「J"s てんてんてまり」~太陽と月~
「Garnet Lips」~ローマ教皇
にちょっとづつ趣向は違うけれど、トラックバック。
Giovanni Paolo 2世。今、世界で一番神に近い人。
教皇というお勤めは終身職であるために
体が不自由になっても呂律が回らなくても
ひたすら世界平和のために己の人生を捧げている。
先日ブッシュ大統領は
ローマ訪問の際にヴァチカンで教皇とも会見している。
もちろんメディアの焦点も、
おそらくブッシュ大統領の意気込みも
イラク戦争に関する教皇の意見にあったのだと思う。
それも大事な話だけれど。
でも教皇はもうちょっと違ったテーマについても話をしていた。
同性愛者の結婚について。
結婚・離婚に関して既に厳しいカトリック教では
断じて認めるわけにはいかない同性者の結婚。
でも世界はどんどん動いている。
フィレンツェはイタリアではよく知れたゲイの多い街。
仲良く腕を組んで歩く男性のカップルもよく見かける。
それが普通に街の中に溶け込んでいるから
今はもう何も違和感も感じない。
そのフィレンツェにある某ピッツェリアには
皿洗いとして働くお兄ちゃんがいる。
知る人ぞ知る、有名人。
彼は見るからに
ヒゲの濃い、おでこのひろくなりつつある男性の風貌。
でもきちんと毎日メイクして
胸の開いた服を着てぴちぴちのジーンズを履いて
私より女性らしい物腰で歩いている。
そんな彼を昔、中央駅のトイレで見かけたことがある。
すごく悩んでいた。
「ジブンハドチラニハイルベキカ」
彼にとっては
シェークスピアも真っ青なくらいの大問題。
結局彼は顔を真っ赤にして「紳士用」に駆け込んでいった。
風貌からしたら絶対そっち。
でも気持ちとしてはこっちでも良いよって言いたかった。
まだそういうところで自由な選択はできないわけですね。
個人が個人として、
思うままに暮らしてしまったら
この世の中には秩序も何もなくなってしまう。
でも彼らにも望むように
人生を謳歌する自由はあってもいいのにね。
「Garnet Lips」~ローマ教皇
にちょっとづつ趣向は違うけれど、トラックバック。
Giovanni Paolo 2世。今、世界で一番神に近い人。
教皇というお勤めは終身職であるために
体が不自由になっても呂律が回らなくても
ひたすら世界平和のために己の人生を捧げている。
先日ブッシュ大統領は
ローマ訪問の際にヴァチカンで教皇とも会見している。
もちろんメディアの焦点も、
おそらくブッシュ大統領の意気込みも
イラク戦争に関する教皇の意見にあったのだと思う。
それも大事な話だけれど。
でも教皇はもうちょっと違ったテーマについても話をしていた。
同性愛者の結婚について。
結婚・離婚に関して既に厳しいカトリック教では
断じて認めるわけにはいかない同性者の結婚。
でも世界はどんどん動いている。
フィレンツェはイタリアではよく知れたゲイの多い街。
仲良く腕を組んで歩く男性のカップルもよく見かける。
それが普通に街の中に溶け込んでいるから
今はもう何も違和感も感じない。
そのフィレンツェにある某ピッツェリアには
皿洗いとして働くお兄ちゃんがいる。
知る人ぞ知る、有名人。
彼は見るからに
ヒゲの濃い、おでこのひろくなりつつある男性の風貌。
でもきちんと毎日メイクして
胸の開いた服を着てぴちぴちのジーンズを履いて
私より女性らしい物腰で歩いている。
そんな彼を昔、中央駅のトイレで見かけたことがある。
すごく悩んでいた。
「ジブンハドチラニハイルベキカ」
彼にとっては
シェークスピアも真っ青なくらいの大問題。
結局彼は顔を真っ赤にして「紳士用」に駆け込んでいった。
風貌からしたら絶対そっち。
でも気持ちとしてはこっちでも良いよって言いたかった。
まだそういうところで自由な選択はできないわけですね。
個人が個人として、
思うままに暮らしてしまったら
この世の中には秩序も何もなくなってしまう。
でも彼らにも望むように
人生を謳歌する自由はあってもいいのにね。
もしくはお店の中みたいに兼用のものを作る? それは女性の貞操がキケン?
トイレ問題に終始する・・・。
そういえば、そうだったなーと勢いに流される私は
思い出しました。この辺が普段の私なのですが。(笑)
>「この世の中には秩序も何もなくなってしまう。」
その通りですよね。だけど、応援したい気持ちもあるし、
なんだか難しいです。私はクリスチャンではないから、
決定的にこの辺の見解が違うのです。マザーテレサに憧れて本を読みましたが、私は堕胎を悪いこととは思えなかったのですよ。もちろん不道徳な人の話は別です。それぞれの生きるうえでの選択の自由が欲しいなと、辛い経験を宗教上の理由だけでその人に重く背負いなさいというのは厳しいのでは?と思いました。誰を好きになるのか、自分はどちらの性で生きるのか?
