不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Come si costruisce una Guerra?

2004-06-26 02:48:25 | 日記・エッセイ・コラム
「No blog,No Life!」~
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特に戦争論や平和論を述べようというわけではありません。

私はイタリアに暮らしていることもあって
日本の書籍がほしいときには
ついつい大手のAmazon.co.jp
お世話になってしまいます。
これまで関税とられたり、配達が遅れたりと
色々ありますが、基本的には大変重宝しているわけです。

しかし
こういうところで買えない本があったのです。
買おうと思って検索しても引っかかってこないので
ちょっとショック。

買いたかった本は
soroさんが紹介している「戦争のつくりかた」という
ノンフィクション絵本。

soroさんが紹介してくれているサイトで
無料でweb閲覧もできるようになっていたので
さっそく読んでみました。
これは大手の書店で
きちんと販売するべきものではないでしょうかね。

まだ一般書店での販売も限られているようですから
Amazonでの取り扱いがなくても
仕方ないといえば仕方ないのですが。
海外で暮らしているからこそ
日本の中の動きについて知りたいこともいっぱいあるのです。

そういう人のためにもAmazonは
どこよりも先に触手を動かして
こういう本を扱ってほしかったなぁ。

日本が間違った方向に進まないためにも。


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3 コメント

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soroのブログへのトラックバックありがとうござい... (soro^^ ~)
2004-06-26 04:20:29
soroのブログへのトラックバックありがとうございました。

>これは大手の書店で
>きちんと販売するべきものではないでしょうかね。
何が原因なのでしょうか? soroは、戦争中、読みたい本も
手に入らなかったことなどを、思い出してしまいました。

>そういう人のためにもAmazonは
>どこよりも先に触手を動かして
>こういう本を扱ってほしかったなぁ。
soroもAmazonでサーチしましたが「 『戦争のつくりかた』に
完全に一致する結果がありませんでした。 もう一度検索しま
すか?」 というメッセージが出てしまいました。
「海外で暮らしている」方たちのためにもAmazonにこの本を
とり扱ってもらいたいものですね。
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今日本は憲法改正論議で大変です。一番尊いと思う... (ハヤト)
2004-06-26 06:29:50
今日本は憲法改正論議で大変です。一番尊いと思う第九条が現実的ではなくなってきているということですね。こういう議論が活発なのはまだ健康的だなと思います。
ところで九十九条というのを知ってる?
『第九十九条【憲法尊重擁護の義務】
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ』
憲法が一番上にあって、その下に法律とか条例があるはずなのだけど、条例を先に作っちゃって憲法を「尊重」してなかったり「擁護」もなにもないという状況が起こっています。
自分で自分を縛るようなこの九十九条を読むと、戦争終結当時はこの憲法を制定するのに並々ならぬ決意があったのだなって思うのです。絶対平和を掲げた日本にしか出来ないこと。これがうんっと(楽しみな)課題だったのになあ。どんどん右に傾いておりまっす。
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>soroさん (albero4)
2004-06-27 04:09:05
>soroさん
いつもお世話になってます。
この絵本まだ認知度が低いのでしょうかねぇ。
でもそんなこといっている時間の余裕はないと思うんですよ。
Amazonでも早い時期に取り扱いが始まるといいなと思います。
そして各国語版で世界中に広まればいいのにねぇって。

>ハヤトさん
憲法改正論議恐ろしいです。
今の日本の状態だと、
本当に国民が望んでいないのに
法案が可決されてしまいそうで。
第九条こそが
日本が日本である証だと思っているのですけどね。
そうではないのでしょうか、政治家の頭の中では。
議論が交わされるのは結構なのですが
間違った方向に操作されるのはよくないのです。
何事もバランス。
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