私は基本的にやっぱりルネッサンス美術が好き。
だからポントルモあたりになると
どうも苦手意識も出てきます。
マニエリズム。
あの不自然な色使いやら
プロポーションの崩れが気になって仕方ないのです。
ポンテヴェッキオを渡ってピッティ宮殿に向かう途中
左手にある小さな教会が
Chiesa di S.Felicita'(サンタ・フェリチタ教会)。
教会入ってすぐ右手のカッポーニ家礼拝堂に
有名なポントルモ(Pontormo)の
「キリスト降架(Deposizione)」があります。
![immagine17.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ce/7009e95e38ad5e3fb4ec8f41a6b7bdbc.jpg)
この作品の右端にうつろな瞳の男性が描かれていますが、
これが作者ポントルモの自画像。
![immagine18.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/67/96a03bd8a5e8307ae9cf1ec807793374.jpg)
同じく礼拝堂内にある
「受胎告知(Annunciazione)」もポントルモ作。
こちらのほうが私は好き。
この教会は
メディチ家がヴァザーリに依頼して作り上げた
「ヴァザーリの回廊(Corridoio vasariano)」の
一部に組み込まれているのでも有名。
メディチ家の人々が一般の目に触れることなく、
この教会の上段に設けられた席で
祈りをささげることができるように設計されています。
![immagine21.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/de/fc285eaeef1c64999bd155de56e5cf5b.jpg)
ヴァザーリの回廊側から見るとこんな感じ。
昔はもちろん回廊側から出入りができるように
小さな扉がつけられていたのですが、
現在は警備上の問題ですっかり塗りこめられてしまい
回廊側からのアクセスは不可能になっています。
かといって教会側からも一般人は
見上げるだけしかできませんけどね。
ちょうどポントルモの作品の前あたりに小さな机を出して
おばあさんがお土産物やガイドブックを売っています。
2年前に亡くなった旦那さんが
当時教会の管理人だったのだそうで
そのままおばあさんはその仕事を引き継いでいるのだそう。
「もう50年以上もこの作品を毎日見続けているわよ」
というおばあさん、ちょっと鼻高々って感じでかわいらしい。
末永くお元気で。
だからポントルモあたりになると
どうも苦手意識も出てきます。
マニエリズム。
あの不自然な色使いやら
プロポーションの崩れが気になって仕方ないのです。
ポンテヴェッキオを渡ってピッティ宮殿に向かう途中
左手にある小さな教会が
Chiesa di S.Felicita'(サンタ・フェリチタ教会)。
教会入ってすぐ右手のカッポーニ家礼拝堂に
有名なポントルモ(Pontormo)の
「キリスト降架(Deposizione)」があります。
![immagine17.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ce/7009e95e38ad5e3fb4ec8f41a6b7bdbc.jpg)
この作品の右端にうつろな瞳の男性が描かれていますが、
これが作者ポントルモの自画像。
![immagine18.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/67/96a03bd8a5e8307ae9cf1ec807793374.jpg)
同じく礼拝堂内にある
「受胎告知(Annunciazione)」もポントルモ作。
こちらのほうが私は好き。
この教会は
メディチ家がヴァザーリに依頼して作り上げた
「ヴァザーリの回廊(Corridoio vasariano)」の
一部に組み込まれているのでも有名。
メディチ家の人々が一般の目に触れることなく、
この教会の上段に設けられた席で
祈りをささげることができるように設計されています。
![immagine21.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/de/fc285eaeef1c64999bd155de56e5cf5b.jpg)
ヴァザーリの回廊側から見るとこんな感じ。
昔はもちろん回廊側から出入りができるように
小さな扉がつけられていたのですが、
現在は警備上の問題ですっかり塗りこめられてしまい
回廊側からのアクセスは不可能になっています。
かといって教会側からも一般人は
見上げるだけしかできませんけどね。
ちょうどポントルモの作品の前あたりに小さな机を出して
おばあさんがお土産物やガイドブックを売っています。
2年前に亡くなった旦那さんが
当時教会の管理人だったのだそうで
そのままおばあさんはその仕事を引き継いでいるのだそう。
「もう50年以上もこの作品を毎日見続けているわよ」
というおばあさん、ちょっと鼻高々って感じでかわいらしい。
末永くお元気で。
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