誰もが幸せに生きたいと望んで、このように生きたら神のそばにいけますよという宗教もあるのに、その道からそれてしまうととたんに生きにくい世の中。でも、こうやって陰ながら応援してる人たちがいるし、少しずつみんなで変えていくことになるのだろうな~と気持ちが軽くなりました^-^。
ありがとう、alberoさん♪
英国も、男性・女性の同性愛が多い国です。
日本に比べたら、市民権は得ていますが、
まだまだ嫌悪感を露わにする人は多く、
ほんとに自由とはいかないようです。
特に、子供を欲しがる同性愛カップルには問題が多く、
ドキュメンタリー番組なども、よく放送されます。
自分が自分らしくいられるのが、いちばんな訳だけど、
世の中には、自分らしさよりも
大切なモノがあると感じる人もいる訳で・・・。
むずかしいねー。
その問題に触れなければならない
時代がやってきたわけですね。
東京でもゲイの人たくさん見かけるし...
ローマ法王は偉大だなぁ、と思いますが、
もろ、お膝元ローマに住んでいて、
いちいちバチカンで起こることが
生活に影響すると、ちょっとねぇ、
と思うこともあり...
罰当たりな私でした。
私たちが東京に来て、
義母が一番最初に送ってくれた手紙は
バチカンからでした。(彼女のテリトリー)
いろいろ思いあってのことか、
たまたま通りがかっただけか..
このごろ、男と女の二元論では、人は割り切れないものなのかな、と思います。(それだけじゃなく二元論じゃ割り切れないものって、たくさんありますよね。聖戦とテロとか。いい人と悪い人とかもね。)
その中間のいろいろな人達を、あえて二元的に割り切ることをせず、とそのままの形で寛容に受けとめられる心が、本当は世の中の平和のためには、必要なんですよね。(なんだか、話がおっきくなっちゃいましたね。)
“彼”はおおいに悩んでましたよ。
その姿が客観的には滑稽でもあり、
すごく親近感が持ててねぇ。
ピッツェリアで一所懸命汗流して(化粧崩れして)
はたいている彼に声をかけると
「おつかれさまぁ」という声が返ってくるよ。
>milkyさん
私もね、秩序が同好という話よりも前に
やっぱり自分の選択を信じて生きている人は応援したい。
流されて自分を見失っている人よりずっと素敵だと思うし。
堕胎については私も完全不可とはいえない。
自分の不道徳や不注意で命を授かった人に関しては別ですが
そうでないケースも数多いわけですから。
その辺は全面的に堕胎を否定しているカトリック教も
変わる時期にさしかかっているのかなと思いますが。
どこの世界の神でも本質的には
「個々人の尊重の元に暮らし人生を謳歌しなさい」
だと思うのです。言葉は違い教えが違っても。
でもそれが現実には反映されにくいのですよね。
銃悪者を受け入れる教会の寛大さは
並外れていると思いますけどね。
>あきちゃん
まぁどの世界にも「異質」なものに対しての
嫌悪感を隠さない人っていっぱいいます。
イタリアにいたら私も異質なものだから
時々すごい反応されることありますよ。(笑)
子供を望む同性愛カップルについては
やはりまだ色々と問題があるんでしょうね。
世界的に同性愛者の養子縁組は成立しにくいのが現状。
世の中理屈だけでは動けない部分もあるのだよねぇ。
>キヨミーナさん
なんだかんだといってみても、
所詮は無宗教な私ですから。
でも時代の流れは無視できないと
ヴァチカンも感じているとは思いますけどね。
ローマへね、影響強すぎるからね、ヴァチカンの。
直撃ですからねぇ…。
そりゃぁ確かに勘弁してほしくなるかもね。
>ロココさん
本当に世の中は白黒付けられることと
そうでないことが混在。
決して二元論なんかでは解決しないのですよね。
それにね、男女の問題については
男であり、女でありを主張する前に
人間であることを考えれば
もっとすんなりいくことだってあると思うのですよ。
でもそうはならないんだねぇ。
世の中に不必要なものは何一つない。
そういう風に神が創ったのだから、確かに。
性別は男・女、の二つしかない。それは書類上の問題だけであって、精神的にはどちらでもいいように感じる。
でもまだ世間がそれについていけないように感じる。社会と言う枠の中では、もう少し時間がかかるでしょうね。
それでも彼ら、彼女たちはたくましく生きている。夢や希望を捨てずにいる。それは人として尊敬するところ。
どう愛するかは形ではなく、真実のみ。理解はできないけど、共感はしたい。こんな人も、ここにはいるのね。
性別で人間を区別するのも
もちろん便宜上一番よい方法だってこともわかってますが、
それが全てではないってことですよね。
いろんな動きがあって、
今まさに世界は変動しているのでしょうね。
夢や希望を捨てずに前向きに生きる、
その姿がいいじゃないですか。
そういうことを認められる人は
世の中に増えてきていると思うな。実感。