不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Certificato di idoneita

2012-03-03 23:26:00 | 日記・エッセイ・コラム
ジム通いを継続するために
年に一回医師の診断書の更新が必要で
ちゃんとホームドクター制に十ろくしていない私は
所属するジムが推奨する医療センターで
この診断書の発行をお願いしています。

通っているジムは市内に小さな施設が2カ所と
ちょっと外れた丘の上に大きな施設があって
この丘の上に併設されているのが
Istituto di Medicina dello Sporto di Firenze。
あまりにも丘の上なので、
公共輸送機関では坂の下までしか連れて行ってくれない。

昨年はなかなか都合が合わなくて、
平日の夜に行く羽目になり、
さすがに女性が一人で
夜そんな山道を歩くのは危険ということで
往復タクシーを使ったけれど、
今年は幸いにも土曜日のお昼にアポイントが取れたので
カメラ片手にふらふら山道を行くことに。

ただし、息は時間ギリギリになりそうだったので
そそくさと急いで登り、
医療センターで過酷な(笑)階段昇降を済ませたあと
何の異常もないから
また一年ジム通いしてもいいよと言われたあとに
ゆっくり坂を下りながら、
すぐそこまで来ている春を感じてきました。

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ちょっと雲が多かったけどねぇ。

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杉とオリーブ、黄金のトスカーナコンビ。

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道行く人々を見守る道祖神みたいなマリア様とか。

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トラムで20分行った先の丘の上だというのに
「狩猟禁止」の表札とか、
とっても遠くに来た感じ(笑)。

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春かなぁ。

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春っぽいなぁ。

診断書をもらうために昨年は必要だった尿検査が
なぜか今年は不要だった。
そして、今年は女医さんで問診と検診。
「タバコは?」「吸いません」
「お酒は?」「飲みません」
「コーヒーは?」「飲みません」
「アレルギーは?」「軽度の花粉症だけ」
「常習服用薬は?」「薬のみません」
あなたなにもしないのね、と笑われました。
身長体重を計る機械もめちゃくちゃ年季が入っていて
あんな秤みたいな体重計初めて見た(笑)。
そして仰向けになった状態で心拍数を計るのに
これまた非常に古めかしい機械を使うんだけど、
それをつけたときに感度が悪かったらしく、
女医さんに
「あなた水分ほとんど取らないでしょう」と指摘されました。
「あ、確かにあまり取りません」
「肌が全体的に乾いていて機材の感度が悪いのよ。
もっとたくさん水分補給しなさい。」
確かにもうちょっと水分補給した方がいいんだろうなと
いつも思っているので、飲むように心がけます。

去年に引き続き、
強靭な心肺機能を持っているので
マラソンとか水泳をやったらいいのにと勧められたけど、
笑ってごまかしておきました。
嫌いなんだもん、持久力のいるスポーツ。

とりあえず、今年もまた
適度に筋力トレーニングでも続けようかなと。




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2012-03-03 18:08:15 | Tweet Log