イタリアから戻ってきてから
イタリアンレストランになる予定の母屋
母屋の玄関入って右手がベーカリー&ジェラテリアに
こちらの大きな蔵は2フロアの広い宿泊棟に
より古い蔵は1フロア露天風呂付きの宿泊棟に
毎年なんらかの形で参加させてもらっている
西伊豆土肥の白びわのボランツーリズム。
今回はこれまでのびわ園とは違う場所で行うと事前に伺っていたので
なんとなくワクワクして出発。
集合場所から車に乗り合わせて作業現場へ移動。
現場に着いてまず目に入ったのは
大きな蔵と鬱蒼と茂る大きな木々。
土肥だけで育つ白びわは
その種の希少性と
非常にデリケートで輸送が難しいこともあって
市場に出回る数が少ないので
幻の白びわといわれる高級果実。
びわの生育サイクルは
9月-10月の剪定作業から始まり
3月の摘果&袋がけを経て
6月の収穫でひとまわり。
大きな蔵の奥に広がる庭に
柿や柚子、夏みかんの木と共に
10本のびわの木があり、
そのうちの何本かが白びわで
もしかすると白びわの原木が含まれているかもしれないらしい。
20年以上空き家のまま
最低限のメンテナンスだけで
あまり手入れされていなかったというこの場所は
土肥の有力者であった鈴木邸。
母屋の他に3棟の土蔵がある立派な邸宅。
ここで今、新しいプロジェクトが始動しているそうで
母屋は改修してイタリアンレストランと
ベーカリー&ジェラテリアに
3棟のうち小さめの土蔵はバーに
残り2棟は一棟貸しの宿泊棟として生まれ変わり
さらに敷地内にエステ棟を新築して
2021年に観光拠点としてオープンするそう。
そのエステ棟には
この白びわボランツーリズムを企画運営している
自然療法サロン・ミモザさんが入ることが決まっていて
そのご縁でここのびわ園を
ゼロから整備し直すという
素晴らしく夢のある楽しいプロジェクトに
思いがけず関わらせてもらうことに。
あまり手が入っていないというびわの木は
確かに大きく育って枯れ枝も目立ち
枝も自由にあちこち伸び放題。
全体に日が当たりやすいように
且つ収穫作業がやりやすいように
枝振りを整えていく作業は
びわ研究の先生の指導を受けながら慎重に。
一気に切り落としてしまうと木を弱めてしまうので
気になる枝があっても切り落とさず
ぐっと我慢して2-3年かけて整えていく必要があって
勝手に切るわけにもいかず。
午前中3時間でお手伝いできたのは
ほんの少しだったけれど
ほどよく汗をかいて終了。
イタリアンレストランになる予定の母屋
母屋の玄関入って右手がベーカリー&ジェラテリアに
こちらの大きな蔵は2フロアの広い宿泊棟に
より古い蔵は1フロア露天風呂付きの宿泊棟に
改修前の母屋や土蔵も見学させてもらって
新しく生まれ変わる春が待ち遠しくなった。
作業の後は現場の斜向かいにあり
新プロジェクトの運営会社が昨年オープンさせたホテルに移動してランチ。
ランチは天城の森島米店さんの
修善寺黒米弁当でしたが、
写真撮り忘れ。
デザートはホテルが用意してくれた
土肥の「君だけプリン」。
久しぶりに食べた
濃厚なクリームプリンが最高に美味しかった。
お土産に白びわを使った石鹸もいただき
希望者は近くの温泉で汗を流して解散。
毎回楽しみなボランツーリズム。
たくさんの実がつくといいな。
びわも新プロジェクトも。