最後のケネディといわれたTed Kennedyが永眠し
フィレンツェにも衝撃が走りました。
フィレンツェが一番苦しかったときに
手を差し伸べてくれた人物として
現市長のRenziも弔辞コメントを発表しています。
そう、フィレンツェが苦しかったときというのは
1966年11月4日のアルノ川の洪水のとき。
洪水で大打撃を受けたフィレンツェの街にやってきたのが
Edward Kennedyその人だったわけです。
彼のイタリアとの長くて深い付き合いはまさに
このときから始まったのだといわれています。
大洪水の直後にFiat元会長で故Giovanni Agnelliが
電話をしたことがきっかけで
Ted Kennedyはフィレンツェに赴き、
国立中央図書館で他のボランティアたちとともに
泥まみれの書籍の救出に手を貸したのだそうです。
このときからKennedy氏はフィレンツェを愛し
たびたび旅行にも訪れていたようで
最後の訪問は2006年11月だとか。
フィレンツェとケネディ家の繋がりって実はあるらしく
Jacquelineは「世界はフィレンツェを必要としている」
という言葉を残していますし、
どうもSan Giuseppe教会には
ケネディ家にまつわるものがあるらしい!!
Chiesa di San Giuseppeの中のCappella del Santissimoに
Via Curcis (十字架の道)の13番目の留があり
それはJohn Fitzgerald Kennedyに捧げられているものだそうです。
ちなみに他にはガンディーやマルティン・ルーター・キングに
捧げられている留もあるそうです。
あぁ、知らなかった。
早速今週末確認に行かなくては!
Ted Kennedyの冥福を祈りつつ。