たちに警備を任せていて
大丈夫ですか、フィレンツェ市長。
500人広間。
「ゆりの間」の
ドナテッロ(Donatello)作
「ユディットとホロフェルネス」
撮影終了してエレベーターから降りたとき
現フィレンツェ市長にばったり。
でかいボディーガードを連れていました。
いつになったら終わるのやら…。
ヴェッキオ宮殿は由緒正しいフィレンツェの行政機関。
現在もフィレンツェ市役所としての機能を果たしています。
フィレンツェ市の居住許可を取るのには
ここに出向かなくてはいけません。
(滞在許可証は警察へ)
2001年の9・11テロ事件の後
イタリア国内でもあちこちで警備が厳しくなりました。
例に漏れず、
このフィレンツェ市役所も厳戒体制(?)の警備。
撮影日は一般観光客の出入りしない
木曜日の午後に設定されていて
入り口では冷たく「美術館は休み!」と言い放たれた。
予期していたことで、そんなことにはびびらない。
私 「撮影の約束があるので。」
警備員「そんなこと聞いていない。」
私 「撮影許可を持ってきています。」
とりあえず許可証を見てみる警備員。
警備員「フン。入っていいけど、
荷物は全部エックス線チェック。」
私 「高感度のフィルムがあるので
機材はエックス線に通しますが、
フィルムは通しません。」
警備員「だめだめ。全部通さないなら入るな。」
もうここで私はムカッときています。
まず、その横柄な態度が腹立たしい。
もう少し粘る。
私 「機材は通してもまったく問題ないし、
フィルムも一本づつ
ハンドチェックしてくれてかまわないから。」
警備員「そこの機械にフィルム・セーフって書いてあるだろう。
空港で使っているやつと同じ機械だ。
だからフィルムもそこでチェックする。」
私 「空港と同じ機械なら
空港と同じ対応してもらわないと困ります。」
警備員「空港通ってきたんだろ。」
私 「成田でもパリでもハンドチェックで通ってきているの。
だからここでも通すわけにはいかないの。」
警備員「何が問題なんだよ。」
開き直りの警備員。
警備員の目の前で担当者に電話をして訴える。
「一階で揉めて入れてもらえないので
約束の時間に遅れています。」
担当者が直接降りてきて話してくれることに。
引き続き担当者も私も同じことを繰り返して訴える。
「撮影用の高感度フィルムだから」
警備員の次の言葉に
私は開いた口が塞がらなくなった。
「毎日何千何万という観光客は
そのエックス線を通したフィルムで撮影して
問題なんかないんだから」
おばかさん…。
プロの使うフィルムと観光客のフィルムを
同等と思っている時点で
もうお話になりません。
お願いだから上司を呼んできてくれと頼む。
君では話にならないのだ…。
結局20分ほど大揉めして
警備員の上司(つまり警察官なんですけど)も登場。
最終的には
フィルムのチェックは一切なしで入場しましたけどね。
まぁ警備員としての仕事を全うした彼は偉いけれど、
もう少し社会常識も学んでおいてください。
この人たちに警備を任せていて
大丈夫ですか、フィレンツェ市長。
500人広間。
「ゆりの間」の
ドナテッロ(Donatello)作
「ユディットとホロフェルネス」
撮影終了してエレベーターから降りたとき
現フィレンツェ市長にばったり。
でかいボディーガードを連れていました。
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